脂肪吸引注射のダウンタイムは何日？症状や経過例・過ごし方を徹底解説

顔や体の脂肪を取って痩身効果が期待できる「脂肪吸引注射」が今、大きな注目を集めています。「手軽に痩せられるならやってみたい」「なるべく痛みが少ない施術を受けたい」と、脂肪吸引注射を検討している人もいるでしょう。

しかし、施術を受ける上で気になることと言えば、やはりダウンタイムですよね。脂肪吸引注射のメリットの1つとして、ダウンタイムが比較的少ないことが挙げられます。

脂肪吸引注射とは、専用の極細な注射針を使って気になる部分の脂肪を直接吸引する治療法です。注射針が細いので傷跡が残りにくく、顔や体への負担が少ないため、ダウンタイムを軽度に抑えられることが期待できます。

今回は、脂肪吸引注射のダウンタイムの症状や期間、脂肪吸引との違い、ダウンタイム中の過ごし方についてわかりやすく解説します。

脂肪吸引注射のダウンタイムの症状・期間は？経過例を踏まえて解説

「ダウンタイム」と聞くと、痛みや腫れ、痣などの症状を想像しますよね。では実際に、脂肪吸引注射をするとどのような症状を発症したり、どのくらいの期間が続いたりするのでしょうか。

ここでは、ダウンタイムの基本となる症状や発症期間について、症例写真をふまえて解説していきます。初めて脂肪吸引注射を受ける人にもわかりやすい内容となっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

脂肪吸引注射のダウンタイムの症状は何がある？主に見られる症状を解説

脂肪吸引注射をしたあと、ダウンタイムで主に見られる症状は、痛み・腫れや浮腫み・内出血・拘縮です。また、痒みや痺れ、熱感などの症状も見られる可能性があると言われています。

まず、施術後すぐに現れる症状は、痛みです。ピークは術後から3日ほどで、ズキズキとした筋肉痛のような痛みを感じ、ピークを過ぎたあとはピリピリとした痛みに変わります。

次に現れる症状は、腫れと浮腫みです。基本的には腫れが先に見られ、腫れた部分に熱を感じる場合もありますが、ピークの術後3日ほどを過ぎると自然と引いていきます。

一方の浮腫みは、腫れが引き始めてから症状が見られることがほとんどで、患部に水が溜まりやすくなることが特徴です。

その後の内出血では、顔よりも、お腹や下半身などの広範囲な部位にできやすい傾向があります。これは施術によって皮膚の内側で出血した血液が重力で下に移動し、溜まりやすいことが主な原因です。顔の場合は下半身より色が薄く、コンシーラーやメイクで隠せる程度で済むことも少なくありません。

そして、痛みや腫れなどの症状が落ち着き始め、ダウンタイムの最後の症状として発症するのが拘縮です。拘縮は、患部の皮膚が硬くなる・でこぼこするといった症状が見られます。また、拘縮は皮膚が乾燥するため、同時に痒みを感じる場合もあります。

脂肪吸引注射のダウンタイムの期間は何日くらい？「脂肪吸引」より短いのは本当？

結論から言うと、脂肪吸引注射は比較的新しい痩身施術のため、具体的なダウンタイムの期間は明らかになっていません。

しかし、従来の脂肪吸引のダウンタイムよりも比較的短い期間で済むことから、脂肪吸引注射をおすすめしているクリニックもあります。

脂肪吸引注射は、切開の不要と体への負担の軽減が特徴で、これによりダウンタイムの期間の短縮を実現できるからです。

下の表は一般的な「脂肪吸引」のダウンタイム期間ですが、脂肪吸引注射の場合は期間が短くなる可能性が高いと言えます。

脂肪吸引注射を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

脂肪吸引注射のダンタイムの経過例｜症例写真をもとにわかりやすく紹介

こちらは小顔用の脂肪吸引注射で、頬の脂肪を吸引した症例です。

施術から約1ヶ月でシャープな輪郭になり、顎を引いても二重あごが気にならないほどスッキリとした印象になっていますね。

こちらは、二の腕の脂肪吸引注射を行った症例写真です。

写真のように、1ヶ月後にはダウンタイムの症状なども残らず、腕が細くなっています。夏などの肌の露出が多くなる時期でも隠さずに出すことができ、治療を受けたことがバレないのは嬉しいですよね。

