医療ハイフのデメリットは?施術を受ける前に知っておくべきリスクとは
医療ハイフのデメリットは?クリニックでも本当に受けて大丈夫?
医療ハイフの施術を受けようか迷っている方の中には「デメリットやリスクはないの?」と不安に感じている方もいるでしょう。
医療ハイフだけに限らず、どんな施術でもデメリットやリスクはあります。それを知った上で施術を受けないと「こんなはずでは…」と後悔するかもしれません。
そこで今回は医療ハイフのデメリット・リスクについてと、安心して施術を受けるために知っておきたいことについて解説します。
医療ハイフの施術を受けるデメリットは、大きくわけると6つありますので順に説明していきましょう。
医療ハイフのデメリット1:施術時に痛みを感じやすい
医療ハイフの施術では超音波の熱エネルギーを使います。メスや針などは使わないため、他の施術と比較すると痛みのレベルは低いとは言え、ゼロではありません。特に、超音波の出力を最大レベルに近くして照射するほど、痛みや熱を感じやすくなるのはデメリットです。
痛みの感じ方は「痛さと熱さが混じったような感じ」「チクチクする」「ジーンと骨に響くような痛み」など人それぞれ。
痛みに弱い方は耐えられるか心配になるかもしれませんが、麻酔を使用したり出力レベルを低くしたりすれば、痛みを緩和できるので安心しましょう。
医療ハイフのデメリット2:一時的に肌が乾燥しやすくなる
医療ハイフをすると、一時的に肌が乾燥しやすくなります。超音波を当てた際に熱エネルギーが発生し、肌の水分を奪ってしまうのが乾燥の原因で、人によってはカサつきを感じてしまうこともあるのです。
一時的とはいえ、乾燥肌の方はひどく乾燥してしまうのでは、乾燥で肌荒れしてしまうのでは、と不安になるでしょう。
後ほど詳しく説明しますが、アフターケアを正しく行えば、乾燥肌の方でも医療ハイフを受けることは可能です。
医療ハイフのデメリット3:紫外線による影響を受けやすくなる
医療ハイフによって肌が乾燥すると、一時的に肌のバリア機能が低下します。そうなると紫外線から肌を守る力も弱まってしまうため、紫外線によるダメージを受けやすくなってしまうのもデメリットの一つです。
紫外線には肌を乾燥させる作用があります。そのため、肌が乾燥している状態で、紫外線ケアを何もしないでたくさんの紫外線を浴びてしまうと、さらに乾燥が悪化してしまうので注意が必要です。
医療ハイフのデメリット4:赤みや腫れなどのダウンタイムがある
「ダウンタイム」とは、施術後の肌がいつもの肌に戻るまでの時間のことを指します。ダウンタイム中に出る症状は施術によって異なりますが、医療ハイフは「赤み」「腫れ」「むくみ」が出やすいのが特徴です。
どのように、そしてどれだけ症状が出るかは個人差がありますが、人前に出られないレベルだと、ダウンタイム中の症状はデメリットとなるでしょう。
目立ちやすい腫れの症状は、脂肪が多い部位に医療ハイフを行うと出やすいとされています。通常は1週間ほどで落ち着きますが、腫れを避けたいのであれば、どこに照射するかを医師としっかり相談しましょう。
医療ハイフのデメリット5:顔がこけて見えてしまうことも
医療ハイフは小顔効果を求めて受ける方が多いでしょうが、今ついている脂肪の量を考えずに照射部位を決めてしまうと、小顔効果どころか顔がこけて見えてしまうこともあります。
脂肪が少ない部位に照射するとこけやすいため、顔全体の脂肪が少ないのに無理やり医療ハイフをしてしまうと、老けた印象に見える場合も。
一般的には脂肪が少ない方への施術はおすすめされませんが、未熟な医師がカウンセリングを行ったり、医師のアドバイスを聞かず無理に施術を受けると、医療ハイフの施術そのものがデメリットとなってしまいます。
医療ハイフのデメリット6:施術NGな人もいる
残念ながら医療ハイフは誰でも受けられるものではありません。
たとえば、
・妊娠中、授乳中である
・照射部位に金属や金の糸が入っている
・照射部位に傷がある、化膿している
・出血性疾患を持っている
・ケロイド体質である
・他の美容施術を受けたばかり
これらの特徴に当てはまる場合は施術が受けられないのです。
施術ができる人が限られてしまうのは医療ハイフのデメリットと言えるでしょう。
医療ハイフのリスク!やけどや水ぶくれが起こるって本当?
医療ハイフについて調べてみると「やけどや水ぶくれができる」との話を目にしますが、これは本当なのでしょうか?また、防ぐ方法はあるのでしょうか。
医療ハイフでやけどや水ぶくれが起こるの?防ぐ方法は?
