鼻中隔延長手術のダウンタイムとは?期間と症状について詳しく解説

※この記事はプロモーションを含みます

「鼻中隔延長手術を受けたいけれどダウンタイムが不安...」
「ダウンタイムを短くする方法はある?」

鼻中隔延長手術は、鼻中隔(鼻の穴の間にある柱部分)を切開し、先端に軟骨を挿入して延長することでブタ鼻や短鼻の改善を目指す施術です。

理想の鼻を手に入れるために、鼻中隔延長手術を受けたいと検討している方も多いのではないでしょうか。ただ、「皮膚を切開する手術はダウンタイムが長くなるのでは」と不安に感じますよね。

そこで本記事では、鼻中隔延長手術のダウンタイムについて、症状・期間などを詳しく解説します。手術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

鼻中隔延長とは?手術方法と得られる効果を解説

鼻中隔延長とは、鼻中隔を切開して先端に軟骨(鼻中隔軟骨・耳介軟骨・助軟骨)を移植して延長することで、上に向いた鼻先(ブタ鼻・アップノーズ)を下向きにしたり、短鼻を改善したりする治療です。

【鼻中隔延長手術がおすすめな方】
・ブタ鼻やアップノーズに悩んでいる方
・鼻の穴が正面から見えやすい方
・鼻が短い方

鼻を整形する際の切開方法には、鼻の穴の中を切開する「クローズ法」と、鼻柱を切開する「オープン法」がありますが、鼻中隔延長手術ではオープン法が用いられます。

手術ではなるべく傷が残らないよう注意して施術を行いますが、傷が完全に治るまでには1〜3ヶ月程の時間が必要です。

鼻中隔延長​手術​のダウンタイムで起こり得る症状とは?

鼻中隔延長手術の傷跡が治るまでには、1〜3ヶ月程の時間がかかるとお伝えしましたが、そのうちの1〜2週間は以下のような症状が発生する可能性があります。

【鼻中隔延長手術のダウンタイム中の症状】
・痛みや熱感
・腫れ
・内出血

鼻中隔延長手術のダウンタイム期間中に起こり得る症状についてひとつずつ詳しく解説します。

ダウンタイムの症状1:痛みや熱感

鼻中隔延長手術のダウンタイム期間中に多くの方が感じる症状は「痛み」です。

鼻中隔延長手術は、全身麻酔や静脈麻酔を使用して行うため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。ただ、麻酔から切れてから2〜3日間は強い痛みを伴うため、クリニックで処方される痛み止めを服用する必要があります。

クリニックによっては、術後72時間の痛みを緩和してくれる「エクスパレル麻酔」を導入しているところもあるので、痛みが苦手な方は利用を検討してみるといいでしょう。

ダウンタイムの症状2:腫れ

鼻中隔延長手術のダウンタイム期間中は、患部の腫れが1週間程度続く可能性があります。他の鼻整形手術は、患部だけでなく頬やまぶたなども腫れることがありますが、鼻中隔延長手術で腫れが出るのは、ほとんどの場合鼻先だけです。マスクをすれば腫れを隠すことができ、学校や仕事に行くこともできます。

ダウンタイムの症状3:内出血

鼻中隔延長手術のダウンタイムには個人差があり、人によっては「内出血」が起こる可能性もあります。内出血が発生すると患部周辺が赤紫糸に変色しますが、ほとんどの場合はメイクで隠せる程度の赤みです。

術後の経過とともに1〜2週間程度で落ち着いていきますが、万が一2週間以上経っても落ち着かない場合は、手術を受けたクリニックに相談するようにしてください。

ダウンタイムの症状4:傷跡

鼻中隔延長手術は、鼻柱を切開するオープン法で行われることがほとんどです(クリニックによってはクローズ法の場合もある)。鼻柱の傷は正面からは見えにくく目立つことはありませんが、完全に治るまでには1〜3ヶ月程の時間がかかります。

