脂肪冷却で失敗したと感じるのはなぜ？失敗しないための対策も紹介

「お腹周りの脂肪を何とかしたい」
「スリムな体になりたい」
など、ボディラインの悩みを抱えている方には、脂肪冷却がおすすめです。脂肪冷却は、脂肪細胞を凍らせることで脂肪を溶解し、部分痩せできるダイエット法ですが、気になるのは失敗しないかどうかですよね。そこで本記事では、脂肪冷却が失敗したと感じる理由について詳しく紹介します。失敗しないための対策についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由とは？大きな期待を最初から抱くのはNG

脂肪冷却で失敗したと感じる理由は何なのか、気になる方のために、まずは脂肪冷却で失敗したと感じる理由について紹介します。脂肪冷却が失敗したと感じる理由には、以下の9つがあります。

・体重が減るわけではないから
・即効性がないから
・施術回数が足りないから
・施術時間が不足しているから
・施術後の跡が気になるから
・クリニック以外で施術を受けたから
・偽造品を使用したから
・痩せ型だから
・カウンセリング不足で過度な期待をしたから

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由①：体重が減るわけではないから

脂肪冷却は、体重を減らすのではなく、「脂肪を減らす」施術です。脂肪冷却によって体外に排出される脂肪細胞の重量は、体全体の割合として決して多くはありません。脂肪細胞が減ることで多少の体重減はありますが、期待値ほどの体重の減少はないため、脂肪冷却＝体重減少ではないということを理解しておきましょう。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由②：即効性がないから

脂肪冷却は、施術を受けたからと言ってすぐに効果を実感できる施術ではありません。冷却された脂肪細胞はアポトーシスによって、3ヶ月程度かけて徐々に体外に排出されるため、効果を感じるのは、一般的に術後6週間過ぎた頃からです。脂肪は徐々に減るので、変化が分かりづらいことから「脂肪冷却を失敗した」と感じる方も多いです。施術後は焦らず、効果が表れるまで待ち続けましょう。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由③：施術回数が足りないから

脂肪冷却では、一度の施術で20％の脂肪細胞が減らせるとされていますが、これには個人差があり、脂肪冷却を受ける全ての方に同じ効果があるわけではありません。一度で大きな効果を感じる人もいれば複数回施術して、やっと効果を実感できる方もいます。施術前のカウンセリングの時点で施術回数を決めたり、経過観察によって施術回数を決めたりする場合もありますが、人によっては施術回数が足りずに満足を得られない方が少なからずいるのも事実です。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由④：施術時間が不足しているから

脂肪冷却は、施術時間が短すぎると十分な効果が得られないことがあります。脂肪冷却は、一定の時間をかけて行うことが重要であり、時間をかけて冷却を行うことで脂肪細胞を効果的に破壊することができます。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由⑤：施術後の跡が気になるから

脂肪冷却は、冷却と吸引による影響で肌に赤みなどが現れることがあります。施術後の赤みは一週間程度でなくなりますが、赤みの出やすい方の中には「なかなか引かない」と感じる方も少なくありません。不安なことや困ったことがあれば、遠慮なく医師に相談しましょう。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由⑥：クリニック以外で施術を受けたから

クリニックとエステサロンとでは、脂肪冷却装置の性能が異なります。エステサロンで使用されているのは、医師や看護師でなくても使用できるように開発された、あるいは出力を抑えた痩身美容機器です。そのため、エステサロンでは効果が劣るなどのデメリットが考えられるので、トラブルを避けるためにもクリニックで施術を受けるようにしましょう。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由⑦：偽造品を使用したから

近年では脂肪冷却の模造品や偽造品が出回っていると注意喚起がされています。偽造品を使用してしまうと十分な効果を得ることができません。そのため、脂肪冷却を受ける際は、どの機種を使用しているのかを事前に確認しておきましょう。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由⑧：痩せ型だから

脂肪冷却は、皮下脂肪が一定量以上ある部位で効果を発揮するため、元々皮下脂肪の少ない部位に施術を行った場合や痩せ型の方には、効果が十分に現れないことがあります。また、脂肪冷却は、皮下脂肪を取るための施術であり、内臓脂肪には作用しません。そのため、内臓脂肪を減らしたい方には不向きです。