続いては、ダウンタイムの症例写真を紹介していきます。

今回は「脂肪吸引」のダウンタイムとして紹介しますが、脂肪吸引注射なら写真よりも症状が軽く、目立ちにくい傾向があります。

ダウンタイムの実際の症状と経過の参考として活用してくださいね。

こちらは顔の脂肪吸引を施術した、16日間のダウンタイムの経過例です。

一般的な脂肪吸引なので翌日は圧迫固定を行っていますが、内出血はほとんど見られません。内出血は7日後以降から引き始め、拘縮を経てシャープな輪郭に引き締まります。

最後に紹介するのは、太ももの脂肪吸引の症例写真です。

内出血は、顔と比較して脂肪の吸引量が多く、重力で血液が下りることに伴い広範囲に見られます。

術後1ヶ月で拘縮が始まり、3ヶ月後には内腿に隙間ができるほどにまで痩身効果が得られています。

「脂肪吸引注射」と「脂肪吸引」のダウンタイムの違いはなに？症状や期間が違うの？

脂肪吸引注射のダウンタイムについては今現在も情報が少ないため、検索をしても「脂肪吸引」としてのダウンタイムの情報が多く見られます。

そのため、「脂肪吸引注射と、一般的な脂肪吸引のダウンタイムの違いは何？」と、疑問に思う人もいることでしょう。

結論として、ダウンタイムで見られる症状は脂肪吸引注射も脂肪吸引もほとんど同じですが、症状の重さや期間に違いがあります。

続いては、それらの違いや脂肪吸引注射のメリットを解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

脂肪吸引注射と脂肪吸引のダウンタイムの違い①：症状｜脂肪吸引注射のほうが比較的軽い

脂肪吸引注射の特徴とも言える脂肪吸引のダウンタイムとの大きな違いは、症状が比較的軽症で済むことです。

脂肪吸引を検討している人のなかには、「周りに気付かれたくない」という悩みを抱えていることも少なくありません。症状そのものは、脂肪吸引と同じように痛みや腫れ、拘縮などが見られます。

しかし、脂肪吸引注射は体への負担が少ないので症状が出ても軽症の可能性が高く、日常生活への支障も大きくは影響しないことが、脂肪吸引注射のメリットです。症状の重さに個人差はありますが、脂肪吸引注射の場合は施術当日または翌日からメイクが可能なケースも多いと言われています。

手術を受けても、すぐにいつも通りの生活が送れるという安心感は大きいですよね。

脂肪吸引注射と脂肪吸引のダウンタイムの違い②：期間｜脂肪吸引注射のほうが短い

脂肪吸引注射は、一般的な脂肪吸引と比較してダウンタイムの期間が短いことも大きな違いの1つです。期間も個人差はありますが、おおよそ2週間ほどですべての症状が治まるといわれています。

施術による体への負担が少なければ症状が軽度になる傾向にあり、結果としてダウンタイム期間の短縮の実現を可能にしていると言えるでしょう。

痛みや腫れが長く続いてしまうことや、長い期間のお休みが取れないことへの不安が解消されることも、脂肪吸引注射の魅力です。

脂肪吸引注射と脂肪吸引のダウンタイムの違い③：傷跡｜脂肪吸引注射は傷跡が残りにくい

脂肪吸引注射の場合は、カニューレが1.6mm〜2mm程と極めて細いので切開をせずに直接脂肪を吸引でき、傷跡が残りにくいことが特徴です。また、体に傷が残りにくいことから、術後の傷の痛みを大幅に軽減することができます。

従来の脂肪吸引の場合は、3mm〜5mm程のカニューレを入れるための切開が必要になることが一般的です。そのため、傷跡の残りやすさと術後の強い痛みを感じる可能性が高く、治療を受けることに大きな不安を感じる人も少なくありません。

