コラーゲンピールの頻度はどのくらい?適切な回数や効果を感じない理由も紹介

「最近小じわが目立ってきた」「肌のハリを取り戻したい」などの肌悩みを抱えている方には、コラーゲンピールがおすすめです。

コラーゲンピールは、専用の薬剤を皮膚に浸透させ、真皮層にあるコラーゲンの生成を促すピーリング治療ですが、気になるのは施術を受ける頻度ですよね。

そこで本記事では、コラーゲンピールの頻度について詳しく紹介します。適切な回数や効果を感じない理由についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

コラーゲンピールの適切な回数や頻度は?やりすぎはNG

まずは、コラーゲンピールの適切な回数や頻度について紹介します。

コラーゲンピールの適切な回数

コラーゲンピール適切な回数は、5回程度が推奨されています。少なすぎるとコラーゲンピールの効果を感じにくいため、最低でも推奨される回数は受けることをおすすめします。

コラーゲンピールの適切な頻度

コラーゲンピールの最適な頻度は、最初は2~3間ほど空けて次の施術という間隔で5回受けた後、その後はメンテナンスとして1~2ヶ月に1回のペースで受けることが推奨されています。施術を受ける頻度は肌質によって個人差があるため、カウンセリングで医師としっかり話し合っておきましょう。

コラーゲンピールをやりすぎると・・・

コラーゲンピールやりすぎると、極端にターンオーバーの周期が短縮されて、敏感肌になるリスクが高まります。理想とされるターンオーバーの周期はおよそ28日~30日前後とされていますが、すでに28日周期でターンオーバー周期が整っているのに、1週間に1回のペースでコラーゲンピールを受け続けたら、当然のことながらターンオーバーが乱れます。

つまり、常に未熟な角質層が露出している状態になるということで、ターンオーバーが乱れるとバリア機能が十分に備わっていないため、外部からの刺激も受けやすくなり、肌が潤いを失って、ハリのない肌になる可能性もあるため、やりすぎには注意しましょう。

コラーゲンピールは、美肌づくりやエイジングケアを叶えられる施術ではありますが、やりすぎると逆効果になってしまうということは覚えておきましょう。

コラーゲンピールは適切な回数・頻度であれば問題なし!期待できる効果とは?

ここで、コラーゲンピールの期待できる効果について紹介します。コラーゲンピールには、以下の効果が期待できます。

  • 肌のたるみ・小じわの改善
  • シミ・そばかる・肝斑の改善
  • 毛穴の引き締め・黒ずみの改善
  • ニキビ・クレーターの改善
  • 妊娠線や肉割れの改善

それぞれの期待できる効果について詳しく見ていきましょう。

コラーゲンピールの期待できる効果①:肌のたるみ・小じわの改善

コラーゲンピールは、肌のたるみや小じわの改善に効果が期待できます。加齢や紫外線などの外部刺激によって真皮層のコラーゲンが減少すると、肌のハリや弾力が低下して皮膚を支えきれなくなり、頬のたるみや首のシワなどを引き起こします。

コラーゲンピールの成分は、肌の土台である真皮層にまで届いて、コラーゲンを生成し、生成されたコラーゲンによって肌を内側から引き締めることで、たるみやシワの根本的な改善が期待できるのです。

コラーゲンピールの期待できる効果➁:シミ・そばかす・肝斑の改善

コラーゲンピールは、シミ・そばかす・肝斑の改善にも効果が期待できます。本来、紫外線から肌を守ってくれるメラニン色素は、過剰に生成されると皮膚に沈着し、シミやそばかすを引き起こします。

コラーゲンピールに含まれるコウジ酸には、メラニン色素の生成を抑える働きがあるため、シミやそばかすに加え、ホルモンバランスの乱れを原因とする肝斑にも効果が期待できるのです。

コラーゲンピールの期待できる効果③:毛穴の引き締め・黒ずみの改善

コラーゲンピールには、毛穴の引き締め・黒ずみの改善にも効果が期待できます。真皮にあるコラーゲンが減少すると、肌のハリや弾力が低下して皮膚が下に引っ張られ、毛穴が広がります。毛穴開きを放置すると角栓が詰まり、黒ずみを引き起こします。

コラーゲンピールは、コラーゲンの増生を促すことで、肌のハリと弾力を改善に導いてたるみを軽減するため、同時に黒ずんだ毛穴も目立ちにくくなります。

コラーゲンピールの期待できる効果④:ニキビ・クレーターの改善

コラーゲンピールには、ニキビ・クレーターの改善効果も期待できます。ニキビによる炎症や化膿を放置したままにすると、皮膚の真皮層が傷つきクレーター状の凸凹が生じます。

