ボトックス注射のデメリットと施術を受ける前に知っておくべきリスク!

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ボトックス注射のデメリット!安全性が高い施術なの?

ボトックス注射のデメリット!安全性が高い施術なの?

眉間や口周りのシワが気になっている方の中には、クリニックで「ボトックス注射」を受けることを検討している方もいるでしょう。

ボトックス注射をおこなうのが初めてだと、デメリットはないのか、安全性は高いのか気になるかもしれません。

そこで今回はボトックス注射のデメリットや、施術を受ける前に知っておくべきリスクについて詳しく解説します。ぜひ参考にして、安心して施術を受けられるようにしましょう。

早速ですが、ボトックス注射のデメリットには何があるのか、主な内容を8つご紹介していきましょう。

ボトックス注射のデメリット1:副作用が起こる可能性がある

ボトックス注射をおこなうと、さまざまな副作用が起こる可能性があります。たとえば、出血や腫れ、かゆみ、注射時の痛みなどが副作用として報告されている症状です。

ただし、ボトックス注射では極細の針を使います。傷口が小さくメスも使用しないため、副作用が出ることはほとんどありません。

仮に症状が出たとしても目立たないことが多く、ダウンタイムは早いと2〜3日程度、長くても2週間程度です。ダウンタイムとは術後、普段の肌に戻るための時間のことを言います。

ボトックス注射のデメリット2:無表情のときに目立つシワに効かない場合がある

ボトックス注射は表情筋にボツリヌストキシンを注射し、筋肉を緩めることでさまざまな美容効果を得る施術です。

シワを伸ばしたり、薄くしたりする注射ではないため、顔が筋肉によって動いているときに目立小ジワには効果が期待できますが、無表情のときに目立つシワには効果があまり期待できません。どのようなシワにも効果を与えられるわけではない点はあらかじめ知っておきましょう。

ボトックス注射のデメリット3:効果を感じるまでに時間がかかる場合がある

ボットクス注射の効果を感じるまでの時間は個人差がありますが、術後2〜3日、その後2週間程度で安定する方が多い傾向にあります。

注射をしてすぐに筋肉が緩むわけではなく、薬剤が効き、筋肉が緩んで動きが止まるまでに2週間程度はかかってしまうものです。

メスを使う施術よりは効果を感じるまでに時間がかかる場合があるため、即効性を求める方にとってはデメリットかもしれません。とは言え、セルフケアでシワ等の悩みを改善するよりはボトックス注射を打ったほうが手っ取り早いでしょう。

ボトックス注射のデメリット4:注入後の修正が難しい

たとえば二重整形の埋没法なら、修正したいと思ったら糸を一度取ってから再施術が可能です。

しかしボトックス注射の場合、注入した薬剤を全て取り除いての再施術ができません。ボトックス効果を抑制する、アセチルコリン塩化物が含まれた注射によって効果を弱めることは可能ですが、完全になくすことは難しいでしょう。

そのため、注入後の修正が難しい点もデメリットです。術後に「もっとシワが目立たないようにしたい」「効果を弱めたい」と思っても、自然に効果が薄れるのを待つしかないケースは少なくありません。

ボトックス注射のデメリット5:噛む力が弱まることがある

ボトックス注射は筋肉を弱める効果があるため、打つ位置によっては、食べ物を噛むときに使用する筋肉を弱めてしまう場合があります。

そうなると、噛む力が弱まり、固い食べ物が食べにくくなるでしょう。この症状はガミースマイルや肩こり、エラの改善のためにボトックス注射を打った際に出やすい傾向にあります。

ただし、食べ物を噛む際の違和感は一過性で、術後数週間程度で緩和される方がほとんどです。

ボトックス注射のデメリット6:表情がこわばる

ボトックス注射は顔の表情を変える際に使用する表情筋を緩めます。筋肉が緩むと動きにくくなるため、薬剤の注入量や注入箇所によっては、表情がこわばったり不自然になったりする場合があるのもデメリットです。

注入量が多すぎると口角が下がってしまったり、笑顔を作った際にひきつって見えたりする場合があります。こちらも、ボトックス注射の効果が薄れるとともに改善されるため、一時的な症状です。

