顔の脂肪吸引でたるみは解消できる？逆にたるんでしまう？疑問を徹底解消

顔の脂肪吸引でたるんだって聞くけど本当？たるみが起こる原因を解説

顔の脂肪吸引をしたからといって皮膚がたるむことは基本的には無く、ダウンタイム期間が終われば引き締まるので心配はいりませんよ。 顔の脂肪吸引は皮下脂肪を除去するため、皮下脂肪と皮膚の間に空洞ができますが、時間の経過とともにくっついていきます。 これが「拘縮（こうしゅく）」と言われるダウンタイム症状ですね。 この時期には施術部位を動かすとつっぱり感が出たり、皮膚に凸凹が現れたりしますが、これは順調に回復している証拠なので安心してくださいね。 このように、施術直後はたるんだように感じてしまうかもしれませんが、ダウンタイムが終了する頃（術後3～6ヶ月頃）には症状もすべて落ち着くでしょう。 拘縮（こうしゅく）によりきちんと引き締まり、たるむことはほとんどありません。 ただし、吸引する脂肪の量が多すぎると拘縮の際に皮下組織と皮膚がくっついても、たるみを引き起こすことがあります。 信頼できる医師のもとで適切な脂肪吸引をすれば、たるみの心配はほとんどないでしょう。

顔の脂肪吸引でたるみやすい人の特徴は？脂肪の多い人や高齢の人は注意！

上で解説したように、一般的には顔の脂肪吸引でたるむことはありませんが、まれにたるんでしまう人がいます。 次のような人はたるみやすいので、施術前に医師とのカウンセリングをしっかりしておきましょう。

【顔の脂肪吸引でたるみやすい人①】皮下脂肪が多い人

顔周りに皮下脂肪が多い人は、脂肪吸引でたるむ恐れがあります。 皮下脂肪が多い人が理想の状態になるためには、大量の脂肪を吸引しなくてはいけませんよね。 医師はもちろんたるみが出ないように配慮しながら施術しますが、理想に近づけてあげたいという思いからどうしても脂肪を吸引しすぎてしまいます。 医師も適切な吸引量の判断が困難になり、たるみが出てしまうことがあります。 また、皮下脂肪の多い人は脂肪の体積の分だけ、すでに皮膚が伸びていると考えられるでしょう。 この状態で大量の脂肪を吸引すると、予想を超える皮膚が余ってたるみにつながってしまう恐れがあります。

【顔の脂肪吸引でたるみやすい人②】高齢の人

高齢の方も、顔の脂肪吸引でたるみやすいと言えるでしょう。 年齢と共に真皮層にあるコラーゲンやエラスチンは減少します。 これらは皮膚の弾力やハリを手助けする成分のため、高齢の方は皮膚の伸縮性も失われ、脂肪吸引後に皮膚が十分に収縮できずにたるみとなってしまいます。 また、高齢者は若い人に比べて細胞が生まれ変わるターンオーバーが長くなっています。 そのため、自力でたるみを改善していくことも難しいでしょう。

顔の脂肪吸引でありがちな失敗例を4つ解説！たるんだり頬がこけたりするの？

顔の脂肪吸引では、失敗例もゼロではありません。 ここでは4つの失敗例を紹介するので、「このようなこともあるんだ」と理解したうえで、顔の脂肪吸引を検討してくださいね。

【顔の脂肪吸引でありがちな失敗例①】たるみ

顔の脂肪吸引でありがちな失敗例としてまず挙げられるのが、たるみです。 加齢により、顔にはどうしてもたるみが現れます。 この加齢によるたるみを計算に入れずに脂肪を取りすぎてしまうと脂肪の部分の空間が大量に余ってしまい、たるみが生じる失敗例です。

【顔の脂肪吸引でありがちな失敗例②】頬のこけ

顔の脂肪吸引でありがちな失敗例の2つ目は頬のこけです。 頬のこけの原因は、脂肪を取る量と部位の判断ミスと考えられます。 患者は脂肪を取って小顔にしたいという希望を医師に託し、託された医師は希望を叶えるためにむやみやたらに脂肪を吸引してしまうという事態もゼロではありません。 その結果、頬がこけてしまうことがあります。 患者の骨格や表情筋の状態をきちんと把握したうえで、適切な部位から適切な脂肪を吸引すれば、頬がこけることはほとんどないでしょう。

