ピコトーニングの効果とは?効果やメリット・デメリット、副作用について詳しく解説

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「顔のシミやくすみを無くしたい」「肝斑を治療するにはどんな方法がいいの?」

多くの女性が抱えるシミやくすみなどの肌悩み。いくらスキンケアに力を入れてもなかなか改善されない肌悩みは、レーザー治療で改善を目指すのがおすすめです。

ただ、シミ取りレーザーだけでもさまざまな種類があり、どの施術を選んだらいいか分からないという方も多いでしょう。

そこで、本記事ではシミ・くすみだけでなく、肝斑の改善効果、赤ら顔や毛穴の開き改善効果が期待できる「ピコトーニング」について解説します。

具体的にどのような効果が得られるのか、メリット・デメリット、副作用などについて詳しく解説しますので、レーザー治療を受けようか検討している方はぜひチェックしてみてください。

ピコトーニングで得られる4つの効果とは?肝斑やシミへの効果など気になる美肌効果を解説

ピコトーニングとは、「ピコレーザー」というレーザーを照射し、メラニン色素を分解して排出する美容治療です。シミ・ソバカス・くすみなどの改善に合わせて、赤ら顔や毛穴の開き改善効果も期待できます。

また、他のレーザー治療と比べて、低い出力のレーザーを使用しているため、レーザー治療が不可能と言われていた肝斑(かんぱん)にも照射可能です。

ここからはピコトーニング治療で得られる以下4つの効果について、より詳しく解説していきます。

ピコトーニングの効果1:肝斑の改善作用

出典:広尾プライム皮膚科

ピコトーニングは肝斑の改善治療に向いています。

肝斑とは女性ホルモンバランスの乱れが原因となって発生するシミのこと。主に頬骨の高い部分にできやすく、薄茶色のもやもやとしたシミが左右どちらにも発生します。妊娠中の方やピル服用中の方、30代以上の女性がなりやすいと言われている症状です。

この肝斑は、高い出力のレーザーを照射すると炎症を起こす可能性があり、今まではレーザー治療ができないとされていました。ただ、出力の低いレーザーを使用するピコトーニングであれば、炎症や副作用を起こすことなく治療することが可能です。

30代以上の女性でシミに悩んでいる方は肝斑である可能性が高いので、一度クリニックで診断してもらうといいでしょう。

ピコトーニングの効果2:くすみ・シミ・そばかす改善

ピコトーニングは、くすみ・シミ・そばかすなどの改善効果も期待できます。低い出力のレーザーを複数回に分けて照射することで、くすみやシミの原因になるメラニン色素を少しずつ分解していきます。

ピコトーニングは肌への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどありません。施術後はすぐにメイクをすることもできるので、「レーザーでシミ取りをしたいけど、ダウンタイムが心配」という方におすすめです。

ピコトーニングの効果3:赤ら顔改善

ピコトーニングは赤ら顔の治療効果も期待できます。

赤ら顔の原因には、ニキビなどによる炎症のほか、毛細血管の拡張があります。ピコトーニングは毛細血管の拡張を収縮する働きがあるため、赤ら顔の改善も期待できるのです。

ただ、赤ら顔治療は症状によって他のレーザー治療の方が適している場合があります。赤ら顔に悩んでいる方は、一度クリニックで診察してもらうのがおすすめです。

ピコトーニングの効果4:毛穴の開き改善

毛穴の開きは、乾燥や紫外線の浴びすぎによる皮脂の過剰分泌が原因で発生します。ピコトーニングは、皮脂線を引き締める効果が期待できるため、過剰分泌を防ぎ毛穴の開き改善を目指せます。

また、ピコトーニングを照射すると、真皮部分でコラーゲン・エラスチンの生成が促進されます。コラーゲン・エラスチンが生成されることで肌にハリ・弾力が出て、毛穴の開きやたるみを改善する効果が期待できます。

ピコトーニングの効果が出る仕組みとは?美白を目指せる理由を徹底解説!

ピコトーニングでは、「ピコレーザー」と呼ばれるレーザー機器を使い、シミ・くすみの原因になるメラニン色素を少しずつ分解していきます。低出力のレーザーを顔全体に照射するため、シミ・くすみなどの改善に合わせて、顔全体のトーンアップを期待できます。

ピコレーザーとはどんな機器?

