豊胸手術のダウンタイムの症状と期間はどれくらいなの?手術別の症状・期間を徹底解説

※この記事はプロモーションを含みます

記事の監修者

医師|坂内先生

銀座3丁目・BANNAI美容クリニック院長 坂内 誠(ばんない まこと) 国立新潟大学医学部大学院卒業。一般外科を経て大手美容外科院長を10年以上経験し、2020年に脂肪豊胸手術に特化したクリニックを開業して独立。現在に至る。 一般的に脂肪豊胸は自分の脂肪なので感触は自然だが四角く平たい皿型のバストになりがちなところ、オリジナルの注入法を考案開発した結果大手でもトップを続ける人気ドクターとなり、他院の修正依頼も多く日本全国はもとより海外からの指名も絶えないドクターだ。

「豊胸手術を受けたいけれどダウンタイムが不安」
「ダウンタイムはどのくらい続くの?」

豊胸手術で理想のバストを手に入れたいけれど、ダウンタイムが不安で挑戦できないという方は多いのではないでしょうか。豊胸手術のダウンタイムは手術方法によって症状や期間が異なるため、事前に把握しておくことが大切です。

本記事では豊胸手術のダウンタイムについて手術方法別に詳しく解説しています。ダウンタイムを短くする方法も解説していますので、豊胸手術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

豊胸手術の方法は2種類あり!手術法によってダウンタイムが異なる

まず豊胸手術のダウンタイムについて解説する前に、豊胸手術の方法について解説します。

豊胸手術には「シリコンバッグ挿入」「脂肪注入」の2種類の方法があります。手術方法によって効果持続期間・ダウンタイムなどが異なるため、比較した上で自分に合った手術方法を選ぶことが大切です。

シリコンバッグ挿入 脂肪注入
手術方法 胸下・ワキ下を切開してシリコンバッグを挿入する 太ももやお腹の脂肪を吸引して胸に注入する
サイズアップ 希望のサイズアップを期待できる 1〜2カップ程度
効果持続期間 10〜15年程度(入れ替えが必要) 半永久的
メリット 大幅なサイズアップを期待できる 自然な仕上がりが半永久的に持続する
デメリット 術後の痛みが強い
被膜拘縮が起きると硬くなる
     皮膜が石灰化することもある
大幅なサイズアップは期待できない(納得するまで数回受ける必要あり)
脂肪吸引部のダウンタイムが長引くことがある
     しこりができることがある
こんな方におすすめ 大幅なサイズアップを目指したい方 自然な仕上がりを目指したい方


ここからはそれぞれの手術方法のダウンタイムについて詳しく解説します。

シリコンバッグ豊胸|どの豊胸手術より強い痛みがある

「シリコンバッグ豊胸」は胸下やワキ下を切開し、シリコンバッグを挿入することでサイズアップを目指す豊胸手術です。

注入による豊胸は1〜2カップ程度のサイズアップが限界ですが、シリコンバッグ豊胸は希望サイズのシリコンバッグを挿入できるため、一度の手術で大幅なサイズアップを目指せます。シリコンバッグ豊胸で起こり得るダウンタイムの症状は以下の通りです。

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムで起こり得る症状

【シリコンバッグ豊胸のダウンタイムで起こり得る症状】
・痛み
・内出血
・傷跡

シリコンバッグ豊胸は2種類の手術方法の中で「術後の痛みが最も強い手術方法」です。痛みの感じ方には個人差がありますが、術後数日間は笑ったり寝返りをうったりするのも辛い場合があります。

痛みの強さやダウンタイムの症状はシリコンバッグの大きさや挿入する部位によって異なるのが特徴です。

【シリコンバッグ挿入部位】
・大胸筋の下
・大胸筋の膜を剥がしてその下に入れる
・乳腺の下に入れる
・大胸筋の下と乳腺の下を半分ずつ

上記4つの中で最も強い痛みを感じるのは「大胸筋の下」にシリコンバッグを挿入する場合です。この手術方法の場合術後1〜2週間程度は胸に何か当たるだけでもかなり強い痛みを感じることがあります。

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムは1〜2ヶ月程度
症状 期間
痛み かなり強い痛みを伴う 1〜2週間程度
内出血 切開部・シリコン挿入部が赤紫色になる 1〜2週間程度
傷跡 数センチ程の傷跡ができる 半年〜1年程度


シリコンバッグ豊胸は術後1〜2週間程度の間、強い痛みや内出血の症状が現れます。ほとんどのクリニックでは痛み止めや鎮痛剤を処方してくれますが、不安な方は1週間程度まとまった休日を取っておくと安心でしょう。

また、シリコンバッグ豊胸ではバッグを挿入するために「ワキ下」または「アンダーバスト」を数センチ切開するため傷跡が残る可能性があります。半年〜1年程度で徐々に目立たなくなっていきますが、注入治療より傷跡が残るリスクが高いことを把握しておきましょう。