医療ハイフの失敗例として、やけどや水ぶくれは実際にあります。キレイに治らず色素沈着を起こしてしまうこともあるため、これでは本末転倒です。
先ほどもお伝えしたように、医療ハイフで超音波をあてると熱エネルギーが発生します。適切な出力レベルであれば、痛みや熱を感じる程度で済み、筋膜や皮膚の引き締め効果を得られるのです。
しかし、出力レベルが強すぎるとやけどや水ぶくれができてしまい、ひどいと色素沈着までも起こしてしまいます。
ひどいやけどや水ぶくれは医療ハイフの失敗例の一つであり、起こる頻度は「稀」です。医療ハイフの施術経験が豊富で、適切な指導を受けている医師に照射してもらえば、やけど・水ぶくれのリスクは下げられます。
しびれ・神経損傷のリスクは?リスクは下げられる?
医療ハイフのその他のリスクとしては、しびれや神経損傷もあります。こちらもやけど・水ぶくれと同様に適切な施術であれば起こりません。
しかし、ハイフの照射箇所を謝ると、しびれや神経損傷の症状が出ることがあります。しびれ・神経損傷が起こらない箇所を熟知した医師を選ぶには、解剖学に基づいて施術を行っているかが鍵です。
医師の経歴はクリニックの公式サイトに記載されていることが多く、その中に解剖学に学んだことがわかる内容が書かれていれば任せても良いでしょう。
もし記載がなければ、カウンセリング時にしびれ・神経損傷の危険はないのか、解剖学に基づいた施術を行っているのか質問しておいてください。
医療ハイフのデメリットを解消するためのポイント3つ!リスクを抑えて安心・安全な施術を
医療ハイフのデメリットは6つあるため、中には「デメリットが多くて施術が怖い」と感じている方もいるかもしれません。
そこでここからは、医療ハイフのデメリットを解消するポイントを3つご紹介します。3つのポイントをおさえて施術を受ければ、デメリットを解消できる可能性が上がるのでぜひ参考にしてください。
デメリットを解消するポイント1:麻酔を使用したり照射出力を下げて痛みを軽減
超音波を照射するときの熱ダメージや痛みが不安なら、麻酔を使用したり照射出力を下げたりすることで痛みを軽減できます。
クリニックで用意されている麻酔には、
・表面麻酔
・笑気麻酔
・静脈麻酔
の3種類あり、表面麻酔が最も効き目が弱く、静脈麻酔が最も効き目が高い麻酔です。
ただし、どのクリニックでも全ての麻酔を用意しているわけではありません。また、クリニックによっては3種類用意されていても、医療ハイフには使えない場合もあります。
いざ施術する日になって希望の麻酔が使えないと不安でしょうから、カウンセリング時に必ず確認しておいてください。
照射出力については、実際にやってみないとどれぐらいまで耐えられるかわからないでしょう。もちろん施術中に調整してもらうことは可能なので、実際にやってみて痛いと感じたら、すぐに医師に申し出てレベルを下げてもらってください。
デメリットを解消するポイント2:保湿ケア・紫外線ケアに力を入れる
施術後の肌の乾燥や紫外線によるダメージを軽減させるために、保湿ケアと紫外線ケアに力を入れましょう。
保湿ケアについては、高保湿・低刺激のスキンケア用品を使うことをおすすめします。普段より水分が少ない施術後は、サッパリ系のものでは水分が不足してしまうかもしれません。
ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿成分がたっぷり入ったものでスキンケアをすることを心がけましょう。また、医療ハイフ後の肌は敏感な状態になっているため、刺激の少ないものを選ぶことも忘れないでください。
紫外線ケアについては、日焼け止めや帽子、日傘などを使う方法がおすすめです。日焼け止めは汗やこすれなどで落ちやすいため、3〜4時間ごとに塗り直しましょう。塗り直しにはパウダータイプやスプレータイプが手軽です。
デメリットを解消するポイント3:ダウンタイム中の過ごし方に注意する
医療ハイフ後の肌はデリケートな状態になっているため、超音波を照射した部位のマッサージは控えましょう。術後から2日ほど経ったあとならOKですが、肌の調子が悪そうならやめておいたほうが無難です。
その他、長時間の入浴やアルコールをたくさん摂取する、大量に汗をかくスポーツもおすすめできません。
これらの行動は血行を促進させてしまうため、赤みや腫れが起こるリスクを上げてしまいます。デメリットを解消するためにも、施術当日から翌日までは控えましょう。
デメリットを解消するポイント4:自分に合った施術を医師と相談する
脂肪が多い部分にばかり照射したり、脂肪が少なすぎることによるこけた見た目を避けるには、医師とよく相談をして自分に合った施術を受けることです。
