小鼻縮小ダウンタイムの期間・症状とは?ダウンタイム期間中の過ごし方も徹底解説

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記事の監修者

Medimee編集部|佐藤

美容医療に関する情報配信に従事。医療脱毛、二重整形、ヒアルロン酸など美容医療に幅広く精通している。全国の美容クリニック100院以上を網羅し、美容情報やクリニックを発信している。

「小鼻の広がりが気になる...」「整形したいけれどダウンタイムが不安」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

多くの美容クリニックでは、小鼻整形として「小鼻縮小手術」を提供しています。余分な皮膚を切開する方法や、糸を使用して切らずに整形する方法があり、理想の鼻に合わせて選択することが可能です。

小鼻縮小手術は美容治療の中でも人気の施術ですが、ダウンタイムが心配と感じる方も多くいます。

そこで本記事では小鼻縮小のダウンタイム期間や症状について、手術方法別に詳しく解説します。ダウンタイム期間中の正しい過ごし方も解説しますので、整形を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

小鼻縮小のダウンタイムとは?期間・症状は手術方法によって異なる

小鼻縮小は大きく分けて「切開法」「埋没法」「ボトックス注射」の3種類の方法があります。ダウンタイムの期間や症状は手術方法によって異なり、切開する施術の方が重い症状が長引くのが特徴です。

まずは手術方法別にダウンタイムの期間と起こり得る症状を解説します。

切開法小鼻縮小は1ヶ月程度ダウンタイムが続く

切開法小鼻縮小は、小鼻を切開して余分な皮膚や皮下脂肪を除去し縫合することで、張り出した側面を改善したり鼻の穴を小さくしたりする施術です。

鼻の穴の中を切開する「内側切開法」と、鼻翼の外側を切開する「外側切開法」があり、切開部分によってダウンタイムの期間が異なります。

内側切開法 外側切開法
施術時間 20〜40分程度 60分程度
ダウンタイム期間 1ヶ月程度 3〜6ヶ月程度
痛み・腫れ・内出血 5〜7日程度 5〜7日程度
傷跡 1ヶ月程度 3〜6ヶ月程度

切開法は、埋没法・ボトックス注射と比べてダウンタイムが長引きやすい施術です。術後2〜3日程度は痛みが続き、3〜6日程度で徐々に落ち着いていきます。術後5日目あたりで抜糸し、その後は痛み・腫れ・内出血などの症状はほぼなくなるのが特徴です。

内側切開法と外側切開法では傷跡が残る期間に大きな違いがあります。内側切開法は鼻の穴の中を切開するため傷跡が目立ちにくく、1ヶ月程経つと自然な状態に戻ります。

一方、外側切開法は傷跡が目立ちやすく、完全に治るまでに3〜6ヶ月程度の時間がかかります。抜糸後はメイクすることが可能なので、ファンデーションなどで隠すといいでしょう。

埋没法小鼻縮小のダウンタイムは1〜2週間程度

埋没法小鼻縮小は、皮膚を切らずに小鼻を小さくできる施術です。小鼻の外側から極細の針を刺して糸を通し、結ぶことで小鼻を縮小させます。外側の張り出しを改善できるだけでなく、鼻の穴を小さくすることが可能です。

施術時間 15分程度
ダウンタイム期間 1〜2週間程度
痛み 2〜3日
腫れ ほぼなし
内出血 ほぼなし
傷跡 ほぼ残らない

埋没法小鼻縮小は切開法と比べるとダウンタイムがほとんどありません。2〜3日程度痛みやツッパリ感を感じることがありますが、腫れや内出血が起こりにくいのが特徴です。極細の針を使用して施術するため、傷跡が残ることもほとんどありません。

ボトックス小鼻縮小はダウンタイムがほとんどなし

ボトックス注射による小鼻縮小は、鼻にボトックス注射を打つことで筋肉の働きを抑制し、笑った時の小鼻の広がりを改善する施術です。

余分な皮膚を除去するわけではないため、根本的に小鼻を改善することはできませんが、表情筋による小鼻の広がりが気になる方はボトックス注射を打つことで手軽に悩みを解消できます。