1〜2週間程度で落ち着く痛み・腫れ・内出血などの症状とは違い、傷跡が治るのには時間がかかるため、鼻中隔延長手術のダウンタイム期間は1〜3ヶ月程続くということを把握しておきましょう。

鼻中隔延長手術直後から1ヶ月後までの経過を解説

ここでは鼻中隔延長手術のダウンタイム期間の経過を詳しく解説します。

手術当日:ギブスやガーゼで患部を固定
3日後:ガーゼを除去
7日後:抜糸・ギブス除去
1・3ヶ月後:術後健診

手術直後から1ヶ月後までの流れを把握できていると、手術を受けるスケジュールやダウンタイム期間中の過ごし方もイメージしやすいでしょう。手術を受ける前に、術後の流れをチェックしてみてください。

手術当日:ギブスやガーゼで患部を固定

鼻中隔延長手術当日は、鼻を固定し腫れ・内出血を予防するために、鼻全体にギブスを付けます。手術中に使用した麻酔が切れると徐々に患部周辺が腫れてきますが、ギブスを付けているため目立つことはありません。

また、鼻の内側(鼻の穴の中)には炎症止めのストローとガーゼを挿入します。手術当日は、時間が経過すると強い痛みを感じる可能性があるため、クリニックで処方された痛み止めを服用するようにしてください。

手術直後は患部が傷ついた状態なので、負担がかからないよう注意し寝る時も仰向けで寝るなど意識するようにしましょう。

3日後:ガーゼ除去

手術から3日後には、鼻の内側に詰めたストローとガーゼを除去します。3日程時間が経つと痛みは徐々に減っていき、腫れも少しずつ引いていきます。ただ、患部の傷が治ったわけではなく、負担をかけると痛み・腫れ・内出血などの症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。

また、体が温まるような行動をすると症状が長引いてしまうので、入浴・飲酒・激しい運動などは1週間経過するまで控えるようにしましょう。

7日後:抜糸・ギブス除去

7日後には抜糸をし、鼻を固定しているギブスやテープを除去します。クリニックによっては「溶ける糸」を使用して縫合することがありますが、その場合は抜糸をする必要はありません。

抜糸後は入浴・飲酒・運動・メイクなどの行動制限がなくなります。ただ、まだ傷口が安定しているわけではないので、洗顔する際は患部に刺激を加えないよう優しくし、できるだけ体に負担をかけないように生活するようにしましょう。

1・3ヶ月後:術後健診

クリニックによって異なりますが、手術から1・3ヶ月後には患部の状態をチェックするために健診を受ける必要があります。万が一、術後1ヶ月経ってもダウンタイムの症状が落ち着かない場合はクリニックの医師に相談するようにしましょう。

術後1ヶ月時点では、傷跡が完全に治らないこともありますが、メイクで隠せる程度のため普段通りの生活が送れるようになります。

ダウンタイム期間中の正しい過ごし方を解説!メイクや洗顔は当日からできる?

鼻中隔延長手術のダウンタイム期間中は、生活の中で注意しなければならないポイントがあります。

・シャワーは当日から可能
・洗顔・洗髪は翌日から可能
・メイクは抜糸2日後から可能
・入浴や飲酒は1週間控える
・塩分の多い食事は控える

万が一、間違った過ごし方をしてしまうと、ダウンタイムの症状が悪化し治るまでに時間がかかってしまう可能性があります。できるだけ早くダウンタイムを終わらせるためにも、ダウンタイム期間中の正しい過ごし方を把握しておきましょう。

シャワー:当日から可能

シャワーは当日からすることが可能です。体は通常通り洗えますが、顔にシャワーがかかると患部が濡れてしまう可能性があるため、首元や顔周りを洗う際は注意してください。

手術当日は洗顔ができないので、顔を拭けるメイクシートなどを用意しておくのがおすすめです。

洗顔・洗髪:翌日から可能

手術翌日は洗顔・洗髪が可能になります。洗顔をする際は患部が濡れないように注意し、手でお湯をすくって優しく洗うようにしましょう。髪を洗う際も、顔全体にシャワーがかからないよう注意することが大切です。

