糸リフトの効果とは?メリット・デメリットや種類・仕組みも紹介

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糸リフトとはいったい何?糸リフトの仕組み・効果について徹底解説!

糸リフトとはいったい何?糸リフトの仕組み・効果について徹底解説!

顔のたるみ改善やリフトアップを期待できる「糸リフト」治療。

切開することなくフェイスリフトができることで人気の施術ですが、具体的にどのような効果を得られるのか分からないという方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では糸リフトがどのような施術なのか、どのような効果が得られるのかなど詳しく解説します。ダウンタイムや副作用のリスク、メリット・デメリットについても詳しく解説していますので、糸リフト治療を検討している方は参考にしてみてください。

そもそも糸リフト(スレッドリフト)とは、医療用に作られた特殊な糸を肌に挿入して皮膚や筋肉を引き上げることで、フェイスラインを引き締めたりたるみを改善させたりする小顔整形です。

従来のフェイスリフト施術は切開する必要がありましたが、糸リフトは切開せずにリフトアップを目指せるため「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています。

糸リフトの仕組みとは?特殊な糸を使った切らないフェイスリフト治療

糸リフトではコグ(トゲ)がついた特殊な糸を使用します。コグつきの糸を皮下組織に挿入して組織に引っ掛け、引っ張りあげることで土台からリフトアップさせる仕組みです。

糸挿入時に周辺の組織に刺激が加わることで線維芽細胞の働きが活性化し、美肌に欠かせないコラーゲン・エラスチンなどの美容成分の生成が促進されます。そのため、糸リフト施術を受けるとリフトアップや小顔効果を目指せるだけでなく、美肌効果も期待できるということです。

線維芽細胞とは?

線維芽細胞とは皮膚の真皮部分にある細胞のことで、美肌に欠かせないコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの美容成分を作りだす役割をしています。

糸リフトで線維芽細胞を刺激することでコラーゲンやエラスチンの生成が促されるため、美肌効果も期待できるのです。

糸リフトは2つのタイプがある!溶ける糸・溶けない糸の違いとは?

糸リフトで使用する糸には「溶ける糸」「溶けない糸」2つのタイプがあります。まずはそれぞれの特徴を表にまとめました。

溶ける糸 溶けない糸
特徴 リフトアップ効果と美肌効果をバランスよく期待できる 溶ける糸と比べてリフトアップ効果が高い
効果持続期間 最長3年 3年〜5年程度
メリット ・時間経過と共に吸収される
・吸収される際にコラーゲンの生成が促進され美肌効果を期待できる
・ダウンタイムがほとんどない
・溶ける糸よりリフトアップ効果が高い
・リフトアップ持続期間が長い
・挿入時の刺激で美肌効果を期待できる
デメリット ・糸が吸収されるとリフトアップ効果が下がる
・時間が経過すると糸を除去するのが難しい
・時間が経過すると糸が肌表面に露出する可能性がある
・効果は永久ではないため施術を繰り返す必要がある
ダウンタイム 【術後〜1・2週間程度】
挿入部分のつっぱり感、口の開けづらさ、腫れ、違和感
内出血、笑った時の痛みなど
【術後〜1・2週間程度】
挿入部分のひきつれ・つっぱり感、口の開けづらさ、腫れ、違和感
内出血、笑った時の痛みなど
おすすめの方 ・リフトアップと美肌効果どちらも得たい方
・体内に異物を残したくない方
・将来的に別の美容整形を受ける可能性がある方
・20〜30代の方
・高いリフトアップ効果を得たい方
・加齢によるたるみが気になる方
・アンチエイジング目的の方
・40代以上の方

※参考:「糸リフト(スレッドリフト・フェイスリフト糸)|TCB東京中央美容外科

それぞれの違いについて詳しく解説します。糸の種類によって向いている方が異なるので、自分はどちらの糸を選んだらいいのかチェックしてみてください。

溶ける糸はリフトアップと美肌効果をバランスよく期待できる

溶ける糸はもともと血管などを手術する際に使用される素材でできているもので、挿入後時間経過と共に体内に吸収されていきます。溶ける糸の種類は以下の通りです。

・PDO(ポリジオキサン)
・PCL(ポリカプロラクトン)
・PLLA(ポリ-L-乳酸)

糸が吸収される時間には個人差があり、糸の種類によっても異なります。具体的にはPDOは半年から1年程度、PCL・PLLAは1年半〜3年程度かけて徐々に吸収されていきます。