【顔の脂肪吸引でありがちな失敗例③】ひきつれ

顔の脂肪吸引でありがちな失敗例として皮膚のひきつれも挙げられます。 上でもお話ししたように、ダインタイムの過程で「拘縮（こうしゅく）」がおこります。 これは脂肪を取って空洞になった部分がくっつくことで、この時にひきつれを感じることがあるでしょう。 通常、このひきつれは時間の経過とともに自然に治まりますが、施術から半年程度経ってもひきつれを感じる場合は、癒着が起きているかもしれません。 医師が脂肪を取る部位と量を誤ると、皮膚と筋膜が癒着することがあります。

【顔の脂肪吸引でありがちな失敗例④】効果が不十分

顔の脂肪吸引でありがちな失敗例でよくあるのが、効果が不十分と感じることです。 二重顎が嫌で脂肪吸引したのに解消されていなかった、思ったほど頬の肉が減っておらずもたついたままだったなどが挙げられます。 これまでお話ししてきたように、脂肪は取りすぎるとたるみの原因になってしまいます。 逆に吸引量が少なすぎると、このように効果が不十分という失敗になりかねません。 顔の脂肪吸引ではデザイン的なことも重要になってきます。 元の顔の状態から、吸引する部位と残すべき部位を医師が適確に判断することで、脂肪吸引の効果は十分に得られるでしょう。

顔の脂肪吸引とハイフリニアはどちらが効果あるの？違いを理解して自分にピッタリな施術を見つけよう

顔の脂肪吸引以外に、「顔の脂肪が気になる」「頬や顎周りをすっきりさせたい」ときに候補となる施術に「ハイフリニア」があります。 どちらの施術が良いのか悩みますよね。 そこで、脂肪吸引とハイフリニアの違いを簡単に比較しました。

（注意：ハイフリニアに関しては使用機器がさまざまあり表の記載は一部の例であるため、あてはまらない場合もあります）

脂肪吸引は数ミリの切開が必要ですが、通常は麻酔を使用するため痛みはほとんどありません。 「切開」と聞くと不安になる方もいるでしょうが、カニューレと呼ばれる細い管が入る程度の切開で、嬉しいことに効果は半永久的で10年以上続くと言われています。 一度の施術で効果が実感でき大量の脂肪除去が可能なので、即効で確実に脂肪を除去したい方には脂肪吸引が適していますね。

顔の脂肪吸引でたるまず効果をアップさせるには相性の良い施術との併用も有効

顔の脂肪吸引は1度の施術で大量の脂肪除去が期待できる施術ですが、さらにたるまずに効果をアップさせる方法があります。 それは、顔の脂肪吸引と相性の良い他の美容施術と併用することです。 おすすめの併用施術を2つ紹介するので、より理想のフェイスラインにしたい方はぜひ参考にしてくださいね。

【顔の脂肪吸引と相性の良い施術①】糸リフト

まずおすすめしたい顔の脂肪吸引と相性の良い併用施術は、糸リフトです。 脂肪吸引後に生じる空洞に対して、医療用の糸を使って組織を引き上げることで、癒着を促進しつつ傷を治癒させます。 この方法は、脂肪吸引だけでは得られない長期的な小顔効果を持続させ、たるみを防ぐことで、より自然で美しい仕上がりを実現します。 日本では、体内で溶ける医療用の糸が主に使用されており、一定期間後に自然に吸収されるため、安全性も高く、リスクが最小限に抑えられていて安心ですよ。

【顔の脂肪吸引と相性の良い施術②】ヒアルロン酸注射

顔の脂肪吸引と相性の良い施術として、ヒアルロン酸注射も挙げられます。 ヒアルロン酸を注入した部分には高さが出ます。 ヒアルロン酸を顎に注入して少し高さを加えることで、たるまず、より引き締まった小顔効果が得られ、横顔にも立体感が生まれるでしょう。 ヒアルロン酸は本来人の身体に存在する成分なので、アレルギーも起こしにくく安心して受けれる施術です。 ヒアルロン酸注射と併用することで、たるみのないシャープな顎を手に入れ魅力的な印象を与えることができるでしょう。

