顔の脂肪冷却で小顔になれる?脂肪冷却の効果とハイフとの違いを解説

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記事の監修者

看護師|雪さん

美容看護師歴2年。美容クリニックで勤務中。実際に、患者への美容施術やカウンセリングを行っている。患者の肌質によってレーザーのパワーを細かく調節すること、施術間隔のペースの提案、施術の組み合わせ方のアドバイスが得意。

顔についた脂肪をどうにかしたいと考える方に、近年選ばれる施術が脂肪冷却です。脂肪冷却は気軽に試せる施術であるため、やってみたいと考える方が増えているようです。
本記事では、顔の脂肪冷却の効果やメリットについてくわしく解説します。また、ハイフとの違いもあわせて解説するため、ハイフと脂肪冷却で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

顔の脂肪冷却の効果は?

顔の脂肪冷却の効果は?

顔の脂肪冷却を検討する方の多くは、顔の脂肪冷却によってどのくらいの効果があるのかと疑問に思うかもしれません。顔の脂肪冷却はどのくらいの効果が期待できるのかをここでは解説します。

脂肪冷却とは

まずは、脂肪冷却という施術がどのような施術であるのかを解説します。
脂肪冷却とは脂肪細胞を冷却して凍らせることで、脂肪細胞を破壊する施術です。

皮膚をある一定の温度で冷却すると、脂肪細胞だけが細胞の自然死を起こし、死滅した脂肪細胞が老廃物として体外に排出されるのですが、これをクライオリポライシス理論といいます。

脂肪は4℃、水は0℃で凍るため、クライオリポライシス理論を活用し、4℃で皮膚を一定時間冷却すると、皮膚の組織にはダメージを与えず、脂肪細胞にのみダメージを与えて破壊できるのです。

脂肪冷却は機械を使って行います。脂肪冷却の代表的な機械ともいえるクールスカルプティング®は厚生労働省とFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けていることから安全性も高いといえ、多くの医療機関で導入されています。

脂肪冷却できる顔の部位は?

脂肪冷却の適用範囲は顔の場合、顎下のみとなっています。脂肪冷却は、皮下脂肪に対して効果のある治療法です。顎下の脂肪は皮下脂肪となるため、顎下の脂肪に対しては、高い効果が期待できます。

脂肪冷却は1回の施術でどのくらい効果がある?

脂肪冷却は1回施術をするとどのくらいの効果があるのか気になる方もいるかもしれません。脂肪冷却をした部分や、皮膚の厚み、脂肪の厚さや冷却のために使用した機器にもよりますが、1回の治療でも高い効果を実感する方が多く、1回の施術で冷却部分の脂肪層の厚さが約20%減少するケースもあります。

しかし、1回の施術よりも繰り返し施術をした方がさらに高い効果が期待できるでしょう。

顔の脂肪冷却を受けるメリット

 顔の脂肪冷却を受けるメリット

顔の脂肪冷却を受けることで、さまざまなメリットが得られます。否定的な意見も多い顔の脂肪冷却ですが、施術を受けることで得られるメリットを詳しく解説します。

ダウンタイムがほぼない

脂肪冷却の施術はメスを使わないため、ダウンタイムがほぼありません。注射や脂肪吸引、メスを使った施術をした場合は少なくとも1ヶ月程度のダウンタイムを想定する必要があります。

しかし、脂肪冷却の場合ダウンタイムは長くても1〜2週間程度です。

脂肪冷却による副作用や有害事象として挙がるのは施術直後の赤みや内出血、鈍痛ですが、いずれも1~2週間程度でおさまるといわれています。偽造品の脂肪冷却装置を使っていた場合には水疱が出る可能性があるといわれていますが、正規品の使用による水泡の有害事象の報告は今のところ出ていません。

周囲に施術をしたことがばれにくい

メスや注射で顎下の脂肪を切除した場合、傷跡が残る可能性があります。顔に残った傷跡は顎下とは言え、気付かれることもあり、美容医療を受けたことが周囲にばれる可能性があります。

脂肪冷却であれば、傷は一切つかないため、美容医療を受けたことが周囲にばれにくいです。周囲にバレずに自然と顔の脂肪を減らせるため、接客業や営業職など、人と常に顔をあわせる職業の方は、仕事を休まずに施術を受けられます

脂肪冷却した箇所はリバンウンドしにくい

ダイエットをするうえで気になるのがリバウンドです。リバウンドをしてはせっかくお金をかけて脂肪冷却をしても意味がないと思うかもしれません。

脂肪冷却は脂肪細胞を冷却して老廃物として排泄するため、一度冷却した脂肪は元に戻りません。そのため、新たな脂肪がつかない限り、リバウンドの可能性は極めて低いといえるでしょう。