PDOは吸収が早い分美肌効果が高く、PCL・PLLAは美肌効果とリフトアップ効果をバランスよく期待できるのが特徴です。

溶けない糸は高いリフトアップ効果を長期間持続させられる

溶けない糸はポリエステルの芯にシリコンのコグが付いた形状で、コグが4方向に高密度で配置されているのが特徴です。

溶ける糸と比べて糸自体の伸縮性があり、高いリフトアップ効果が期待できるため、アンチエイジング効果を得たい方に適しています。また溶けない糸はそのまま体内に残り続けるため、リフトアップ効果を長期間持続できるというメリットがあります。

ただし、リフトアップ効果が持続していても加齢によってたるみは進行していくため、効果を保つためには継続して糸を追加していく必要があります。

糸リフト治療はリフトアップ・小顔効果を期待できる!

糸リフト治療では以下のような効果を期待できます。

【糸リフト治療で得られる効果】
・顔のリフトアップ効果
・ほうれい線などのシワ改善
・コラーゲン生成による美肌効果
・たるみ毛穴や小じわを改善

糸リフト治療で得られる主な効果は、顔のリフトアップ効果・小顔効果などです。コグの付いた特殊な糸で皮下組織を引き上げることで、土台から肌のたるみを改善できます。二重あごや頬のたるみ、ほうれい線やマリオネットラインのシワなどを改善できるのが特徴です。

また、糸挿入時の刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、美肌効果や小じわの改善効果も期待できます。特に溶ける糸は糸が吸収される際にコラーゲンが増生するため、溶けない糸より高い美肌効果を期待できるのが特徴です。

得たい効果や施術したい部位に合わせて、挿入する糸の種類や本数を決める必要があるため、まずはクリニックのカウンセリングで相談することが大切です。

糸リフト治療の症例を紹介!

TCB東京中央美容外科
施術名:TCB小顔リフト
施術方法:たるんだ皮膚を糸で引き上げてリフトアップし、シワを改善する治療です。
リスク:1週間程度腫れ・痛み・内出血が続く可能性があります。まれに感染症・違和感・むくみ・しびれなどを発症する可能性もあります。
施術費用:13,800~239,800円(税込)
担当医師:横浜西口院院長 森本理一郎医師


湘南美容クリニック
施術名:シークレットリフト
施術方法:柔らかいリフティング用の糸を肌に挿入し、たるみを引き上げる施術です。
リスク:傷・痛み・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害を生じる可能性があります。
施術費用:37,700円~700,200円(税込)
担当医師:大阪心斎橋院院長技術指導医 植田一樹医師

糸リフトの効果持続期間はどのくらい?糸の種類によって持続期間が異なる

糸リフトの効果持続期間は挿入する糸の種類によって異なります。

溶ける糸 溶けない糸
効果持続期間 POD:半年〜1年程度
PCL:2年〜3年程度
PLLA:1年半〜2年程度
3年〜5年程度


溶ける糸はPOD・PCL・PLLAなどの種類によって効果持続期間が異なります。PODは持続期間が短く吸収されるのが早い分、美肌効果が高いのが特徴です。PCL・PLLAは効果持続期間が1年半〜3年程度と比較的長く、美肌効果とリフトアップ効果をバランスよく期待できます。

また、溶けない糸は挿入した糸がそのまま体内に残るため、3年〜5年程度効果が持続すると言われています。ただし溶けない糸も効果が永久に続くわけではなく、加齢によってたるみが進行すると徐々に薄れていくため、効果を長持ちさせるためには継続して治療することが大切です。

糸リフトのメリット・デメリットを解説!知っておきたいリスクや副作用とは?

糸リフトはリフトアップ効果や美肌効果を期待できる治療ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。施術を受けてから後悔しないよう、デメリットも事前に把握しておくようにしましょう。

メリット デメリット
・切開せずにリフトアップを目指せる
・ダウンタイムが少ない
・リフトアップしつつ美肌も目指せる
・効果をすぐに実感できる
・医師の技術力によってはひきつれを起こす可能性がある
・まれに感染症や神経障害を起こすことがある
・糸リフトだけではたるみ改善できない場合もある
・効果を長持ちさせるために治療を継続する必要がある

糸リフトのメリットは切らずにリフトアップを目指せること

糸リフトの大きなメリットは外科的手術をすることなく、切開フェイスリフト同等の効果を期待できることです。

これまでのフェイスリフト施術は切開しなくてはならなかったため、ダウンタイムも起こり安く手軽に挑戦できるものではありませんでした。一方糸リフトは、針と糸を使って切開せずに治療するため、ダウンタイムが短く費用も抑えて施術を行うことが可能です。