メイク:抜糸2日後から可能

メイクは患部周辺以外であれば手術当日から可能です。ただ、手術当日は洗顔ができないため、メイクをするのは控えたほうがいいでしょう。

抜糸後から2日後になると、患部周辺もメイクができるようになり、内出血や傷口部分もメイクで隠せるようになります。

入浴・飲酒:1週間は控える

術後1週間は入浴・飲酒・激しい運動など、体が温まる行動を控える必要があります。理由は、体が温まる行動をすると血行が良くなり、痛み・腫れ・内出血などの症状が悪化し、治るまでに時間がかかってしまう可能性があるからです。

万が一、仕事や学校で体を動かさなければならない場合は、お休みを取るかできるだけ動きを少なくするなど工夫するようにしてください。

食事:塩分の多い食事を控える

塩分の多い食事はむくみの原因となるため、術後はできるだけ控えたほうがいいとされています。特別な食事制限をする必要はありませんが、術後数日は塩分を控え、ダウンタイムの症状が悪化しないように注意しましょう。

鼻中隔延長手術のダウンタイムに関するQ&A

最後に鼻中隔延長手術のダウンタイムに関する、よくある疑問・質問について解説します。

・仕事や学校はいつから行ける?
・ダウンタイム中の痛みを緩和する方法はある?
・鼻中隔延長手術のダウンタイムをなくすことはできる?

鼻中隔延長手術は、一度の施術で理想の鼻を手に入れることができますが、ダウンタイムのリスクがある施術です。手術を受けてから後悔することがないよう、疑問点・不安点は事前に解消しておくようにしましょう。

仕事や学校はいつから行ける?

鼻中隔延長の痛みや腫れなどの症状は、術後3日程度で落ち着く場合が多いため、そのタイミングで復帰するといいでしょう。手術翌日に行くことも可能ですが、痛み・腫れが引いていない状態では仕事や勉強に集中できない可能性があります。

また、仕事や授業で体を動かす機会がある場合は、お休みするのがおすすめです。万が一、体を動かして血行が良くなると、痛み・腫れ・内出血などの症状が悪化してしまう可能性があります。

ダウンタイム中の痛みを緩和する方法はある?

鼻中隔延長手術後の痛みは、クリニックで処方される痛み止めを服用することで緩和できます。術後2〜3日は強い痛みを感じやすいので、症状に合わせて薬を服用するようにしましょう。

また、クリニックによっては、術後72時間の痛みを緩和できる「エクスパレル麻酔」を導入しているところもあります。痛みが苦手な方や、ダウンタイムに不安を感じている方は、エクスパレル麻酔を導入しているクリニックを選ぶのがおすすめです。

鼻中隔延長手術のダウンタイムをなくすことはできる?

鼻中隔延長手術のダウンタイムは、完全になくすことはできません。症状の重さには個人差がありますが、皮膚を切開する手術は必ずダウンタイムを伴います。

鼻中隔延長手術の場合は、1〜2週間程度痛み・腫れ・内出血などの症状が続き、傷跡が治るまでに1〜3ヶ月程の時間がかかることを頭に入れておきましょう。

ダウンタイムを完全になくすことはできませんが、正しい過ごし方をすることで短縮することはできます。術後は幹部に負担をかけないように注意し、入浴・飲酒・激しい運動などを控えるようにしてください。

術後1週間は安静に過ごすようにしましょう

今回は鼻中隔延長手術のダウンタイムについて解説しました。

鼻中隔延長手術のダウンタイムの症状や期間は個人差がありますが、術後数日間は痛みが続き、1〜2週間程度腫れや内出血などの症状が続きます。また、傷跡が完全に治るまでには1〜3ヶ月程の時間がかかるため、それらを踏まえた上で手術を受けるタイミングを決めることが大切です。

ダウンタイムの症状や副作用のリスクは個人差があるので、不安な点がある方はクリニックのカウンセリングで相談し、納得した上で手術を受けられるようにしましょう。