脂肪冷却で失敗したと感じる理由⑨：カウンセリング不足で過度な期待をしたから

脂肪冷却には即効性がないため、過度な期待はしないほうが良いです。もちろん効果は期待できますが、即効性がないことで「期待外れ」と感じる方も少なくありません。そのため、失敗したとがっかりしないためにも、痩身を考えた脂肪冷却について齟齬がないようにすることが大切です。

施術前にできる脂肪冷却で失敗しない対策5選！クリニック選びは大事

ここで、施術前にできる脂肪冷却で失敗しない対策について紹介します。施術前にできる脂肪冷却で失敗しない対策には、以下の5つがあります。

・エステの脂肪冷却は避ける
・十分な施術回数を確保する
・その他のダイエットと組み合わせる
・経験豊富な医師に依頼する
・カウンセリングが丁寧なクリニックで施術を受ける

それぞれの対策について詳しく見ていきましょう。

脂肪冷却で失敗しない対策①：エステの脂肪冷却は避ける

クリニックで使われている脂肪冷却機器は、厚生労働省が認定した機器です。認定を得るためには、脂肪減少の効果があることを立証するための膨大な臨床データを提出しなくてはいけないため、信頼性の高さがあります。一方で、エステの脂肪冷却機は、厚生労働省の認定を得ていません。また、エステは医療行為をすることができないため、失敗するリスクを回避するためにも、脂肪冷却は必ずクリニックで受けることをおすすめします。

脂肪冷却で失敗しない対策②：十分な施術回数を確保する

脂肪冷却では、一度で20％の脂肪細胞を減らすことができますが、効果を体感するには複数回の施術が必要になります。脂肪冷却の回数は、施術前のカウンセリングで決めますが、失敗しないためにも術後の経過観察などで柔軟に施術回数を変更し、十分な施術回数を確保するようにしましょう。

脂肪冷却で失敗しない対策③：その他のダイエットと組み合わせる

脂肪冷却の効果を高めるために、他の医療ダイエットと組み合わせるとより効果的です。以下、おすすめの施術です。

組み合わせる施術によって理想のボディラインを手に入れることができます。より効率的に痩身効果を感じたい方は、ぜひ上記の施術と脂肪冷却を組み合わせてみましょう。

脂肪冷却で失敗しない対策④：経験豊富な医師に依頼する

脂肪冷却で失敗しないためにも、経験豊富な医師に依頼するようにしましょう。脂肪冷却の施術回数の多さは、そのまま信頼性の高さ、成功確率の高さに比例します。施術前に医師やクリニックとしっかり認識をすり合わせて、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。

脂肪冷却で失敗しない対策⑤：カウンセリングが丁寧なクリニックで施術を受ける

美容医療は、脂肪冷却に限らず専門スタッフとの相性や信頼関係も一つの選び方ポイントです。クリニック側と患者側の意思疎通ができていないと仕上がりに差が生じてしまう可能性もあるため、カウンセリングの丁寧さはとても大切です。施術ばかりを勧めてくるクリニックではなく、患者に寄り添った対応をしてくれるクリニックを選ぶことで、失敗するリスクを減らすことができます。

施術後にできる脂肪冷却で失敗しない対策3選！体の温めすぎには注意を

ここで、施術後にできる脂肪冷却の失敗しない対策を紹介します。施術後にできる脂肪冷却の失敗しない対策には、以下の3つがあります。

・水分補給をしっかりと行うようにする
・体を温めすぎないようにする
・食生活の管理を徹底する

それぞれの対策について詳しく見ていきましょう。

脂肪冷却で失敗しない対策①：水分補給をしっかり行うようにする

脂肪冷却の施術後は、水分補給をしっかり行うようにしましょう。水分補給をしっかりと行うことで、リンパの流れが促進され、破壊された脂肪細胞の分解と排出がスムーズになります。施術前のカウンセリングでも説明されるので、担当医師からの指示は守るようにした方が失敗するリスク軽減にも繋がります。

脂肪冷却で失敗しない対策②：体を温めすぎないようにする

脂肪冷却の施術後は、体を温めすぎないようにしましょう。体を温めすぎるとリンパの流れが阻害され、脂肪冷却の効果が薄れてしまう可能性があります。そのため、施術当日は湯船ではなく軽いシャワーで済ませたり、激しい運動や飲酒を控えたりなど、体温が上がる行為は避けた方が良いです。

