ピコトーニングの値段の相場は？10社の平均価格や費用対効果について徹底解説！

最新のレーザー機器を使用してシミや肝斑を除去することで、短期間で美肌を手に入れられるピコトーニング。

肌へのダメージが少なく済むため、美容クリニックで注目されている施術です。施術を受けたくても気になるのはその値段ですよね。ピコトーニングは美容クリニックで受けるものなので、すごく高いのでは、、と思う方がいるのではないでしょうか。

今回はそんなピコトーニングの値段について以下の内容を詳しく解説します。

・ピコトーニングの相場と10社の平均価格
・ピコトーニングの効果が出るまでの平均回数と値段
・ピコトーニングと従来のレーザー治療との効果と値段の比較

どうぞ参考にしてみてくださいね。

ピコトーニングの値段の相場を10社の調査をもとに大発表！平均価格はいくら？

ピコトーニングはメラニンを抑制することができるため、メラニン由来による黒ずみやそばかすなどを消すことができます。肌のトーンアップの他に毛穴を引き締める効果も期待できます。

また、従来のレーザーでは治療できなかった肝斑もピコトーニングならアプローチすることができます。

そんなピコトーニングの値段について、全国に医院があるクリニックを中心に10社ピックアップして、価格を調査しました。

クリニック名	顔１回の価格（税込）	リンク
湘南美容クリニック	11000円	詳細
東京中央美容外科	9800円	詳細
品川美容外科	16500円	詳細
東京美容外科	16500円	詳細
聖心美容クリニック	38500円	詳細
共立美容外科	20900円	詳細
ガーデンクリニック	11000円	詳細
高須クリニック	27500円	詳細
あおばクリニック	6800円	詳細
品川スキンクリニック	16500円	詳細

10社を比較すると6800円〜38500円で、平均は17500円でした。
15000円くらいからが相場のようです。

ピコトーニングの効果が出るのにどのくらいの値段がかかるの？平均回数やおすすめな人についてもご紹介！

『何回も受けないと効果が出ないんじゃないの？』

1回で全ての効果を実感するのは難しいレーザー治療。より効果を実感するためには複数回施術を受ける必要があると言われています。
何回くらい受ければ効果があるのか、回数についても調べてみました。

効果が出るまでの平均回数

ピコトーニングは1回でもシミが目立たなくなる等の効果があるものの、2、3回〜5回程度行うことが一般的とされています。従来のレーザー治療の半分の回数で効果が実感できるそうです。

実は1回目の施術で目立たなくなったシミが、時間の経過とともに再度目立つようになることがあります。これは、身体の中でメラニン色素が24時間生成されているためです。今気になっている箇所の施術だけではなく、今後表面に現れる可能性があるシミや肝斑を防ぐためにも、複数回実施が必要です。

施術の間隔としては、3〜4週間程度間隔を空けて行うことが多いようです。

『受ける回数は、気になるシミの大きさなどにもよるわね。』

ピコトーニングの相場が15000円〜でしたから、3回行うとすると45000円程度となります。

クリニックによっては5回コースや10回コースが設定されているところもあります。
5回コースの相場は50000円～、10回コースの相場は100000円～程度です。

気になるシミのサイズや色の濃さによっては効果が出るまで回数がかかる場合があります。大きいシミ、色の濃いシミ、他の治療で取りきれなかったシミなどがある場合は複数回コースで申し込むのがおすすめです。

コースで申し込むとその分割引が効きますから、チェックしてお得に美肌を手に入れてくださいね。

ピコトーニングはこんな人におすすめ

安全性が高く効果が期待できるピコトーニング。具体的には次のような人に向いていると言えます。

・肝斑やシミ、ニキビ跡などに悩む人
・忙しいなど、ダウンタイムを避けたい人
・レーザー治療による肌へのダメージが心配な人

また、上記の通りピコトーニングは2、3〜5回程度継続して行うと効果がでやすいです。繰り返し通院できる時間や環境が整う方におすすめです。

ピコトーニングの値段は他のレーザー治療より高め？費用対効果は？

『ピコトーニングって高いわよね。他のレーザー治療じゃだめなの？』

一般的にピコトーニングの値段は従来のレーザー治療より高めに設定されているようです。ピコトーニングの費用対効果はどうなのでしょうか。レーザートーニングとピコトーニングの違いを調べてみました。

ピコトーニングとレーザートーニングの違いは？

まずは気になる価格の違いから見ていきましょう。
レーザートーニングでは顔1回の価格の相場は10000円程度〜です。
それに対してピコトーニングは15000円程度〜ですから、やはり少し価格は高めです。

では、施術による肌への負担についてはどう違うのでしょうか。
ピコトーニングとレーザートーニングではシミの元となるメラニン色素を壊す方法が違います。
レーザートーニングはメラニン色素に熱を加えて破壊しますが、ピコトーニングは衝撃波で破壊します。

出典：東京美容医療クリニック

熱作用での粉砕でないため肌へのダメージも少なく、肌に優しい治療ができるようになりました。レーザー治療では、照射後に炎症後色素沈着や赤み、腫れといった副作用がつきものでしたが、ピコトーニングではそれはありません。痛みも抑えられ、治療後のテープ保護も要りません。

