奥目だと涙袋ができにくい？ヒアルロン酸注入のメリット・デメリットを解説

「奥目だから涙袋ができにくくて、メイクをしても目元が強調されない」と悩む人から注目を集めているのが、ヒアルロン酸注入による涙袋形成です。

ヒアルロン酸を用いて涙袋形成を行うことで、目元の印象を華やかに整え、若々しい印象を与える効果が期待されます。

ただし、涙袋へのヒアルロン酸注入施術は、メリットだけでなく、リスクやデメリットについても正確に理解することが重要です。本記事では、ヒアルロン酸を使用した涙袋形成の基礎知識やメリット・デメリットについて詳しく解説します。

奥目だと涙袋ができにくいのはなぜ？涙袋の基礎知識

一般的に、奥目の人は涙袋ができにくいと言われています。ヒアルロン酸注入を決める前に、まずは涙袋の基礎知識について知っていきましょう。

涙袋とは筋肉の発達によるふくらみ

涙袋は、下まぶたにある眼輪筋（がんりんきん）という筋肉が発達して作られたふくらみです。涙袋のふくらみ方や目立ち方に個人差があるのは、眼輪筋の発達具合や、眼球の突出具合によるもの。

「笑ったときだけ涙袋がふくらむ」という人も少なくありませんが、これは笑ったときに眼輪筋の収縮が起きているためです。

涙袋は筋肉によって作られているため、筋力が低下すれば目立たなくなっていきます。加齢だけではなく、長時間のスマホ操作など、眼輪筋を動かさないことも、涙袋がなくなる原因です。

奥目は眼輪筋が押し出されにくい

奥目の人が涙袋ができにくい理由は、涙袋のふくらみに必要な眼輪筋が押し出されにくいためです。出目の場合には、陰影のコントラストもあり涙袋が目立ちやすいのですが、奥目だとそもそも涙袋があっても目立ちにくいという特徴もあります。

そのため、奥目の人はヒアルロン酸注入をしても、効果を実感しにくいケースもあることが注意点。個人差も大きい点ですので、カウンセリングでしっかりと相談しておくべきポイントです。

奥目でもヒアルロン酸注入で涙袋は作れるの？注意点を解説

涙袋ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムがほとんどなく、当日からメイクも可能です。その気軽さも人気を高めている理由ですが、「奥目でもヒアルロン酸注入できれいな涙袋が作れるの？」と不安になる方も多いでしょう。

そこでこの項目では、奥目の人がヒアルロン酸注入を考えるときに注意すべきポイントを解説していきます。

そもそも「奥目」は医学用語ではない

そもそも「奥目」とは、美容メディアやインターネットから広まった俗語であり、医学的な専門用語ではありません。そのため、奥目の定義も実はあいまい。

一般的な見分け方はあるものの、奥目かどうかを判断する正しい基準がないということも、理解しておきましょう。

涙袋が似合わない可能性もある

奥目であっても、ヒアルロン酸を注入すること自体は可能です。しかし、涙袋は誰でも似合うとは言い切れません。

涙袋が似合うかどうかは、「奥目だから」というよりは顔全体のバランスによります。そのため、まずは自分の顔立ちと、理想とする顔のイメージを明確にしておくことが重要です。

奥目は構造的にヒアルロン酸注入の難易度が高い可能性がある

涙袋の形成では、注入するヒアルロン酸の量や、位置など、緻密な調整が仕上がりを左右します。しかし、目元の構造によっては、経験豊富な医師であっても、希望どおりの注入が難しいことも。

カウンセリングで施術の難易度もしっかりと聞き、納得した上で進めていきましょう。

涙袋ヒアルロン酸注入のポイントについて詳しく解説

ここからは、ヒアルロン酸注入による涙袋の形成方法について、ポイントを詳しく解説していきます。

所要時間は片側約5分！

涙袋ヒアルロン酸注入の施術は、片側約5分程度で完了します。片側につき、およそ0.3～0.5㏄のヒアルロン酸を3～4箇所に注入し、施術後にはメイクもOK。

ヒアルロン酸の効果は永久的ではなく、最終的には体内に吸収されます。しかし、涙袋はヒアルロン酸が吸収されにくい部位のため、半年～1年程度の持続性は期待できるでしょう。