しかし、脂肪吸引注射はそのような不安を解消できる大きなメリットがあります。術後は注射用保護パッドで処置されることが多く、なかには施術当日または翌日からメイクも可能です。

脂肪を吸引する部位によっては複数箇所・複数回にわたって施術する場合もありますが、いずれも傷跡の心配はほとんどないでしょう。

脂肪吸引注射と脂肪吸引のダウンタイムの違い④：術後の過ごし方｜脂肪吸引注射なら圧迫固定が不要

脂肪吸引注射は、術後の圧迫固定が不要であることもメリットの1つです。

脂肪吸引の場合は、脂肪吸引注射と比べると広範的で、1度に比較的多くの脂肪を除去するため、体内の脂肪を除去した部分に空洞ができます。この空洞に血液や体液が溜まって浮腫んでしまうことを防ぐために、圧迫固定が必要とされています。

一方の脂肪吸引注射は、除去する範囲が局所的で吸引量もやや少ないので、浮腫む可能性が低くなり、圧迫固定が不要で済むことが可能です。

そのため、術後も数日はガードルをつけなければならない手間や、見た目へのネガティブな印象などの不安がある人は、脂肪吸引注射を検討してみてもいいでしょう。

脂肪吸引注射のダウンタイム中に控えたほうがいいことは？NG行為3選を解説

ダウンタイムが少ないことがメリットである脂肪吸引注射でも、ダウンタイムがまったくないとは言い切れません。また、痛みや浮腫みなどの症状が現れた際に誤った対処をしてしまうと、痩身効果が薄れてしまったり、健康に影響を与えてしまったりする可能性があります。

そのため、脂肪吸引注射を受ける場合は、ダウンタイム中に控えたほうがいい行為をしっかりと把握することも重要です。

次に紹介するNG行為3選は、いずれも日常的に移しやすい行為ですので、NG行為に伴う影響もふまえてわかりやすく解説します。

お酒を飲む｜浮腫みや痛みの原因となり、ダウンタイムが長くなってしまう

1つ目のNG行為は、飲酒です。特に術後のはじめの1週間は控えるべきであると、多くの医師から注意を呼びかけられています。

お酒は、血流を良くして浮腫みやすくなることが特徴です。施術によるダウンタイムと飲酒の影響で浮腫みが酷くなった場合、強い痛みも発症し、ダウンタイムの期間が長引くことが懸念されます。術後にお酒を飲んでしまい、翌日には施術した二の腕が酷く浮腫んで、腕が上がらないほどの強烈な痛みが出てしまったケースなどもあります。

治療をがんばったご褒美のお酒や、晩酌を楽しみにしている人もいるかもしれませんが、私生活や健康に支障がなく、脂肪吸引注射をより効果的にするためにもグッと堪えましょう。

スポーツや激しい動きをする｜患部に水が溜まりやすくなってしまう

スポーツや激しい運動も、術後1週間ほどは控えることがおすすめです。

運動も飲酒と同様に、体を動かすことで体が温まって血液の流れが良くなりますが、浮腫みで患部に水が溜まる原因になります。

脂肪吸引注射のダウンタイムの症状は比較的軽いので、「思っていたよりも軽いから運動しよう」と、つい体を動かしてしまった例は少なくありません。

運動をしたことで浮腫みが悪化するだけでなく、痛みや腫れなどの症状も出てしまって、ダウンタイムが必要以上にかかってしまっていることがほとんどです。

定期的に運動していて運動不足の心配がある人は、術後1週間ほどは軽いウォーキングやストレッチ程度がおすすめと言われています。

また、場合によっては3週間〜4週間ほどの運動制限の指示が出ることもありますので、運動する前に医師としっかり相談しておきましょう。

術後すぐにマッサージをする｜術後1週目のマッサージは痛みや浮腫みが発症する可能性が高い

3つ目のNG行為は、術後すぐにマッサージを行うことです。具体的には、術後1週間は控え、拘縮が始まってからマッサージを行います。

マッサージは、痛みや固まった筋肉・皮膚を和らげるだけでなく、血流を良くする効果もあります。そのため、術後1週間のマッサージはかえって浮腫みや、浮腫みに伴う痛みの原因になってしまうのです。