ごく稀に「カプセル拘縮(こうしゅく)」「石灰化」などのトラブルが現れる人もいます。

カプセル拘縮:体やシリコンバッグを異物と認識し、バッグ周辺にできた被膜が硬くなってしまうこと
石灰化:被膜にカルシウムの結晶が沈着してしまうこと

拘縮は体の正常な働きですが、稀に被膜が徐々に厚くなりバッグにダメージを与えてしまう可能性があります。一度カプセル拘縮になるとバッグを入れ替えても再度拘縮になる可能性が高いため、バッグを取り出し脂肪注入など他の治療を受けなければならないことが多いです。

石灰化は被膜周辺にカルシウムの結晶が付着し硬くなってしまうことを言います。術後すぐに現れる症状ではなく、10年以上など長期的にバックを挿入していると起こる現象です。石灰化によってバッグが損傷してしまうことはないため、取り出し手術を受ける必要はありませんが、石灰化になる可能性があるということは把握しておきましょう。

医師|坂内先生
医師|坂内先生
シリコンバック豊胸は、1回で2カップ以上確実に大きく出来るのが最大のメリット。しかし一生ものではなく10年以上経過すると入れ替えの必要もありますし、感触や動きが不自然でバレやすいというデメリットがあります。

脂肪注入豊胸|脂肪吸引の痛みが強い

脂肪注入豊胸は、太ももやお腹から採取した脂肪を豊胸に適した状態に加工しバストに注入する手術です。脂肪ならではの動きや柔らかさが特徴で、自然なバストを手に入れたい方に適しています。太ももやお腹から脂肪を吸引するため、バストアップ効果だけでなく部分痩せ効果も期待できるのが特徴です。

脂肪注入豊胸は自身の細胞を注入するため、拒否反応が出ることがほとんどありません。一度定着した脂肪は半永久的に持続するので、効果持続期間の長い手術を受けたい方におすすめです。

脂肪注入豊胸のダウンタイムで起こり得る症状

【脂肪注入豊胸のダウンタイムで起こり得る症状】
・痛み
・内出血
・腫れ
・拘縮

脂肪注入豊胸は注入部よりも脂肪吸引部の方がダウンタイムの症状が重いと言われています。痛み・内出血は2週間〜1ヶ月程度で落ち着いていきますが、むくみは脂肪豊胸で必要な分だけ取る場合は1ヶ月程度、同時に痩身目的でがっつり取る場合は2〜3ヶ月程度続く可能性があります。

注入部は脂肪吸引部と比べるとダウンタイムが軽いものの、痛みが1週間程度続き、腫れや内出血も1ヶ月程度続くのが特徴です。

また、脂肪注入豊胸は注入した全ての脂肪が定着するわけではなく、最終的な仕上がりは手術直後より小さいサイズにおさまります。定着しなかった脂肪がそのまま壊死してしまうとしこりになってしまうこともあり、放置していると石灰化しバストの形がいびつになってしまうこともあります。

しこりができるリスクを防ぎ、自然できれいなバストを手に入れるためには、技術力の高い医師による施術を受けることが重要です。

脂肪注入豊胸のダウンタイムは2〜3ヶ月程度
症状 期間
痛み バスト:軽い痛み
吸引部:筋肉痛のような痛み
1〜2週間程度
内出血 バスト全体と吸引部に現れる 2週間〜1ヶ月程度
腫れ・むくみ 腫れ・むくみを起こす 1ヶ月程度
拘縮 脂肪吸引部位の皮膚表面が凸凹になる 1週間後〜3ヶ月後


脂肪注入豊胸は他の手術方法よりダウンタイムが長引きやすい傾向にあります。特に脂肪吸引部位は痛み・内出血・腫れ・むくみなどが数週間〜数ヶ月程度続くことがあります。

ダウンタイムの症状が全て落ち着き、バストも安定するまでには3ヶ月程度かかる可能性があることを把握しておきましょう。

医師|坂内先生
医師|坂内先生
ヒアルロン酸は手軽さが最大のメリットですが、効果が不確実でコスパが悪く合併症も多いので2022年秋には学会から事実上禁止勧告が出ています。つまり豊胸には向いていないというのが最大のデメリットですね。

豊胸手術のダウンタイム期間中に控えるべきことは?より早くダウンタイムを終えるコツを紹介

豊胸手術はダウンタイムを完全になくすことはできませんが、正しい過ごし方をすることで早く終えることができます。

ここからは手術方法別にダウンタイム期間中に控えるべきことと正しい過ごし方を紹介します。豊胸手術のダウンタイムに不安を感じている方はぜひ参考にしてみてください。

医師|坂内先生
医師|坂内先生
豊胸手術のダウンタイムは一度出てしまうと回復までどうしても時間がかかってしまいますから、なるべく出さないようにするのが大事です。 手術後2日間は特に動いてしまうと内出血や腫れが酷くなってしまうので、特にこの期間は安静に過ごしましょう。