ボトックス注射のデメリット7:まぶたがたるむ可能性も

まぶたの近くにボトックス注射を打った際、位置が適切でないとまぶたの皮膚がたるむ可能性があります。

額にはまぶたを引き上げる際に使用する「上眼瞼挙筋」や「前頭筋」があり、この筋肉にボトックスが効いてしまうと、まぶたを引き上げる力が弱まってしまうのです。

経験豊富な医師であれば、上眼瞼挙筋などに影響を与えない位置に注射します。しかし、未熟な医師だとまぶたのたるみが出る可能性があるので注意しましょう。

ボトックス注射のデメリット8:注入時に痛みを感じる人もいる

ボトックス注射で使用する注射器の針は極細で、麻酔も使用するため、多くの方が痛みを感じずに施術を受けられます。

しかし、痛みの感じ方には個人差があり、麻酔の効きやすさも人によって違うため、中には痛みを感じる方もいるようです。誰でも無痛で受けられるとは限らないため、痛みが不安な方にとってはデメリットでしょう。

ボトックス注射のリスクは?スポック・ブローって何?

ボトックス注射にはデメリットの他に、「スポック・ブロー」と呼ばれる症状が出るリスクもあります。一体どのような症状なのか、防ぐにはどうすべきなのか説明しましょう。

眉毛が不自然につり上がる場合があるって本当?

スポック・ブローとは、ボトックス注射を打つ位置や量が適切でなかったことが原因で起こる、眉毛が不自然につり上がる症状のことです。スポックブローは、眉毛外側過度挙上とも呼ばれます。

スポック・ブローになってしまうと、ボトックスの効果が薄れるまで眉毛がつり上がった状態が続くため、その間は顔の印象が変わってしまうでしょう。先ほど解説したようにボトックス注射は修正が難しいため、スポック・ブローにならないよう施術をしてもらう必要があります。

スポック・ブローを防ぐには、やはり実績・経験豊富な医師に施術をおこなってもらうのが良い方法です。日頃から表情筋を酷使している方、眉間や前額部の皮膚が多い方、65歳以上の方はスポック・ブローが起こりやすいため、医師選びは慎重におこないましょう。

重篤な副作用もあるって本当?防ぐことは可能?

ボトックス注射は神経筋接合部に障害がある方、過去にボツリヌス菌が原因で食中毒を起こした経験がある方は、稀に重篤な副作用が起こる場合もあります。また、呼吸器に機能障害がある方は、呼吸困難に陥る恐れがあるため危険です。

正しく施術をおこなうクリニックであれば、事前カウンセリングで重篤な副作用が出る恐れがある方には施術しません。

しかし、経験が浅い医師やカウンセリングが適当なクリニックを選んでしまうと、副作用のリスクを見落としてしまう危険性があります。副作用なくボトックス注射を終えるには、経験豊富な医師を選ぶこと、しっかりとカウンセリングしてくれるクリニックを選ぶことが重要です。

ボトックス注射のデメリットを解消!失敗リスクを抑える3つのポイント

ボトックス注射のデメリットやリスクを知ると、施術を受けるのが怖く感じてしまう方も中にはいるかもしれません。

しかし、デメリットやリスクを抑える方法はあります。以下の3つのポイントを参考にして、満足のいく効果が得られるようにしましょう。

デメリットを解消するポイント1:経験豊富な医師を選ぶ

ボトックス注射は医師の腕が未熟だと、デメリットや副作用が起きやすくなります。また、少し位置がずれるだけでも効果が変わってしまうため、経験豊富な医師を選ぶことは重要です。

医師の実績については、多くのクリニックが公式サイトに記載しています。もし記載がなければ、カウンセリング時に施術を担当する医師の実績について確認しましょう。

近頃はInstagramなどのSNSで医師の実績や症例を紹介しているクリニックが増えてきました。必ずSNSもチェックし、ボトックス注射で有名な医師やクリニックを選ぶようにしてください。

デメリットを解消するポイント2:カウンセリングが丁寧なクリニックを

カウンセリング時間が短すぎたり、質問や希望をあまり聞いてくれなかったりするようなクリニックは控えるべきです。

カウンセリングは理想の効果を得るためだけでなく、副作用が出やすい体質かどうかを見極めるためにもおこないます。いくらカルテに細かく記載しても、カウンセリングが適当だと見落としてしまうかもしれません。

そのため、実際にカウンセリングを受けてみて、丁寧さを感じない場合はそのクリニックでの施術はやめましょう。いくつかのクリニックでカウンセリングを受けてみて、最も丁寧だと感じるところを選ぶべきです。