一方で、拘縮が始まったタイミングからはマッサージをすることが推奨されています。拘縮の場合はマッサージで血流が良くなり、回復が早まることが期待されています。

脂肪吸引注射を受けたあとはダウンタイムの症状や状態をよく観察して、正しい時期にマッサージを行ってくださいね。

脂肪吸引注射を扱うおすすめクリニック3院を紹介！信頼できるクリニックの選び方も解説

ホームページやSNSに症例写真が多く掲載されていて、効果のイメージがしやすい

患者からの信頼度が高いクリニックは、わかりやすくて豊富な症例写真を掲載しています。

脂肪吸引注射は検討しているけど「実際どれぐらい効果あるの？」と、治療の効果が気になりますよね。

また、決して安くはない治療だからこそ、「思ったより痩せたように見えなかった…」という失敗は避けたいものです。

脂肪吸引注射を扱っていて、症例写真を多く掲載しているクリニックはぜひチェックしておきましょう。ビフォーアフターの写真はもちろん、段階的な症例写真や、顔や二の腕、お腹、脚などさまざまな部位の写真が掲載されているクリニックがよりおすすめです。

施術内容や料金などの情報の詳細がわかりやすく掲載されている

症例写真と同じように気がかりになることと言えば、料金です。

施術する部位ごとで価格が異なったり、顔を含めて全身一律の価格であったりとクリニックによって価格設定は異なりますが、事前におおよその金額の目処が立つと安心しますよね。

利用客が多い、口コミの評価が高いといったクリニックは、施術内容や料金が明確に掲載されていることが特徴です。

通常価格とモニター価格、麻酔代込みの有無、その他オプションの有無など、施術に関わる具体的な情報が明記されているかをHPでしっかりと確認しておきましょう。

医師や施術効果への高い評価・口コミがされている

多くの人が満足のいく効果が得られ、口コミでも評判がいいクリニックは、誰もが大きな安心感を得られますよね。

また、脂肪吸引注射の効果の評価だけでなく、医師の対応や技術力などの評価も、信頼できるクリニックであるかを判断するポイントです。高評価が多いほど、クリニックや医師の実績の信頼度は高くなります。

気になるクリニックを見つけた際には、実際に利用した人の口コミや評判もぜひ参考にして、自分に合ったクリニックを見つけてくださいね。

【大手12院から厳選】脂肪吸引注射のクリニック3選を大発表！脂肪吸引注射ならココ

今回、Medimee編集部では脂肪吸引注射で高い効果を得られると話題のクリニック12院を厳選し、その中からさらに「店舗数」と「値段」をもとにオススメのクリニックを3選ピックアップしました！

調査の結果、編集部によって選ばれた脂肪吸引注射のおすすめクリニックBEST3を大発表します！

※公式サイトからの仮予約確定後に、予約確定の連絡（電話、メール、LINE）をもって予約確定となります。予約後にクリニックからの連絡をお待ちください。

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脂肪吸引注射のダウンタイムは比較的短い！適切な行動でさらに最小限に抑えよう

脂肪吸引注射の最大のメリットは、ダウンタイムが比較的少なく、期間が短いことです。

一般的な「脂肪吸引」のダウンタイムは、術後の症状が重くなってしまったり、最長で6ヶ月ほどかかったりしてしまう可能性があります。しかし、脂肪吸引注射なら術後の痛みや腫れなどは軽い傾向にあり、長期間引きずる心配もほとんどないと言われています。

また、ダウンタイムをより抑え、脂肪吸引注射を効果的な治療につなげるために、術後の1週間は安静に過ごすことがポイントです。

飲酒や激しい運動、マッサージなどで体を温め、血流を良くする行為は、浮腫みや痛みを悪化させてしまったり、ダウンタイムを長引かせてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。

そして、施術内容や過ごし方などの心配事や疑問点は必ず医師に相談し、専門的な指示をしっかりと守って、治療に臨んでくださいね。