医師は医療ハイフのプロですから、どのレベルまでなら副作用が出にくいのか、効果をきちんと実感できるのかを熟知しています。
「高い効果を得たいから出力レベルMAXで受けたい!」と思っていても、医師がやめたほうが良いというなら従ったほうが無難です。
無理に施術を受けてしまうと、副作用が強く出るなどデメリットが多くなってしまう可能性があるのでおすすめできません。
医療ハイフを受けて後悔した人は?不満があった人の失敗談
医療ハイフを受けた人の中には「失敗した」「やめておけばよかった」と感じている人もいますので、いくつか体験談をご紹介します。
●痛みに耐えられなかっただけでなく、口の中をやけどしてしまった。
「痛みが強い」「やけどした」との内容を見ると、照射時の出力レベルが高すぎたのが問題と考えられます。カウンセリングにて肌の状態をきちんと見てもらい、経験豊富な医師が施術を行えばこのようなトラブルは避けられるはずです。
必ずカウンセリング時には肌をしっかりと見てもらい、医療ハイフの実績が多い医師に照射を任せましょう。
●「やけどというか、ちょっとヒリヒリする」
ヒリヒリ感は副作用の一つですから、失敗とまではいかないでしょう。ただし、実はやけどだったというケースもあるため、ヒリヒリするときは念のため医師に相談しておくことをおすすめします。
●「後遺症なのか頭痛がひどい」
医療ハイフのリスクとして頭痛が起こることはあまり聞きません。しかし、施術後から起こったということは、施術が関係している可能性はあります。神経にダメージを受けている危険性があり、このような場合はすぐに医師に相談したほうが良いです。
稀な症状ですが、やはり医療ハイフの実績・経験豊富な医師を選んでリスクを下げる必要があるでしょう。
エステの医療ハイフはデメリットが多い!医療ハイフは医療クリニックで受けるのが一番安全
ハイフはクリニックだけでなくエステサロンでも受けられます。しかし、安全性を考えるとクリニックを選んだほうが良いです。
エステには医師がいないため、万が一照射後に肌トラブルが起こってもすぐに診察が受けれません。早く処置ができなかったために、肌トラブルが長引いたり副作用が強く出たりする危険性を考えると、やはりクリニックがおすすめです。
それだけでなく、エステサロンのハイフは医師が行うわけではないため、安全に機械を取り扱えるように、低い出力レベルでしか使えないようになっています。当然効果や持続時間も短いですから、効率良く効果を得たいのであればクリニックがおすすめです。
1回あたりの費用はエステサロンのほうが安いですが、効果が低い分、繰り返し照射しないと理想の状態にならない可能性があります。そう考えると、1回あたりの料金は高くても効果が強いクリニックのほうが、最終的な費用は安く済むことも。
これらの点を踏まえて、ハイフはエステサロンよりクリニックがおすすめと言えます。
医療ハイフにはデメリット以上のメリットが!美肌になりたい人のための利点
医療ハイフのデメリットや副作用、リスクを見ると、「悪い点ばかりなのでは?」と思う方もいるかもしれません。
もちろんそのようなことはなく、医療ハイフはデメリット以上にメリットがありますので、一例を以下にまとめました。
・肌のハリをアップさせる
・弾力のある肌へ導く
・肌のたるみを改善させる
・小顔効果
・ボディの引き締め効果
このように、医療ハイフはさまざまな美容効果を与えてくれるものです。デメリットはご紹介したポイントをおさえておけば解消できますから、ぜひ今よりも美しい自分を目指して施術にチャレンジしてみてください。
医療ハイフのメリット・デメリットを正しく理解して美肌を手に入れよう!
医療ハイフのデメリットには痛みを感じやすい、ダウンタイムがあるなどさまざまな点が挙げられます。しかし、麻酔を使用したり腕の良い医師に依頼することで、デメリットは解消することが可能です。
また、医療ハイフはデメリット以上にメリットのほうが多い施術ですから、メリット・デメリットを正しく理解した上で、美肌のためにトライしてみてはいかがでしょうか。
美容クリニック検索
美容クリニックの地域検索
おすすめクリニック紹介
あなたの目的別におすすめの美容クリニックを発表-
【切らないシワ・たるみ改善】話題の医療ハイフってどんな効果があるの?おすすめクリニック5選も大発表
- 1289646 views
-
ほうれい線のヒアルロン酸注射のおすすめクリニック5選を大発表!値段やデメリットまで徹底解説
- 362708 views
-
【切らないフェイスリフト】糸リフトのおすすめクリニック5選を発表!大手11院の値段を徹底比較
- 203180 views