顔の脂肪吸引でたるまない・後悔しないためにはどうすれば良い？抑えておきたい３つのポイント

顔の脂肪吸引で、たるんだり失敗したり後悔しないためには何に気をつければよいのでしょうか。 後悔しないためには次の3つのポイントを抑えておきましょう。

【後悔しないためのポイント①】医師選びは慎重にしよう

顔の脂肪吸引で後悔しないためには医師選びが重要です。 脂肪吸引の実績が豊富で、修正手術にも対応できる経験豊かな医師は、理想的なフェイスラインを実現する可能性が高いといえるでしょう。 カウンセリングに時間をかけることも大切です。仕上がりのイメージを医師と共有し、最適な施術方法を見極めるための貴重な機会です。 カウンセリングが短かったり担当医とカウンセラーが異なる場合、イメージにズレが生じるリスクがあります。 医師の対応や万が一の事態に備えたアフターフォローが、しっかりしているかなどを十分に確認することも重要ですね。 不安を抱えたまま施術に臨むと後悔することも考えられるため、納得がいくまで医師と十分に話し合いましょう。

【後悔しないためのポイント②】マッサージのやり方に注意しよう

脂肪吸引後のマッサージも後悔しないポイントとなりますよ。 顔の脂肪吸引後には、一時的に「拘縮（こうしゅく）」と呼ばれる状態になり、硬くしこりのようなものが生じることがあります。 「拘縮」は手術直後ではなく、2～3週間後に硬くなることが多いですが、1ヶ月ほどで自然に治まることが一般的です。 早く滑らかな皮膚に整えるためには、腫れや炎症が引き拘縮が起こり始めた時期にマッサージを行うとよいでしょう。 入浴時に、指の腹で優しく押し込むようなマッサージがおすすめです。 強い力でゴリゴリ押すマッサージは厳禁ですよ。 マッサージは硬いしこりがなくなれば行う必要はありませんが、基本的には施術した医師の指示に従ってくださいね。

【後悔しないためのポイント③】施術後のスキンケアを徹底しよう

後悔しないためのポイントとして、施術後のスキンケアを徹底することも挙げられます。 拘縮のピークを迎える1ヶ月から半年ほどの間は、肌が乾燥し、かゆみを感じることがあるでしょう。 この時期、施術後の敏感な肌をかいてしまうと色素沈着が起こりやすく、跡が残る可能性が高まります。 特に顎下の脂肪吸引後にかゆみが気になる場合は、保湿クリームで肌をしっかりと潤すことで、かゆみを軽減し、肌質も滑らかに整えることができますよ。

顔の脂肪吸引でのよくある質問！疑問をしっかり解消して安心して施術を受けよう

ここでは、顔の脂肪吸引でのよくある質問について回答していきます。 疑問は解消して安心して施術に臨みましょう。

【顔の脂肪吸引でのよくある質問①】術後に通院は必要？

はい、通院は必要です。 クリニックにもよりますが、約3日後、1週間後に通院をすすめる場合が多いですね。 カウンセリング当日に施術可能としているクリニックであっても、前もってカウンセリングに行くことをおすすめします。 仕上りのイメージを医師としっかり共有し>納得いくまでカウンセリングをすることで、失敗のリスクを避けることができるでしょう。

【顔の脂肪吸引でのよくある質問②】翌日に仕事はできる？

顔の脂肪吸引の翌日には仕事に復帰されている方が多いですね。 顔の脂肪吸引後は、大きな行動制限はありませんが、数日は腫れやむくみがみられることがあるので、支障のない範囲で仕事に復帰するとよいでしょう。 内出血が気になる場合は、コンシーラーやマスクで隠すこともできますね。

【顔の脂肪吸引でのよくある質問③】顔の脂肪吸引のダウンタイムはどのくらい？

顔の脂肪吸引のダウンタイムは次のように理解しておくとよいでしょう。

ただし、これらは除去した脂肪量や部位、個人によって変わります。

【顔の脂肪吸引でのよくある質問④】脂肪吸引の効果は何年もつ？

顔の脂肪吸引の効果は半永久的で、10年後も脂肪吸引の効果は続くと言われています。 脂肪吸引では脂肪細胞そのものを取り除くため、後に脂肪細胞が肥大しても脂肪の影響を受けにくくなります。 顔の脂肪吸引は、即効性が高く効果が長続きするということが大きなメリットですね。

顔の脂肪吸引はきちんとした施術を受ければたるむ心配はなし！理想のフェイスラインを手に入れよう！

顔の脂肪吸引は、カニューレを挿入し脂肪を除去して顎や頬の周りを理想のフェイスラインにする施術です。 顔の脂肪吸引は即効性が高く、効果が長続きするというメリットがあります。 きちんを適切な施術を受ければたるむ心配はありません。 信頼できるクリニックを選んで脂肪吸引をしてもらえば、1回で理想のフェイスラインを手に入れられますよ。