コラーゲンピールは、真皮層に働きかけ、コラーゲンの産生を促します。一度の施術で改善することは難しいものの、施術を重ねることで、徐々にニキビ跡の改善が目指せます。

コラーゲンピールの期待できる効果➄:妊娠線や肉割れの改善

コラーゲンピールは、妊娠線や肉割れの改善にも効果が期待できます。肉割れは、体重の増加などで皮膚が急激に引き伸ばされ、真皮が断裂することで生じます。妊娠によって生じる肉割れは産後も残りやすいです。

コラーゲンピールは、主成分「トリクロロ酢酸」の働きにより真皮の再生を促します。個人差はありますが、治療の継続によって肉割れや妊娠線を目立たなくすることは可能です。

コラーゲンピールを受けても効果がないと感じる理由は?施術後のアフターケアは大事

ここで、コラーゲンピールの効果がないと感じる理由について紹介します。コラーゲンピールの効果がないと感じる理由には、以下の4つが考えられます。

  • 施術回数が少ない
  • そもそも効果が持続しない
  • 施術後のアフターケアをしない
  • 痛みがなく効いている感じがしない

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

コラーゲンピールで効果がないと感じる理由①:施術回数が少ない

コラーゲンピールは、1回目の施術直後から効果を実感できる方もいますが、推奨されている回数は、2〜3週間に1回の頻度で計5回程度です。一時的に効果は現れますが、長続きすることはありません。そのため、施術回数が少ないことから「効果がない」と思う方もいます。

コラーゲンピールで効果がないと感じる理由➁:そもそも効果が持続しない

コラーゲンピールは、数か月以上継続して施術を受けなければ効果を感じにくいです。

コラーゲンピールは、施術を重ねるごとに徐々に効果が現れてくるため、継続せずに1〜2回程度の施術で「効果を感じられない」と諦めてしまえば、当然、本来の効果を実感するのは難しくなります。

コラーゲンピールは永久的に効果が持続するわけではないので、効果を維持させるためには、定期的に施術を受ける必要があります。

コラーゲンピールで効果がないと感じる理由③:施術後のアフターケアをしない

コラーゲンピール後の肌は、とてもデリケートで乾燥しやすくなっています。そのため、保湿や紫外線対策が必要になるわけですが、ケアを怠ると効果がないと感じてしまいます。コラーゲンピール効果を最大限に活かすためにも、アフターケアはしっかりと行いましょう。

コラーゲンピールで効果がないと感じる理由④:痛みがなく効いている感じがしない

コラーゲンピール痛みがほとんどない施術のため、効いている感じがしないという理由で効果を実感できないという方もいます。しかし、コラーゲンピールは痛みがなくてもしっかりと効果が期待できるので、心配する必要はありません。

コラーゲンピールはダーマペン4との併用もおすすめ

ダーマペン4は、極細針で皮膚の真皮層に一時的に小さい穴を開けることで、空いた穴を治そうとする皮膚の創傷治癒力を高める治療法です。コラーゲンやエラスチンが大量に生成されることで、肌のハリや弾力の回復、ニキビ跡や毛穴の開き、毛穴のたるみ、小ジワの改善効果が期待できます。

このダーマペン4施術をした後にコラーゲンピールを行うことで、有効成分を肌に確実に浸透させることができ、相乗効果として、より効果を高めることができます。

コラーゲンピールの頻度に関するよくある質問

ここで、コラーゲンピールに関するよくある質問と回答を紹介します。

コラーゲンピールに関するよくある質問①:コラーゲンピールは1回の頻度で効果を実感できますか?

コラーゲンピールは、一回で効果を実感できる方はいますが、できれば数回施術を受けることをおすすめします。コラーゲンピールに持続性はありません。また、数回施術を受けることでより高い効果が見込めるため、1回だけではなく、数回施術を受けるようにしましょう。

コラーゲンピールに関するよくある質問➁:効果が出るまでにどのくらいの期間と頻度が必要ですか?

コラーゲンピールの効果が出るまでにかかる期間には、個人差がありますが、術後10日が経過したころから肌のハリ・ツヤ感を実感できる方が多いです。最適な頻度は、最初は2~3週間ほど空けて次の施術という間隔で5回受けた後、その後はメンテナンスとして1~2ヶ月に1回のペースで受けることが推奨されています。

コラーゲンピールは最適な回数と頻度を守って受けよう

コラーゲンピールの頻度をはじめ、適切な回数や効果を感じない理由について紹介しました。

コラーゲンピールは、専用の薬剤を皮膚に浸透させ、真皮層にあるコラーゲンの生成を促すピーリング治療ですが、やりすぎると極端にターンオーバーの周期が短縮されて、敏感肌になるリスクが高まります。逆に回数が少なければ効果を実感するのが難しくなります。そのため、コラーゲンピールを受ける際は、最適な回数と頻度を守って受けるようにしましょう。

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