シリコンバッグ豊胸のダウンタイム中の正しい過ごし方

・術後3日間はバストバンドで患部を固定
・シャワーや入浴は固定を外すまで不可
・激しい運動や重いものを持つ行動は控える
・飲酒や喫煙は控える

シリコンバッグ豊胸は術後3日間程度バストバンドで患部を固定する必要があります。しっかり固定していなかったり安静にしていなかったりするとバッグがずれてしまう可能性があるため注意が必要です。シャワーや入浴も固定を外すまでは控えるようにしましょう。

また、激しい運動をしたり重いものを持ったりすると、患部に負担がかかり出血してしまう恐れがあります。飲酒や喫煙も傷口の回復を妨げてしまうので、術後1ヶ月程度は控えた方がいいでしょう。

脂肪注入豊胸のダウンタイム中の正しい過ごし方

・術後48時間は吸引部を固定
・固定を外すまではシャワー不可
・激しい運動は控える
・飲酒や喫煙は控える

脂肪注入豊胸は術後48時間は吸引部を包帯などで固定する必要があります。固定が取れるまではシャワーなどで患部を濡らしてしまわないよう注意しましょう。

脂肪注入は吸引部に内出血や腫れの症状がでやすいため、激しい運動などの血行がよくなる行動は控えることが大切です。

他の手術にも共通していますが、飲酒や喫煙は回復を遅らせる原因になるのでできるだけ控えるようにしましょう。

医師|坂内先生
医師|坂内先生
また、実は”手術でダウンタイムをなるべく出さない!”ということが、ダウンタイムを最小にする最大のコツになりますので、ドクターの経験や技術も仕上がりと同時にダウンタイムを減らす要因だということを覚えておきましょう。

豊胸手術のダウンタイムに関するQ&Aをご紹介!

豊胸手術のダウンタイムについて解説してきましたが、まだ分からないことがあるという方もいるでしょう。
ここでは豊胸手術のダウンタイムに関する以下のよくある必要についてお答えします。

・仕事はいつから復帰できるの?
・術後に授乳しても大丈夫なの?
・日常生活にはどんな支障があるの?

ひとつずつ詳しく解説しますので、不安なことがある方は事前に解消しておきましょう。

仕事はいつから復帰できるの?

仕事復帰できるタイミングは手術方法によって異なります。

・シリコンバッグ豊胸:術後1週間休むのがベスト
・脂肪注入豊胸:術後2〜3日は休むのがベスト

シリコンバッグ豊胸は術後1週間程度は強い痛みを伴うため、まとめて休暇を取っておくのがおすすめです。

脂肪注入豊胸は痛み止めや鎮静剤で術後の痛みを調整できますが、患部が安定していない状態なので2〜3日は休めるといいでしょう。

術後に授乳しても大丈夫なの?

豊胸手術が授乳に悪影響を与えることはないため、術後に授乳することは可能です。これはどの手術方法も共通しています。

ただ、シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸は痛みや内出血などの症状が起こりやすいため、傷口に負担をかけないためにも術後数ヶ月は控えた方が良いでしょう。

日常生活にはどんな支障があるの?

シリコンバッグ豊胸と脂肪注入豊胸は術後の痛みや内出血の症状が大きく現れるため、普段通りの生活が数日間できなくなることがあります。

医師|坂内先生
医師|坂内先生
シリコンバック豊胸の場合は、術後の痛みが一番問題になります。よって痛みから回復するまで、しっかりと休みをとることが大事です。 脂肪豊胸の場合、胸はそれ程日常生活に問題になることはないですが、脂肪吸引を太腿から取った場合は便座など硬いところに座ると痛みが出たり、足の甲がパンパンに腫れてヒールなどが履きにくくなったりとかの不都合が出ることがありますね。

ダウンタイムを早く終わらせ患部を安定させるためにも、入浴・激しい運動・飲酒・喫煙などは控えた方がいいでしょう。

医師|坂内先生
医師|坂内先生
ダウンタイムが全くない手術というのはないので、事前に心の準備をして手術に臨みましょう!ダウンタイムを超えればコンプレックスが解消されて理想に近づいた自分が待っていますよ!

自分に合った豊胸手術方法を選択しましょう!

今回は豊胸手術のダウンタイムについて解説しました。

豊胸手術には「シリコンバッグ豊胸」「脂肪注入豊胸」の2種類の方法があり、得られる効果やダウンタイムの重さが異なります。

豊胸手術で失敗しないためにはダウンタイムの症状をよく理解し、自分に合った手術方法を選ぶことが大切です。

美容クリニック検索

RECOMMENDED

おすすめクリニック紹介

あなたの目的別におすすめの美容クリニックを発表
ランキング一覧をみる