注入時にはチクッとした軽い痛み

一般的に涙袋へのヒアルロン酸注入で使われるのは、極細針です。そのため、針を刺すときの痛みは、チクッとした軽いもの。

あまり心配する必要はありませんが、痛みに弱い方には追加麻酔も用意されています。

マイクロカニューレなら1回の注入で完了

前述のとおり、通常の涙袋ヒアルロン酸注入では、片側につき3～4箇所針を刺す必要があります。しかし、マイクロカニューレという特殊な管を使うと、1箇所の処置で完了します。

口元の施術などにも使われるものですが、涙袋形成では、マイクロカニューレの方が均等な注入ができ、仕上がりがきれいになるというメリットも！また、マイクロカニューレは先端が丸くなっているため、内出血のリスクも軽減できます。

涙袋のヒアルロン酸注入で印象はどう変わる？メリットを解説

ここからは涙袋のヒアルロン酸注入で期待できる効果について解説していきます。

実際のサイズよりも目を大きく見せられる

涙袋にヒアルロン酸を注入しても、実際に目のサイズが変わるわけではありません。しかし、人間は人の顔を見たときに、上まぶたから涙袋までを「目」と認識します。

そのため、涙袋にボリュームが出ると、「目が大きい」という印象を与えられるのです。

タレ目やセクシーな印象にもできる

可愛らしいイメージが強い涙袋ですが、注入の仕方次第では、タレ目にしたり、セクシーな印象を作ることも可能！

「真顔がきついから優しげな印象にしたい」「セクシーさを強調できる目元にしたい」など、あなたのなりたいイメージに近づけるのは、うれしいポイントですよね。

メイク時間が短縮できる

ボリューム感のある涙袋は、現在のトレンドです。しかし、毎回のメイクで涙袋を作るのは手間もかかり、テクニック不足で不自然な仕上がりになってしまう方も多いでしょう。

ヒアルロン酸で涙袋を形成すると、すっぴんでも涙袋ができたり、メイク時間を短縮したりなどが叶います。また、先ほどお伝えしたとおり、ヒアルロン酸による効果は期限付きです。

そのため、変化するトレンドや好みに合わせやすいのもメリットとなります。

涙袋にヒアルロン酸を注入するデメリットを解説

どんな美容医療にも、デメリットは存在します。ここからは、涙袋にヒアルロン酸を注入するデメリットについて解説します。リスクについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

腫れや内出血などのリスク

涙袋へのヒアルロン酸注入には、腫れ・内出血・感染・アレルギー反応が生じるなどのリスクが伴います。クリニックを選ぶ際には、万が一のリスクが起きた場合のアフターケアが充実しているかどうかも、重要なポイントです。

維持するためには定期的な注入が必要になる

ヒアルロン酸は、時間とともに体内に吸収されていきます。そのため、ヒアルロン酸で涙袋を形成しても、その効果が続くのは半年～1年程度です。ヒアルロン酸で涙袋を維持していきたい場合には、定期的な再注入が必要となります。

【大手12院から厳選】涙袋ヒアルロン酸のクリニック5選を大発表！涙袋ヒアルロン酸ならココ

今回、Medimee編集部では涙袋ヒアルロン酸で高い効果を得られると話題のクリニック12院を厳選し、その中からさらに「店舗数」と「値段」をもとにオススメのクリニックを5選ピックアップしました！

調査の結果、編集部によって選ばれた涙袋ヒアルロン酸のおすすめクリニックBEST5を大発表します！

※公式サイトからの仮予約確定後に、予約確定の連絡（電話、メール、LINE）をもって予約確定となります。予約後にクリニックからの連絡をお待ちください。

※予約後の無断キャンセルはクリニックへの迷惑となりますのでお控えください。無断キャンセルの場合にはキャンセル料が発生する場合がございます。

まとめ

人気を集めている涙袋のヒアルロン酸注入ですが、メリットだけではなく、デメリットもあります。

特に奥目の場合には、構造的に難易度が高くなったりなど、理想とする仕上がりが作れないというリスクも。

とはいえ、その判断をするのは、医師です。「奥目だから無理かな」と思っても、目元の印象を変える方法は、ヒアルロン酸注入だけではありません。

まずは相談してみることで、より幅広い選択肢も分かり、あなたにベストな方法が見つかるはず！一人で悩まずに、美容クリニックでプロに相談してみてくださいね。