ピコトーニングは痛みやダウンタイムがほぼなく、負担が少ない施術だと言えます。

	従来レーザー	ピコレーザー
価格の相場 （トーニング・全顔1回）	10000円～程度	15000円～程度
一回当たりの施術時間	約30分	約20分
痛み	・ゴムで弾くような痛み ・照射エネルギーと比例して痛みが増す	・ほんのり温かい弾くような痛み ・照射エネルギーに関係なく痛みは少ない
ダウンタイム	・10日程度、赤みや点状出血、腫れなどが起こることがある	・ダウンタイムはほとんどない

さらに、従来のナノ秒レーザートーニングと違い、ピコトーニングは「ピコ秒」で照射するため短時間で照射できます。

出典：東京美容医療クリニック

従来のレーザー治療は照射時間がナノ秒（10億分の1秒）で、砕ききれない粒子はまだらのシミとして残ってしまうこともありました。ですがピコレーザーは、照射時間（パルス幅）がピコ秒（１兆分の1秒）なので、今までより細かく粒子を砕いてシミ取りができます。

また、レーザーの波長は従来のものが約750nmだったのに対し約1060nmと長く、より皮膚の深い層まで届くようになり、今までの治療で取りきれなかったシミへもアプローチできるようになりました。

『肌に優しいだけじゃなくて、効果も高いのね！』

費用が高めでもピコトーニングをおすすめする理由

ダウンタイムがほとんどないというのは本当に魅力的です。従来のレーザーでは施術後の赤みが10日間程度起こる可能性があり、5日間程度は化粧を控えた方がよいとされてきました。

『5日も？仕事はどうしよう…？』

できることならあまり周囲に知られることなく施術をしたいと思う方もいるかもしれませんが、5日間メイクをしないで過ごすとなると、タイミングをよく考えなければなりませんね。

また、施術後の状態が順調に回復してきているのか経過が心配になったり、不安になることもあるでしょう。

大手の美容クリニックではアフターケアが充実しているところが多く、施術後の経過を相談できるメール相談が設置されていたり、追加で処置や薬の処方が必要な際には無料で行ってもらえたりします。
ですが、そもそもそういったアフターケアの心配が少ない施術の方が安心して受けられますね。

ピコトーニングなら、生活への影響も施術後の状態の心配も少なく美肌を叶えられます。

ピコトーニングを受ける上での注意点は？中には受けられない人も

ピコトーニングを受ける上でいくつか注意点がありますから、確認しておきましょう。

・紫外線対策と保湿を徹底する
・施術部位をこするなど刺激を与えない
・炎症が出た場合は症状が落ち着くまでメイクをしない
・施術当日の飲酒や激しい運動は避ける

安全性が高いとはいえ施術後は肌に負担を与えないようにしましょう。
洗顔も当日から可能ですが、こすって刺激を与えないように注意しましょうね。

さらに、次に当てはまる人はピコトーニングを受けられない可能性があります。

・妊娠中の人
・日焼けをしている人
・施術部位に傷がある人
・てんかんや光過敏症など持病がある人

心当たりがある人は事前に医師に相談し、確認してくださいね。

ピコトーニングの値段に関するよくある疑問・質問をご紹介！

最後に、ピコトーニングの値段に関するよくある質問を見ていきたいと思います。

・クリニックによって値段が違うけれど、どのクリニックを選んだらいいの？
・ピコトーニングは止めると効果がないって本当？

クリニックによって値段が違うけど、どのクリニックを選んだらいいの？

クリニックはたくさんあって、どこを選んだら良いのか悩みますね。価格の安さは魅力の一つではありますが、それだけで選んでしまうのは注意が必要です。ホームページなどで、信頼できるクリニックかどうか確認しましょう。

医師が皮膚科もしくは形成外科の専門医かどうかは大事なポイントです。「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」あるいは「日本形成外科学会認定形成外科専門医」と書かれているか確認してみましょう。

また、施術のメリットばかりではなく、デメリットやアフターケアまで詳しく説明されているかどうかがチェックポイントです。

ピコトーニングはやめると効果がないって本当？

シミの素になるメラニン色素は、24時間体内で作られています。ピコトーニングで肝斑やシミが目立たなくなったとしても、再度目立つようになる可能性はあります。

紫外線対策と保湿を徹底し、ケアを続けることが大切です。また、ピコトーニングを継続して受けられれば、そういったホームケアで防ぎきれず現れてしまったシミや肝斑に再度対処することができます。

価格が高いのも納得！少ない肌ダメージで安心して美肌を手に入れよう

今回はピコトーニングの相場や効果が出るまでの施術回数、従来のレーザートーニングとの違いについてまとめました。

ピコトーニングの相場は15000円程度〜で、従来のレーザー治療よりも高めです。しかし従来の半分の回数で効果が実感できることや、肌の負担が少なくほとんどダウンタイムなしで施術を受けられるメリットがあります。複数回セットのコースを設定している美容クリニックもありますから、お得に美肌を叶えてくださいね。