ボトックス注射はダウンタイムがほとんどないというメリットがありますが、効果持続期間が3〜6ヶ月と短い点がデメリットです。

施術時間 5分程度
ダウンタイム期間 1〜2週間程度
痛み ほぼなし
腫れ ほぼなし
内出血 ほぼなし
傷跡 ほぼ残らない


ボトックス注射は5分程度で施術でき、ダウンタイムが起こることもほとんどありません。まれに腫れや内出血が出る場合もありますが、2週間程度で落ち着きます。

【ボトックス注射を受けられない方】
・神経筋疾患をお持ちの方
・高度の呼吸機能障害をお持ちの方
・妊娠中または妊娠の可能性がある方

手軽に受けられるボトックス注射ですが、上記に該当する方は施術を受けられないので注意してください。

小鼻縮小ダウンタイムで起こり得る症状とは?痛み・腫れ・内出血など

小鼻縮小のダウンタイム期間中に起こりえる症状は以下の通りです。

・痛み
・腫れ
・内出血
・傷跡

それぞれ具体的にどのような症状が起こるのか、手術方法別に詳しく解説します。

小鼻縮小ダウンタイムの症状1:痛み

切開法・埋没法による小鼻縮小は、術後数日間痛みを感じる可能性があります。特に切開法は強い痛みを感じやすいため、ほとんどのクリニックで痛み止めを処方してくれます。

埋没法は強い痛みが出ることはあまりありませんが、鼻の下が突っ張るような違和感を感じることが多いようです。

どの手術方法も施術中は麻酔を使用するため痛みを感じませんが、麻酔が切れると徐々に痛みや違和感を感じる可能性があります。

ボトックス注射は痛みや違和感を感じることはほとんどないため、気軽に挑戦できるでしょう。

小鼻縮小ダウンタイムの症状​2​:腫れ

切開法小鼻縮小は、術後5〜7日間程度腫れが続く可能性があります。ダウンタイム期間は個人差があるため、人によっては1〜2週間程度腫れが続くケースもあるようです。

埋没法・ボトックス注射は、術後に腫れが出ることはほとんどありません。ただ、患部を強くこすったり触りすぎたりすると、腫れや感染症のリスクが高くなるので注意しましょう。

小鼻縮小ダウンタイムの症状3:内出血

切開法小鼻縮小は、術後5〜7日間程度内出血が続き、患部が赤紫色になることがあります。メイクで隠せる程度の赤みですが、2週間程度経つとほぼ赤みが引き、自然な状態に戻ります。

埋没法・ボトックス注射は、内出血が起こることもほとんどありません。まれに症状が出る方もいるようですが、1〜2週間程度で落ち着きます。

小鼻縮小ダウンタイムの症状4:傷跡

小鼻縮小は患部に数日〜数ヶ月程度、傷跡が残る可能性があります。特に外側切開法は傷跡が目立ちやすく、完全に治るまでに3〜6ヶ月程度の時間が必要です。内側切開法も傷跡はできますが、鼻の穴の中にできるため外から見て目立つことはありません。

極細の針を使用する埋没法・ボトックス注射は傷跡ができにくいのが特徴です。周りにバレずに整形したい方、傷跡を残したくない方は切らない小鼻縮小を選ぶといいでしょう。

ダウンタイム期間の経過を解説!手術直後からの経過とは?

それぞれの施術のダウンタイム期間・症状が分かったところで、手術直後から1週間後までの経過を詳しく見てみましょう。切開法小鼻縮小と切らない小鼻縮小(埋没法・ボトックス注射)に分けて解説します。

切開法小鼻縮小のダウンタイム期間の経過

切開法小鼻縮小のダウンタイム期間の経過は以下の通りです。

経過 症状
手術直後 痛み・腫れ・傷跡が目立つ
1〜2日後 痛み・腫れが強く出る
3〜6日後 痛み・腫れが徐々に引いてくる
※5日目で抜糸するケースが多い
1〜2週間後 痛み・腫れがほとんどなくなる
※内側切開の場合は傷跡が目立たなくなる
1ヶ月後 痛み・腫れはなくなる
※外側切開はまだ傷跡が目立つ
3〜6ヶ月後 外側切開も傷跡が目立たなくなる

上記はあくまでも目安で、ダウンタイムの期間や症状には個人差があります。痛みや腫れが2週間以上たっても引かない場合は、施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

切らない小鼻縮小のダウンタイム期間の経過

切らない小鼻縮小のダウンタイム期間の経過は以下の通りです。

経過 症状
手術直後 痛み・違和感がある
1〜2日後 少し痛み・違和感がある
3〜6日後 痛み・違和感が落ち着く
1〜2週間後 ダウンタイムの症状がほぼなくなる
1ヶ月後 自然な状態に戻る


埋没法・ボトックス注射はダウンタイムが起こりにくい施術ですが、人によっては腫れや内出血の症状が出る場合もあります。痛み・腫れ・内出血の症状が出た場合は、クリニックで診察してもらうようにしましょう。

ダウンタイム期間の正しい過ごし方を解説!メイクや入浴はいつからできる?