ピコレーザーとはシミ・くすみ改善効果が期待できるトーニング治療(メラニン色素を分解)を進化させたレーザー機器のことです。「ピコ秒(1兆分の1秒)」という短時間でレーザーを照射するため、肌への刺激が少なく痛みを感じにくいという特徴があります。

出典:東京ミッドタウン皮膚科形成外科Noage

ピコトーニングの特徴は、「低出力のレーザーを照射すること」「レーザーの照射時間が短いこと」です。

従来のシミ取りレーザーは、高出力のレーザーをシミ部分にピンポイントで照射したり、レーザーの照射時間が長いものが主流でした。

一方、ピコトーニングでは低出力のレーザーを短時間で照射するため、肌へのダメージを抑えることができ、痛みを感じにくくダウンタイムが起きにくい施術ができます。

そのため、これまでレーザー治療が不可能とされていた肝斑の治療も可能になったのです。

ピコトーニングのメリット・デメリットをご紹介!注意点をしっかりおさえましょう

ピコトーニングはさまざまな肌悩みの改善を目指せる治療ですが、メリットがある一方デメリットもあります。治療を受けてから後悔しないようメリット・デメリットについてしっかり把握しておきましょう。

ピコトーニングのメリット

ピコトーニングのメリットは以下の通りです。

・施術時間が15〜30分程
・ダウンタイムがほとんどない
・痛みがほとんどない

ピコトーニングは施術時間が15〜30分程と短時間なので、スキマ時間に施術を受けられます。ダウンタイムがほとんどなく術後すぐにメイクも可能なので、気軽に施術を受けやすいという点がメリットです。

また、施術中の痛みがほとんどなく、麻酔を使用せずに治療を受けられるので「肌が弱いから不安」「痛みが苦手で心配」という方でも挑戦しやすい点もメリットと言えます。

ピコトー二ングのデメリット

ピコトーニングのデメリットは以下の通りです。

・赤みやほてりが出る可能性がある
・白斑が発生する可能性がある
・体調や体質によっては施術を受けられないことがある

ピコトーニングはダウンタイムや副作用がほとんどない施術ですが、まれに術後の赤み・ほてりが起きる場合があります。また、高い出力でレーザーを照射してしまうと、白斑(肌が脱色したように白くなる疾患)ができてしまう可能性もあるので、施術は信頼できる医師にお任せすることが大切です。

ピコトーニング施術は、体調や体質によっては受けられない場合もあるので、医師とのカウンセリング時によく相談するようにしましょう。

ピコトーニングの効果は何回目の治療から得られるの?効果はどのくらい持続するの?

ピコトーニングは1回で効果を得ることはできず、個人差はあるものの5〜10回程の施術が必要と言われています。

ピコトーニングでは、低い出力のレーザーを複数回照射することで、シミや肝斑などを改善していく治療です。一度の施術で大きな効果を得ることはできませんが、複数回施術を受けることで少しずつ症状が改善していきます。

2・3回施術を受けて効果を感じられなくても、諦めずに施術を続けていくことが大切です。

また、ピコトーニングの効果の持続期間は個人差があるため「何年・何ヶ月」と言い切ることはできません。理由は、メラニン色素は常に体内で作られており、一度シミが気にならなくなっても1〜2年程で再発する可能性もあるからです。

そのため、シミのない綺麗な肌をキープするためには、5〜10回程施術を受けて通院をやめるのではなく、定期的にピコトーニング施術を受ける必要があります。

ピコトーニングのダウンタイム・副作用・痛みは?気になる悩みを解決

レーザー治療と聞くと、「ダウンタイムや副作用がありそう」「痛みは強くないの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ピコトーニング施術のダウンタイム・副作用・痛みについて詳しく解説します。

ピコトーニングはダウンタイムがほぼない

ピコトーニングはダウンタイムがほとんどありません。理由は、他のレーザー治療と比べて低出力のレーザーを使用しており、熱作用ではなくレーザー照射時の衝撃波でメラニン色素を破壊しているため、肌へのダメージが少ないからです。

熱作用がない分、ヤケドのリスクが減り水ぶくれなどの炎症が起きることもほぼありません。

まれに、施術後赤みやほてりが出る場合もありますが、これらの症状も一時的なもので時間経過と共に治ります。シミがかさぶたになることもほぼないので、「ダウンタイムのためにお休みが取れない」という方でも受けやすいでしょう。

ピコトーニングは副作用がほとんどない

ピコトーニングは副作用が出ることもほとんどありません。ただ、皮脂腺が刺激されるため、人によっては白ニキビや湿疹が出る場合があります。これらの症状は一時的なもので、数日で改善されていきます。

また、副作用がほとんどないピコトーニングですが、出力を強くしてしまうとまれに白斑(肌が脱色したように白くなる疾患)になってしまう可能性があるので、しっかり信頼できる医師の施術を受けることが大切です。

ピコトーニング施術は痛みが少ない

ピコトーニング施術では「ピコ秒(1兆分の1秒)」という短時間でレーザーを照射するため、痛みが少ないのが特徴です。ほとんどの方が麻酔を使用せずに施術を受けられますが、「痛みが苦手」「肌が弱くて心配」という方は、カウンセリング時に医師に相談するようにしてください。