脂肪冷却で失敗しない対策③：食生活の管理を徹底する

脂肪冷却の施術後は、食生活に気を配ることも大切です。施術単体で脂肪を減少させる効果がある一方で、食生活が乱れてしまえば効果も相殺されてしまう恐れがあります。そのため、施術後はバランスの取れた食事や適度な運動を心がけ、健康的な生活習慣を維持するようにしましょう。

脂肪冷却は失敗するほど危険？デメリットや心配な後遺症を解説

脂肪冷却は失敗するほど危険な施術なのかどうか、ここで、脂肪冷却のデメリットや後遺症について紹介します。

脂肪冷却のデメリットについて

脂肪冷却は、脂肪のみを冷却して凍結させる仕組みのため、危険ではありません。脂肪冷却で使用される機器は、脂肪のみを破壊できるように設計されているため、脂肪以外の組織に危険が及ぶことがないです。また、脂肪冷却は効果が現れるまで最低1か月程度の期間を要するため、即効性はありません。さらに、1回の治療で劇的な効果がある目に見えるわけではないので、3回ほどの施術が必要になります。

脂肪冷却の後遺症について

脂肪冷却は危険性はないものの、施術後には副作用として赤みや腫れ、痒みなどが出ますが、これらの症状は1週間程度で自然に解消されます。しかし、非常に稀な後遺症として、以下2つの症状が現れることがあります。

・低温火傷(凍傷)
・逆説性脂肪肥大(PAH)

それぞれの後遺症について詳しく見ていきましょう。

後遺症①：低温火傷(凍傷)

低温火傷は、本来脂肪のみが破壊される脂肪冷却において、皮膚組織までも破壊されたことにより、皮膚が壊死してしまう状態です。既往歴がない健康な方が脂肪冷却で凍傷になることは考えにくいですが、重度の糖尿病など局所の循環不全がある方は、凍傷になる可能性があるので、施術前に医師に伝えてきましょう。

後遺症②：逆説性脂肪肥大(PAH)

逆説性脂肪肥大は、治療された部位の脂肪組織が脂肪冷却により、逆に脂肪が増えてしまう状態です。日本国内の脂肪冷却では、逆説性脂肪肥大の報告は1例もありませんが、万が一起きてしまった場合は、脂肪吸引による脂肪除去が必要になります。

脂肪冷却で失敗しないクリニックの選び方3選！おすすめのクリニックも紹介

ここで、脂肪冷却で失敗しないクリニックの選び方を紹介します。クリニックの選び方ポイントは、以下の3つです。

・脂肪冷却の実績が多いクリニックを選ぶ
・アフターフォロー体制が整えられているクリニックを選ぶ
・通いやすいクリニックを選ぶ

それぞれの選び方について詳しく見ていきましょう。

クリニックの選び方①：脂肪冷却の実績が多いクリニックを選ぶ

脂肪冷却を受ける際は、脂肪冷却の実績が多いクリニックを選ぶようにしましょう。脂肪冷却にかかわらず、美容医療には「絶対に失敗しない」という保障はありません。どの施術を選択したとしても、失敗するリスクは伴いますが、リスクを減らすためにも実績が多いクリニックを選ぶことで軽減できます。施術を担当する医師の実績や症例は各クリニックのホームページやSNSで公開されています。事前に確認しておくことで安心して施術を任せることができるので、予約前にチェックしておきましょう。

クリニックの選び方②：アフターフォロー体制が整えられているクリニックを選ぶ

脂肪冷却は、施術後に赤みや痒み、腫れなどの副作用が生じ、1週間ほどで症状は治まることがほとんどですが、万が一の時のことを考えてアフタフォロー体制が整えられているクリニックを選ぶようにしましょう。アフターフォロー体制が整えられていれば、問題が起きた時にすぐに対応してもらえます。また、帰宅後も不安なこと、困っていることに対して相談に乗ってもらえるので、安心した日々が過ごせます。