小顔効果にはどっちがおすすめ?脂肪冷却とハイフの違い

小顔効果にはどっちがおすすめ?脂肪冷却とハイフの違い

顔の脂肪を落としたいと考える方は、脂肪冷却にするか、ハイフにするかで悩む方が多い傾向にあるようです。しかし、脂肪冷却とハイフの違いをきちんと理解していなければ、思うような効果が期待できないかもしれません。

ここからは、脂肪冷却とハイフの違いについて解説します。

ハイフとは

ハイフとは、脂肪冷却の真逆で超音波を活用して皮膚層にのみ強い熱エネルギーを与えることで、肌を引き締める効果が期待できる施術です。

ハイフでは主に顔のしわやたるみが気になる方が治療の対象になります。特に顔のたるみは皮下組織と表情筋の間にあるSMAS層に対してアプローチできるため、顔全体を引き締めながらたるみやしわを改善できるのです。

ハイフもダウンタイムや副作用がほとんどありません。しかし、人によっては施術中に強い痛みを感じることがあります。

また、熱エネルギーによってハイフを当てた部位は乾燥しやすいので紫外線対策や保湿などのセルフケアが重要となります。

脂肪冷却がおすすめな人

ハイフよりも脂肪冷却がおすすめな人は、とにかく顎下の脂肪を落としたいという人です。ハイフは、熱エネルギーで脂肪を落とすものの、脂肪細胞減少という点のみに着目した場合には、脂肪冷却の方が圧倒的に脂肪減少効果が期待できます

ハイフのようにさまざまな効果は期待できないため、とにかく顎の下の脂肪を落としたいという方は脂肪冷却を選びましょう。

また、ハイフは効果の持続期間は短く、施術を受けてから3ヶ月程度すると徐々にたるみが戻ってしまう可能性があります。そのため、定期的な施術が推奨されています。

しかし、脂肪冷却は一度脂肪を冷却すれば冷却した脂肪が再生されることはありません。数回の施術で、すべての施術を終わらせたいという方も、ハイフより脂肪冷却の方がよいでしょう。

ハイフがおすすめな人

脂肪冷却よりもハイフがおすすめな人は顔全体のたるみを改善したい人です。脂肪冷却は顎下にしか施術ができません。そのため、顔全体に施術をしたい場合はハイフがおすすめとなります。

また、ハイフはたるみの改善以外にも、引き締めたSMAS層の活性化に伴い美肌効果も期待できます。そのため、さまざまな効果を複合的に得たいという方にはハイフがおすすめといえるでしょう。

顔の脂肪冷却の費用

顔の脂肪冷却の費用

顎の脂肪冷却は、部位が非常に狭いことから、費用も安く済む傾向にあります。おおむね、3回程度の治療を10万円で受けられると考えておいてよいでしょう。ただし、費用は脂肪冷却に使う機器や、脂肪冷却前後に施術をするかどうかによっても変わってきます。

また、カウンセリングや診察を受けてから施術をする場合にもこの価格よりも、高くなることがあるため、施術を受ける前に医療機関で費用面の確認をしておきましょう。

1回あたりの費用相場

顔の脂肪冷却の1回あたりの費用相場は25,000~30,000円程度となります。1回のみよりも契約のタイミングで複数回の施術を契約すると1回あたりの費用がさらに安くなります。そのため、最初から3回程度脂肪冷却をしようと考えている場合には、先に3回分契約しておいた方が1回あたりの施術がお得に受けられるでしょう。

平均的な施術回数

施術回数は、皮膚の厚さや脂肪の厚さ、使用する機器によっても異なりますが、3回程度の施術が望ましいでしょう。1回の施術でも高い効果を実感される方も多く、繰り返し施術をすることで、より高い効果を得られます。

1~2ヶ月程度間隔をあけながら3回程度施術をしてみましょう。なお、脂肪が冷却されてから、体外に排出されるまでは1~2ヶ月程度かかるため、効果が出るまでに1ヶ月以上かかるケースもあります。

顔の脂肪冷却を活用しすっきりとした小顔を手に入れよう

顔の脂肪冷却を活用しすっきりとした小顔を手に入れよう

顔の脂肪冷却は、顎下のみしか受けられないうえに、ハイフのようにさまざまな部分に対しての効果は期待できません。しかし、一度の施術でも高い効果が期待できること、施術をした場所はリバウンドしないことから、顎下の脂肪に悩む方にはぜひ活用してほしい施術です。

施術費用も美容医療の中では比較的安く、さらにダウンタイムもほぼないため、日常生活への支障もほとんどありません。

顎の下の脂肪が気になる方は脂肪冷却の活用を検討してはいかがでしょうか。

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