タレ目形成でヒアルロン酸注入した涙袋はなくなる？

タレ目形成と涙袋のヒアルロン酸注入は、どちらも注目を集めている美容医療です。

しかし、「タレ目形成をすると、涙袋がなくなる」といった声もあり、どうしたらいいのか迷っている方もいるでしょう。

この記事では、タレ目形成と涙袋の関連について、詳しく解説していきます。

タレ目形成、涙袋のヒアルロン酸注入それぞれの施術特徴についても触れていきますので、これから初めて「目元の美容医療を受けたい！」という方も、ぜひ参考にしてくださいね。

タレ目形成にはどんな方法があるの？

まずはタレ目形成にはどのような施術方法があるのかを知っていきましょう。

タレ目形成には3つの方法がある

タレ目形成には、以下3つの方法があります。

• タッキング法(埋没法)
• 結膜切開法
• 皮膚切開法

上記のなかで、切開をしないのはタッキング法のみです。

患者それぞれの現在の状態によって施術方法が決められますが、どの方法でも同じようにタレ目効果を狙うことができます。

また、タレ目形成をすると、目尻側の白目の露出が増えることにより、目全体のサイズ感を大きく見せる効果があることも特徴です。

タレ目形成でヒアルロン酸注入の涙袋がなくなる可能性はある？

タレ目形成によって涙袋がなくなる可能性については、生まれつきある涙袋と、ヒアルロン酸注入によって作られた涙袋で変わってきます。

それぞれの違いにスポットを当てて、解説を見ていきましょう。

生まれつきある涙袋はタレ目形成で目立たなくなる可能性あり

生まれつきある涙袋については、タレ目形成によってボリュームがなくなる可能性があります。

そもそも涙袋とは、下まぶたにある「眼輪筋（がんりんきん）」という筋肉です。タレ目形成でメスを入れることにより、眼輪筋の機能が低下し、その結果として涙袋のふっくら感が失われるケースがあります。

完全になくなることはほぼありませんが、タレ目形成をする前よりも目立たなくなる可能性があることは、おさえておきたいポイント。また、加齢による筋肉の衰えの影響を受けている方がタレ目形成をした場合には、涙袋への影響も大きくなります。

ヒアルロン酸注入の涙袋はほぼなくなる可能性あり

ヒアルロン酸注入による涙袋を形成している場合には、タレ目形成時にヒアルロン酸が流れてしまうことがあります。流れ出る量には個人差があるものの、多いケースで約50％もの量が失われるため、「涙袋がなくなった」と感じる方は少なくありません。

しかし、タレ目形成をしたあとに、ヒアルロン酸注入で涙袋を再形成することは可能です。ヒアルロン酸注入による涙袋があり、タレ目形成を検討している方は、その点まで含めた相談をしてみてください。

タレ目形成で涙袋を無くさない！ヒアルロン酸を活用するポイント

「タレ目形成をしたいけど、涙袋はなくしたくない！」と思いますよね。

そんな方におすすめの方法が、ヒアルロン酸注入による涙袋形成です。

ここからは、タレ目形成とヒアルロン酸注入を上手に活用していくポイントについて解説していきます。

ヒアルロン酸注入後1ヶ月以上開けてからタレ目形成を受ける

ヒアルロン酸注入による涙袋を作ったあとに、タレ目形成をすると、タレ目と涙袋の両方をバランス良く維持できます。ここでのポイントは、ヒアルロン酸注入からタレ目形成までの期間を、1ヶ月以上開けること。

ヒアルロン酸注入直後、もしくは同時のタイミングでタレ目形成をすることは、あまりおすすめできません。

タレ目形成が完成する1～3ヶ月後に再度ヒアルロン酸注入を行う

タレ目形成が完成する1～3ヶ月後を目安に、再度ヒアルロン酸注入を受けると、ヒアルロン酸が流れ出るリスクを減らすことができ、涙袋のボリュームを保てます。

もともとヒアルロン酸注入による涙袋の効果は半年～1年程度のため、涙袋を維持していくためには、定期的な施術が必要です。ただし、皮膚切開でタレ目形成をして、皮膚に傷が残っている場合には注意してください。