クリニックの選び方③：通いやすいクリニックを選ぶ

脂肪冷却を受ける際は、通いやすいクリニックを選ぶのも一つの方法です。脂肪冷却は、一度の施術で効果を実感する方がいるものの、数回の施術を受けて効果を実感する方もいます。また、一度の施術では目に見えて劇的な変化は難しいため、3回ほど受けることが推奨されています。そのため、通院することを考えると通いやすいクリニックを選んでおくことに越したことはありません。自宅や勤務場所から近ければ、ちょっとした隙間時間や仕事帰りに立ち寄ることができて便利です。駅近であれば悪天候の日でも通いやすくなります。自分のライフスタイルに合わせて選ぶことで、継続しての施術が受けやすくなるので、ぜひ自分が通いやすいクリニックを探してみてください。

【大手12院から厳選】脂肪冷却におすすめなクリニック5選を大発表！

今回、Medimee編集部では脂肪冷却で高い効果を得られると話題のクリニック12院を厳選し、その中からさらに「店舗数」と「値段」をもとにオススメのクリニックを5選ピックアップしました！

調査の結果、編集部によって選ばれた脂肪冷却のおすすめクリニックBEST5を大発表します！

※公式サイトからの仮予約確定後に、予約確定の連絡（電話、メール、LINE）をもって予約確定となります。予約後にクリニックからの連絡をお待ちください。

※予約後の無断キャンセルはクリニックへの迷惑となりますのでお控えください。無断キャンセルの場合にはキャンセル料が発生する場合がございます。

【失敗しないために！】脂肪冷却に関するよくある質問

ここで、脂肪冷却に関するよくある質問と回答を紹介します。

脂肪冷却に関するよくある質問①：施術中は痛みがありますか？

脂肪冷却では、施術部位にアプリケーターを装着する際、吸引して引っ張られる感覚と冷たさは感じますが、徐々に感覚がマヒをして慣れていくため、個人差はあるものの施術中に痛みを感じることはほとんどありません。クリニックによっては痛み止めを処方してもらえるので、不安な方は医師に相談してみましょう。

脂肪冷却に関するよくある質問②：脂肪冷却で凍傷やしもやけになることはありませんか？

脂肪冷却では、常に皮膚上の冷却温度をモニタリング・コントロールして施術を行っています。また、施術部分は特殊なゲルパッドで覆って皮膚を冷却から守っているため、凍傷やしもやけになることはほとんどありません。脂肪冷却後の皮膚は冷たくなっていますが、数時間程度で元に戻るので、過度な心配は必要ないです。

脂肪冷却に関するよくある質問③：脂肪冷却でリバウンドすることはありますか？

脂肪冷却は、脂肪細胞の絶対数を減少させるため、リバウンドしにくいダイエット方法ですが、食生活の乱れや運動不足などによって残された脂肪細胞が大きくなってしまうと、体重や脂肪が増加してしまいます。過度な運動や食事制限をする必要はありませんが、リバウンドを避けるためにも、暴飲暴食などは避けて規則正しい生活を送るようにしましょう。

脂肪冷却に関するよくある質問④：脂肪冷却のダウンタイムにはどのような症状がありますか？

脂肪冷却後は、吸引の影響で赤みが出る場合があります。また、個人差はありますが、ダウンタイムに内出血や痒み、筋肉痛のような痛みが現れることもあります。内出血や痒みは数週間、筋肉痛に似た痛みは1ヶ月前後で自然に治まります。

脂肪冷却に関するよくある質問⑤：施術時間はどのくらいですか？

脂肪冷却の施術時間は、70分ほどです。この時間は、脂肪細胞を効果的に凍結させ、最適な治療結果を得るために設定されていますが、カウンセリングやアフターケアの時間をプラスするとトータルで1時間ほどかかるので、時間には余裕を持っておきましょう。

脂肪冷却は失敗したと感じることも！最初から大きな期待は禁物

脂肪冷却が失敗したと感じる理由や失敗しないための対策などについて紹介しました。脂肪冷却は、脂肪細胞を凍らせることで脂肪を溶解し、部分痩せできるダイエット法ですが、効果を実感できるまでに時間がかかるため「失敗した」と感じる方も少なくありません。最初から大きな期待をすると後悔してしまう恐れもあるので、脂肪冷却を受けた際は、効果を感じるまで気長に待ってみましょう。