鼻プロテーゼ​(​隆鼻術)のダウンタイムとは?期間や症状について詳しく解説

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鼻プロテーゼ(​隆鼻術)は、鼻筋にプロテーゼ(人工軟骨)を挿入することで鼻を高く見せる手術です。「鼻が低いのがコンプレックス...」「高い鼻に憧れる」と、鼻の形に悩みを抱えている方の中には、鼻プロテーゼ手術を検討している方もいるのではないでしょうか。

ただ、鼻整形をする上で多くの方が不安に感じるのはダウンタイムです。どのくらいの期間ダウンタイムが続くのか、痛みや腫れはどの程度出るのかなど疑問に感じる方も多いでしょう。

そこで本記事では、鼻プロテーゼ手術のダウンタイム期間・症状について詳しく解説します。ダウンタイム期間中の正しい過ごし方や、できるだけ早く終わらせる方法も解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

鼻プロテーゼのダウンタイム期間は1ヶ月程度!術後から1ヶ月後までの経過を解説

鼻プロテーゼのダウンタイム期間には個人差がありますが、完全に症状が落ち着くまでに1ヶ月程度かかると言われています。術後すぐは患部の腫れや痛みが強く、鼻だけではなくまぶたや頬などにも症状が現れます。

ここでは術後すぐから1ヶ月後までの経過を期間ごとに詳しく解説しますので参考にしてみてください。

手術当日:患部をギブスやテープで固定

鼻プロテーゼ手術当日は、術後に強い痛みや腫れが出る可能性があります。

手術中は麻酔を使用しているため痛みを感じることはほとんどありませんが、術後麻酔が切れると徐々に痛みが出てくることを頭に入れておきましょう。ほとんどのクリニックでは術後に服用する痛み止めを処方してくれるので、医師の指示に従って服用するようにしてください。

また、鼻プロテーゼ手術当日は、患部をテープやギブスで固定します。テープ・ギブスを術後すぐに外してしまうと、プロテーゼが安定しない可能性があるので患部には触れないよう注意して過ごすことが大切です。

手術2日〜1週間後:ギブスを外せる

術後3日程度経過するとテープやギブスを外すことができます。5日後からは患部の洗顔も可能になりますが、ギブスを外した後の鼻はまだ完全に安定している状態ではないため、優しく洗顔することが大切です。

術後3日程経過すると徐々に痛みも落ち着いていき、5〜7日後に抜糸をすると腫れも少しずつ引いていきます。ギブス・テープの除去、抜糸までは痛みや腫れは続くものとして考えておくといいでしょう。

1週間〜半月後:痛みを感じなくなる

術後1週間で抜糸をしたあとは痛みを感じることはほとんどなくなり、傷跡も目立ちにくくなっていきます。万が一、1週間以上経過しても痛みが引かない場合は、手術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

腫れは少しずつ引いてくるものの完全になくなるわけではありません。プロテーゼが完全に安定するまでは患部にあまり触れないように注意して生活することが大切です。

1ヶ月後:通常通りの生活に戻れる

術後1ヶ月経過すると痛みや腫れはほとんどなくなり、通院などの全ての過程が終了します。入浴・飲酒・運動などの行動制限もなくなるため、普段通りの生活を送れるようになるでしょう。

ただ、1ヶ月後もプロテーゼは完全に定着したわけではなく、安定するまでには2ヶ月程度かかるとされています。術後2ヶ月間は鼻に負担をかけないよう注意し、完全に安定するまで様子を見るようにしてください。

鼻プロテーゼのダウンタイムで起こる症状とは?腫れ・内出血など

鼻プロテーゼのダウンタイム期間中に起こる症状には以下のようなものがあります。

・痛み
・腫れ
・内出血
・違和感

それぞれ具体的にどのような症状が出るのか解説します。

ダウンタイムの症状1:痛み

鼻プロテーゼのダウンタイム期間中に多く見られる症状のひとつは「痛み」です。手術中は麻酔を使用しているため痛みを感じることはほとんどありませんが、麻酔が切れると徐々に強い痛みを感じるようになります。

術後すぐは強い痛みを感じる可能性がありますが、クリニックで処方される内服薬を服用することで軽減することが可能です。クリニックによっては術後3日間の痛みを緩和できる「エクスパレル麻酔」を導入しているところもあるので、痛みが不安な方はクリニックを選ぶ際にチェックしてみてください。

術後2〜3日間が痛みのピークで、1週間程度経つと徐々に落ち着いていきます。万が一、1週間以上経っても痛みが落ち着かない場合は、手術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

ダウンタイムの症状2:腫れ

鼻プロテーゼのダウンタイム期間中は、患部・まぶた・頬などが腫れる可能性があります。腫れの度合いは人によって異なりますが、多くの場合術後数日間は強い腫れが出るためあまり気にしないように過ごすようにしましょう。

腫れはすぐには引かず、完全に落ち着くまでには2週間〜半月程度かかる可能性があります。

ダウンタイムの症状3:内出血

ほとんどの人は、術後に「内出血」の症状が起こります。内出血の度合いも個人差がありますが、ひどい場合も術後3日程度で徐々に落ち着いていきます。完全に治るまでには時間がかかりますが、2週間程度で黄色く変化しその後少しずつ元の状態に戻っていくのが特徴です。