デメリットを解消するポイント3:施術後の過ごし方に注意する

ボトックス注射は施術後の過ごし方にいくつか注意点があります。たとえば、ボトックス注射は安定するまでに最低でも24時間程度かかるものです。その前に施術部位を頻繁に触ってしまうとデメリットが出やすくなります。

施術部位をマッサージすると、薬剤が周囲に広がってしまい、必要でない部位にまでボトックスの効果が出てしまう可能性も。

また、施術当日に熱いお湯に長時間浸かったり、岩盤浴やサウナを利用したりすると、内出血が起こるリスクが高まります。

その他にも、別の美容施術を受ける際は2週間程度は間隔を空けること、就寝中に施術部位を押さえつけないよう寝る体勢を工夫することなども注意点です。

施術後に気をつけるべき点は術後のアフターケアで説明されるはずなので、しっかりと覚えておき、副作用のリスクを最小限にしましょう。

ボトックス注射を受けて後悔した人の失敗談もチェック!

ボトックス注射に限ったことではないですが、実際に施術を受けてみて「失敗した」と後悔している方も中にはいます。ではここからはボトックス注射の失敗談と、失敗を防ぐための方法を解説しましょう。

●眉間にボトックス注射を打ったところ、目が三角形になってしまい、目つきが変わってしまった。
この方は、眉間のボトックスによって目が三角形に見えてしまったようです。その結果、二重施術を検討しているとのことですが、もしやるとなれば余計な費用がかかるでしょう。

おそらく薬剤の量が多すぎたか、位置が適切でなかったことが原因と考えられます。カウンセリングではしっかりと希望を伝え、経験が多い医師に依頼すれば目つきが変わってしまうのを防げるでしょう。

●ボトックス注射をした部位を触ると、皮膚が凸凹している。
施術後にボトックス注射を打った部分の皮膚を触ると、ボコボコしていて不快と感じている方もいました。

ボトックス注射は表情筋のクセや動きを患者ごとに見極めるために、解剖学を学んでいる医師がおこなうことが推奨されています。医師を選ぶ際は実績だけでなく解剖学を学んでいるかまで確認し、皮膚の凸凹を起こさないようにしましょう。

●頬がコケてしまい、前より老けた印象に見えて困る。
ボトックス注射を頬に打つと、頬にある「咬筋」と呼ばれる筋肉が萎縮します。その結果、頬がコケてしまい、老けた印象に見えてしまう場合があるようです。

頬のコケは、
・注射前から頬がコケている
・頬の皮膚のたるみがひどい
・頬骨が目立っている
・目の周りがくぼんでいる
このような症状がある方が、エラにボトックス注射を打つと出やすいと言われています。

通常はクリニックのカウンセリングで頬がコケやすいか見極めてくれますが、念のため上記の特徴に当てはまる方は、自分から医師に相談しておきましょう。

ボトックス注射はメリットが多い!デメリットに怯えないで

ここまでの内容を見ると、ボトックス注射はデメリットや副作用が多いと感じるかもしれません。しかし実際はそのようなことはなく、以下のようなメリットが得られる施術です。

【ボトックス注射のメリット】
・額、目尻、眉間のシワの改善
・口の上、首の縦ジワの改善
・口角を上げられる
・梅干しのようなあごのシワの改善
・鼻の横ジワの改善
・表情ジワの改善
・エラの目立ちの改善
・ふくらはぎを細くする
・多汗症、わきがの改善

このように、ボトックス注射は顔だけでなく身体にも効果を与えられ、さらには多汗症やわきがなどの改善も期待できます。いずれも、セルフケアではなかなか思うような効果を得られないことも少なくありません。

しかし、ボトックス注射であれば、術後2週間程度でセルフケア以上の効果が期待できるでしょう。デメリットを解消するポイントを参考にし、ぜひボトックス注射にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ボトックス注射のメリット・デメリットを正しく理解して若々しい見た目を目指しましょう

ボトックス注射は注入後の修正が難しい、副作用がある、施術時の痛みがゼロではないなどのデメリットがある美容施術です。

しかし、ポイントを知ったうえでクリニックや医師を選べばデメリットは解消できます。デメリット以上にメリットが多い施術なので、両者を正しく理解し、ボトックス注射で今よりも若々しい見た目を手に入れてください。