ダウンタイム期間中は、メイク・入浴・運動などの行動が制限されることがあります。手術方法別に詳しく解説します。

切開法 埋没法 ボトックス注射
メイク 抜糸後から可能 翌日から 当日から
シャワー 当日から 当日から 当日から
入浴 3〜4日後から 当日から 当日から
運動 1週間後から 翌日から 当日から
飲酒 1週間後から 当日から 当日から

ボトックス注射による小鼻縮小は、メイク・入浴・運動など特に制限がかかることはありません。埋没法も当日から入浴はできますが、メイク・運動は翌日までしないようにしましょう。

切開法はダウンタイム期間中の制限が多く、メイクは抜糸以降・入浴は3〜4日以降・運動や飲酒は1週間後から可能です。

ダウンタイム期間中の注意点とは?早く治すためのNG行動を発表

施術方法によって注意点は異なりますが、共通して気をつけるべきポイントがいくつかあるので解説します。

・患部をこすったり刺激を与えたりしない
・シャワーを患部に直接かけない
・体が温まるような行動を控える

全ての施術に共通する注意点は、患部をこすったり刺激を与えたりしないことです。傷跡が大きい切開法はもちろん、傷が小さい埋没法・ボトックス注射も患部に刺激を与えると痛みや内出血が強くなる可能性があります。

シャワーを直接当てることも刺激になるので、術後数日間は洗顔を優しく行うように意識しましょう。

また、飲酒や激しい運動など体が温まるような行動をすると、内出血が長引きやすくなるため注意が必要です。

小鼻縮小ダウンタイムに関するQ&A

最後に小鼻縮小のダウンタイムに関するよくある質問について解説します。

・ダウンタイムの起きにくい施術は一体どれ?
・早くダウンタイムを終わらせる方法とは?
・小鼻縮小は周りにバレる?仕事には行けるのか

施術を受けてから後悔することがないよう、疑問点や不安点は事前に解消しておくようにしましょう。

ダウンタイムの起きにくい施術は一体どれ?

ダウンタイムが起きにくい施術は埋没法とボトックス注射です。埋没法はダウンタイムが少なく、半永久的な効果を持続できます。ボトックス注射は3〜6ヶ月程度で効果が切れてしまうため、ダウンタイムを抑えて半永久的な効果を得たい方は埋没法小鼻縮小を選ぶといいでしょう。

ただ、埋没法も糸が切れてしまったり緩んでしまったりすると、再施術しなければならないため、根本的に改善したい方は切開法小鼻縮小を選ぶのがおすすめです。

早くダウンタイムを終わらせる方法とは?

ダウンタイムを早く終わらせるためには、入浴・飲酒・激しい運動などの制限期間を守ることが大切です。体が温まる行動をすると内出血や痛みが長引いてしまう可能性があります。

また、患部に刺激を与えると痛みが強くなりやすく、雑菌が入ることで感染症になるリスクもあるので注意しましょう。

小鼻縮小は周りにバレる?仕事には行けるのか

埋没法とボトックス注射による小鼻縮小は、周りにバレることはほとんどありません。切開法は傷が残るため周りにバレやすいですが、内側切開法であれば比較的バレにくいでしょう。

仕事に行けないということはありませんが、切開法の場合は術後数日間休みを取れると安心です。

クリニックのカウンセリングで手術方法を相談しましょう!

今回は小鼻縮小のダウンタイムについて解説しました。

小鼻縮小には切開法・埋没法・ボトックス注射などの方法があり、それぞれダウンタイムの期間や症状が異なります。

ダウンタイムが少ない施術を選びたい方は、埋没法やボトックス注射を選ぶのがおすすめです。ダウンタイムが長引いても、根本的に小鼻の形を改善したいという方は切開法を選ぶといいでしょう。

ダウンタイムの期間や症状には個人差があるため、まずはクリニックのカウンセリングで相談してから検討するようにしてください。

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