ダウンタイムの症状4:違和感

鼻プロテーゼは鼻筋に人工軟骨(異物)を挿入する施術のため、術後数日間は「違和感」を感じることがあります。気になると患部を触りたくなってしまうかもしれませんが、安定していない状態で触れてしまうとプロテーゼがずれてしまう可能性があるため注意が必要です。

術後に違和感を感じたとしても、1週間程度経過すると徐々にその状態は薄れていくので、あまり気にせずに過ごすようにしましょう。

鼻プロテーゼのダウンタイム期間中の正しい過ごし方を解説

鼻プロテーゼのダウンタイム期間中は、生活する上で注意しなければならないポイントがいくつかあります。

・シャワーは当日から可能
・入浴は1週間控える
・運動は1週間控える
・アイメイクや眉メイクは当日から可能

間違った過ごし方をしてダウンタイムを長引かせてしまわないよう、注意すべきポイントを事前にチェックしておきましょう。

シャワー:当日から可能

シャワーは手術当日から可能です。身体は通常通り洗えますが、顔に直接シャワーを当てないよう注意してください。

洗顔も手術当日から可能ですが、シャワーを直接当てると患部に負担がかかってしまうため注意が必要です。洗顔をする際は手で優しくお湯をすくい、患部を避けて洗うようにしましょう。

入浴:1週間は控えるのがベスト

入浴は術後1週間は控える必要があります。理由は入浴をして身体が温まると血行がよくなり、内出血や腫れの症状を長引かせてしまう可能性があるからです。

1週間後からは入浴しても問題はありませんが、人によってはまだ内出血・腫れの症状が落ち着いていない可能性もあるため、症状を見ながら判断する必要があります。

運動:1週間は控える

運動や激しい動きも術後1週間は控えた方がいいとされています。運動や激しい動きをすると、入浴同様に身体が温まり血行がよくなるため、内出血や腫れの症状を長引かせてしまう可能性があるからです。

軽い散歩程度であれば問題ありませんが、激しい運動は控えるようにしましょう。また、仕事で重い物を持ったり激しく動いたりする方は、術後数日間は仕事を休み安静に過ごすようにするのが大切です。

メイク:アイメイクや眉メイクは当日から可能

手術当日に顔全体をメイクすることはできませんが、アイメイクや眉メイクであれば可能です。ただ、術後数日間はメイクをしても映えない可能性があり、洗顔をするのも難しくなるためできれば控えた方がいいでしょう。

抜糸後は顔全体のメイクが可能になりますが、患部を強くこすったり押したりするとプロテーゼがずれてしまう可能性があります。メイクをする際は患部に刺激を与えないよう注意し、洗顔時も負担をかけないよう優しく洗うようにしましょう。

鼻プロテーゼのダウンタイムに関するQ&A

最後に鼻プロテーゼのダウンタイムに関するよくある疑問・質問について解説します。

・仕事や学校にはいつから行ける?
・ダウンタイム期間中に患部を隠す方法は?
・鼻プロテーゼのダウンタイムをなくすことはできる?

ひとつずつ詳しく解説しますので、手術を受ける前にチェックしてみてください。ここでも解消できない疑問・質問は、クリニックのカウンセリングで相談し手術前に解消しておくようにしましょう。

仕事や学校にはいつから行ける?

痛みや内出血の症状は術後3日程度で落ちつくため、そのタイミングで仕事・学校に復帰することは可能です。ただ、マスクやメガネをしていても腫れや内出血の症状は隠しきれない場合が多いので、周りにバレたくない方は1週間程度お休みするといいでしょう。

また、力仕事をしたり授業でスポーツを行ったりすると、血行がよくなり腫れや内出血の症状が長引いてしまう可能性があります。万が一、身体を動かさなければならない場合は、できるだけ動きを少なくする・激しい動きを長時間続けないなど工夫するようにしましょう。

ダウンタイム期間中に患部を隠す方法は?

ダウンタイム期間中はマスクやメガネで患部を隠せます。この時注意したいのは、患部に負担がかからないものを選ぶことです。マスクはワイヤーなしの物を選び、メガネは軽量で鼻に負担がかからない物を選びましょう。

鼻プロテーゼのダウンタイムをなくすことはできる?

鼻プロテーゼのダウンタイムを完全になくすことはできません。症状の重さには個人差がありますが、切開する手術は全てダウンタイムを伴います。最低でも1週間はダウンタイムが続くことを頭に入れ、生活に支障が出ないタイミングで手術を受けるようにしましょう。

また、ダウンタイムを完全になくすことはできませんが、正しい過ごし方をすることで短くすることは可能です。入浴・飲酒・運動などは術後1週間は控え、プロテーゼが安定するまでは患部に触れないよう注意して過ごすようにしましょう。

ダウンタイム期間中は安静に過ごすようにしましょう

今回は鼻プロテーゼ手術のダウンタイムについて解説しました。

鼻プロテーゼのダウンタイム期間や症状は個人差があるものの、1ヶ月程度は痛み・腫れ・内出血などの症状が出る可能性があります。できるだけダウンタイムを短くするためには、入浴や飲酒など身体が温まる行動を控え、患部に負担をかけないよう注意して過ごすことが大切です。

鼻プロテーゼのダウンタイムについて不安がある方は、クリニックのカウンセリングで相談し、不安を解消した上で手術を受けるようにしましょう。