ピコトーニングと他のレーザー治療との違いは?YAGレーザー・ピコスポットと比較

シミ取り治療にはピコトーニング以外にも、さまざまなレーザー治療法があります。それぞれ仕組みや適している症状が異なるので、どのような違いがあるのか解説します。

ピコトーニング ピコスポット Qスイッチヤグレーザー レーザートーニング
レーザーの種類 ピコレーザー ピコレーザー Qスイッチヤグレーザー Qスイッチヤグレーザー
仕組み 照射時間が短く弱い出力のレーザーを顔全体に照射 高い出力のレーザーをシミ部分のみに照射 高い出力のレーザーをシミ部分のみに照射 波長の長いレーザーを弱い出力で照射
適した症状 肝斑
シミ・そばかす
くすみ
赤ら顔
毛穴の開き
シミ・そばかす
くすみ
ほくろ
刺青
アートメイク
肝斑
シミ・そばかす
くすみ
あざ
肝斑
シミ・そばかす
くすみ
毛穴の開き
ダウンタイム ほぼなし 1週間程 1〜2週間 ほぼなし

ピコトーニングと同じく、ピコレーザーを使用する「ピコスポット」は、高い出力のレーザーをシミ部分のみに照射する治療法です。「Qスイッチヤグレーザー」もYAGレーザーと呼ばれる波長の長い機器を使い、シミ部分のみにレーザーを照射します。

どちらもピンポイントにレーザーを照射するため、ダウンタイムが長いというデメリットがあります。

一方、「ピコトーニング」と「レーザートーニング」は、低出力のレーザーを使用するためダウンタイムがほとんどありません。ピコトーニングとレーザートーニングの違いは使用する機器で、レーザートーニングでは肌の奥深くまでレーザーを届けられるYAGレーザーを使用します。YAGレーザーはピコレーザーと比べると照射時間が長く、痛みを感じる可能性がある点が特徴です。

ダウンタイム・副作用・痛みのない治療を受けたい方は、ピコトーニング治療を受けるといいでしょう。

ピコトーニングに関するよくある疑問・質問

ここからはピコトーニングに関するよくある疑問・質問について解説します。今回解説する疑問は以下の通りです。

・ピコトーニング治療を受けられない人はいる?
・施術をやめるとまたシミ・そばかすができる?
・ピコトーニング当日はどんな流れで施術を受けるの?
・施術を受けた後の注意点は?

いざ施術を受けて後悔しないよう、疑問点は事前に解消しておくようにしましょう。

ピコトーニング治療を受けられない人はいる?

以下に当てはまる人はピコトーニング施術を受けられません。

・妊娠中の人
・照射部分に傷のある人
・日焼け肌・色黒肌の人
・光過敏症、ケロイド体質、てんかんなどの持病がある人

上記に当てはまらなくても、自分が施術を受けても問題ないか心配な方は、医師とのカウンセリング時に相談してください。

施術をやめるとまたシミ・そばかすができる?

ピコトーニング施術をやめると、再度シミ・そばかすなどができる可能性があります。5〜10回程の施術を受けて症状が改善されたとしても、体内では24時間メラニンが生成されているため、施術をやめると再発する可能性があるのです。

目に見えているシミ・そばかすなどが軽減されても、綺麗な肌を持続させるためには定期的にピコトーニング施術を受けることをおすすめします。

ピコトーニング当日はどんな流れで施術を受けるの?

ピコトーニング治療の施術当日の流れを解説します。クリニックによって多少異なる場合もありますが、基本的には以下のような流れで施術を受けられるのでチェックしてみてください。

①カウンセリング
②メイクオフ
③ピコトーニング施術
④メイク
⑤帰宅

まずは、医師によるカウンセリングを受け、症状に合わせて施術方法を相談します。カウンセリング終了後は、パウダールームでメイクを落とし、ピコトーニング施術を受けます。施術時間は個人差がありますが、15〜30分程と短時間です。施術終了後は、すぐにメイク可能なのでお化粧直しをして帰宅できます。

ピコトーニングは副作用やダウンタイムがほとんどないので、施術後に予定を入れていても問題ありません。ただ、施術前にメイクを落とさなくてはならないので、予定がある場合はメイク道具を持っていくといいでしょう。

施術を受けた後の注意点は?

ピコトーニング施術を受けた後は、肌が刺激を受けやすくなっているため、紫外線対策をすることが大切です。術後すぐにメイクをすることも可能ですが、紫外線対策は怠らないようにしましょう。

外出時は日焼け止めを使用することはもちろん、日傘や帽子などで日焼け対策を徹底してください。

ピコトーニングで美白肌を目指そう!

今回はピコトーニング施術で受けられる効果や、ダウンタイム・副作用などについて解説しました。ピコトーニングは肝斑・シミ・くすみ・赤ら顔・毛穴の開きなど、さまざまな肌悩みの改善を期待できるレーザー治療です。

ダウンタイムや副作用もほとんどなく、私生活の中で気軽に施術を受けられるので、「美白肌を目指したい!」「シミやくすみをなんとかしたい!」という方は、ぜひピコトーニング施術を受けてみてくださいね。