また、皮膚内に糸を挿入する時の刺激でコラーゲンの生成が促進するため、美肌効果も合わせて目指せる点もメリットと言えます。

二重あごやほうれい線などの深いシワを改善しつつ、小じわや開き毛穴の改善も目指せるのが糸リフトの魅力です。

糸リフト治療は皮下組織に糸のコグを引っ掛けて引っ張り上げるため、効果をすぐに実感できる点も大きなメリットと言えるでしょう。

糸リフトのデメリットはダウンタイム・副作用のリスクがあること

糸リフトのデメリットはダウンタイムや副作用のリスクがあることです。切開フェイスリフトと比べると外科的手術をしない分リスクは少なくなりますが、それでも術後1週間〜2週間程度は以下のような症状が起こる可能性があります。

【糸リフトで起こり得る副作用】
・腫れ
・痛み
・内出血
・むくみ
・しびれ
・感染症
・神経障害

腫れ・痛み・内出血などの症状は比較的起こりやすい症状ですが、1週間〜2週間程度時間が経過すると徐々に落ち着いていきます。また、まれにむくみ・しびれ・感染症・神経障害などが生じる可能性もあります。

どれも時間経過と共に徐々に落ち着いていきますが、万が一2週間以上経過しても治らない場合は、すぐに施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

また、糸リフト治療は医師の技術力により、ひきつれを起こしたり肌表面に凸凹ができたりする可能性があります。手軽な施術だからと安易にクリニック・医師選びをするとトラブルを起こす危険性があるため注意が必要です。

糸リフトに関するよくある疑問・質問について解説!

ここでは糸リフト治療に関する以下の疑問・質問について解説します。

【糸リフトに関する疑問・質問】
・糸リフトは失敗することがある?
・糸リフトは何本入れるのが一般的?
・将来切開リフトできなくなるって本当?

施術を受けてから後悔することがないよう、疑問点・不安点は事前に解消しておくことが大切です。ここでも解消できなかった疑問点は、カウンセリング時医師に直接で相談するようにしてください。

糸リフト治療は失敗することがある?失敗しないための方法は?

糸リフト治療は手軽に受けられる一方「失敗した...」という口コミも見られるのが事実です。具体的な失敗例としては以下のようなものがあります。

・糸が透けて見える
・肌表面に凹凸ができる
・ひきつれやつっぱり感がある
・理想と違う仕上がりになる

糸リフトをした部位から糸が透けて見えたり、肌表面が凸凹してしまったりなどの失敗例があります。また、まれにひきつれを起こしたりつっぱり感が残ったりする可能性もあります。

これらの症状は術後1週間〜2週間程度経過すると徐々に落ち着いていくことがほとんどですが、万が一2週間以上経過しても治らない場合は、すぐに施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

上記のような失敗は「技術力のない医師による施術」「カウンセリング不足」が原因で起こることがほとんどです。

クリニックを選ぶ際は糸リフトの施術実績が多い医師がいるか、カウンセリングを丁寧に行ってくれるかなど確認した上で選ぶようにしましょう。

糸リフトは何本入れるのが一般的?

リフトアップさせたい部位によって必要な本数は異なりますが、6本〜12本入れるのが一般的と言われています。

具体的には、ほうれい線やマリオネットラインを改善したい場合は両側合計6本、フェイスラインをリフトアップしたい場合は両側合計6本、どちらも気になる場合は計12本がおすすめです。

ただし何本入れるのが最適かは個人差があるため、カウンセリングでよく相談した上で決めることが大切です。

糸リフト治療すると将来切開リフトができなくなる?

糸リフト治療をすると将来切開リフトができない可能性があります。理由は糸リフトの糸が残っているとうまく切開できない可能性があるからです。溶ける糸で施術をした場合も、まれに溶け残りが発生する場合もあります。

将来切開リフトを受けたいと考えている方は、その旨を伝えた上で最適な糸リフトの施術方法を提案してもらうようにしましょう。

糸リフト治療は自分に合ったクリニックで受けるようにしよう!

今回は糸リフト治療でどのような効果が得られるのか解説しました。

糸リフト治療は外科的手術をすることなく、切開フェイスリフト同等の効果を得られることで人気のある施術です。糸挿入時にコラーゲンが増生するため、リフトアップと合わせて美肌効果も期待できます。

ただ、手軽に受けられる糸リフト治療も副作用やダウンタイムのリスクがあります。施術を受けてから後悔することがないよう、クリニックと医師選びは慎重に行い、カウンセリングで納得いくまで相談してから施術を受けるようにしましょう。