この状態でヒアルロン酸注入を行うと、注射によって傷跡が目立ってしまうリスクがあります。

目尻切開でタレ目を作るという選択肢も

涙袋のボリュームや形への影響を極限まで減らしたい方には、目尻切開によってタレ目効果を得る方法も、ひとつの選択肢です。

目尻切開は、タレ目形成ほど目立ったタレ目にすることは難しいですが、下まぶたに緩いカーブを作り出すため、「強調されすぎないタレ目」が欲しい人には向いています。

タレ目における涙袋ヒアルロン酸における3つのメリット

「やっぱりタレ目形成をするなら、涙袋ヒアルロン酸もした方がいいのかな？」と悩む方も多いでしょう。そこでこの項目では、改めて涙袋ヒアルロン酸のメリットをまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。

目を大きく見せることができる

ボリュームのある涙袋ができるだけで目が大きく見える理由は、人が他人の顔で「目」と認識するのは、上まぶた～涙袋までの範囲だからです。

メイクによる涙袋形成で目が大きく見えるのと同じ原理ですが、ヒアルロン酸注入を行えば、すっぴんでも自然な涙袋が維持されます。メイクのようにテクニックも必要なく、誰でも簡単に、憧れの可愛らしい目元になれるのは、ヒアルロン酸注入が持つ最大のメリット！

タレ目効果で顔全体を優しい印象にする

実は、涙袋ヒアルロン酸にも、タレ目効果があります。タレ目形成ほどハッキリとしたものではありませんが、目元の印象をやわらげてくれるのがポイント。

「つり目で、きつい印象に見られる……」と悩んでいる方も、涙袋ヒアルロン酸で顔全体を優しい印象に変えていくことができますよ。

笑顔が目立つ表情を作りやすくなる

笑ったときにだけ、涙袋ができるという方もいますよね。これは、笑うことにより、眼輪筋が押し出されるためです。涙袋があると、笑ったときに笑顔が強調されやすくなります。

真顔の状態でも、ふっくらとした涙袋があると、笑顔が似合うイメージを持たれやすくなるでしょう。

涙袋のヒアルロン酸注射でよくある失敗

ここからはヒアルロン酸注射でよくある失敗について紹介していきます。

目の下が膨らみ老け顔になる

涙袋へのヒアルロン酸注入は、適切な量であることが成功に欠かせないポイントです。過度な量を注入した場合、目の下までふくらんでしまい、老けた印象を与えてしまいます。あなたにとってベストな注入量を見極めてくれる医師を探すことが成功への第一歩です！

ヒアルロン酸が透ける

涙袋へのヒアルロン酸注入は、注入する位置も重要です。位置や頻度を間違えると、「チンダル現象」という、ヒアルロン酸が透けて見えるようになってしまいます。

涙袋ヒアルロン酸のリスク・副作用

ここではメリットだけでなく、ヒアルロン酸のリスクや副作用もしっかりお伝えしています。

内出血

内出血は、涙袋へのヒアルロン酸注入で起きる代表的なダウンタイムの症状です。通常は、1～2週間程度で消失し、メイクでカバーできる程度であることがほとんど。

また、施術にマイクロカニューレを使うと、内出血リスクを軽減させることもできます。少しでも内出血リスクをおさえたい方は、医師に相談してみましょう。

アレルギー

涙袋へのヒアルロン酸注入では、まれにアレルギー症状が起きることもあります。具体的な症状は、赤みや痒みです。なお、アレルギーがない場合でも発生する可能性があります。アレルギーについても、事前のカウンセリングでリスクをしっかりと確認してください。

感染

涙袋へのヒアルロン酸注入では、安全性の高い製品が使われますが、傷やニキビなどがある場合には、注意が必要です。

正常が免疫力を持っていれば、涙袋へのヒアルロン酸注入で感染が起こることがほぼありませんが、万が一腫れや痛みが強くなってきた場合には、速やかにクリニックへ連絡してください。

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※公式サイトからの仮予約確定後に、予約確定の連絡（電話、メール、LINE）をもって予約確定となります。予約後にクリニックからの連絡をお待ちください。

※予約後の無断キャンセルはクリニックへの迷惑となりますのでお控えください。無断キャンセルの場合にはキャンセル料が発生する場合がございます。

まとめ

ヒアルロン酸注射による涙袋のボリュームアップやタレ目形成などについて、様々な視点からご説明しました。結論として、タレ目形成によって涙袋がなくなる可能性はあるものの、適切な施術やバランスの取れた注入量であれば、失敗を避けることができます。

美しい表情や印象を目指す際には、専門家のアドバイスを受けつつ、安全で効果的な施術を受けることが重要です。自分にとって最良の選択をするために、慎重に検討してください。