qスイッチルビーレーザーは失敗する?よくある失敗例や術後の過ごし方を解説
「年齢とともにシミが気になってきた」「今あるシミを何とかしたい」など、シミで悩んでいる方にはqスイッチルビーレーザーがおすすめです。
qスイッチルビーレーザーは、周辺組織を傷つけることなく、メラニン色素だけをピンポイントで破壊するレーザー治療ですが、気になるのは失敗することがあるのかどうかですよね。
そこで本記事では、qスイッチルビーレーザーの失敗例について詳しく紹介します。失敗してしまう理由や術後の過ごし方などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例7選!施術後にシミが再発することも・・・
qスイッチルビーレーザーでは、以下のような失敗例があります。
- シミが取れなかった
- シミが濃くなってしまった
- 施術後にかさぶたにならなかった
- 施術部位が白く色が抜けた状態になった
- 傷跡が残ってしまった
- 施術後にシミが再発した
- ダウンタイムの見た目が気になった
それぞれの失敗例について詳しく見ていきましょう。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例①:シミが取れなかった
qスイッチルビーレーザーの失敗例として、シミが取れなかったことが挙げられます。例えば、レーザーの照射出力が不十分であると取りたいシミにしっかりと光が届かないため、シミが取り切れずに残ってしまいます。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例➁:シミが濃くなってしまった
qスイッチルビーレーザー後に、シミが濃くなったケースも失敗例としてよくありますが、この場合は、除去したかったシミがqスイッチルビーレーザーに対応していなかった可能性があります。
例えば、「シミだと思っていたものが、実は肝斑だった」という場合です。肝斑は頬や額、鼻下などに左右対称に形や大きさが同じように出る薄茶色のシミで、施術が難しく、レーザーを照射するとシミが濃くなるリスクがあります。そのため、除去したいシミに肝斑が混ざっていることに気づかずに、レーザー施術をしてシミが濃くなってしまったと勘違いしてしまうのです。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例③:施術後にかさぶたにならなかった
qスイッチルビーレーザー後にかさぶたができなかった場合も、失敗の可能性があります。かさぶたにならない原因として、レーザーの照射出力が弱かったことが考えられます。レーザーの出力が弱すぎるとシミにまで光が届かず、組織が破壊されないので、この場合は、かさぶたができないことはもちろん、シミの除去もできていない可能性があります。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例④:施術部位が白く色が抜けた状態になってしまった
qスイッチルビーレーザーを受けて、シミがあった部位が白く色が抜けた状態になってしまった失敗例もあります。qスイッチルビーレーザーの照射直後は、シミがあった部分が白くなることがあります。これは、メラニン色素が破壊されたために起こる現象で、時間の経過とともに周囲の皮膚の色に変化していきますが、照射出力が高すぎた場合や十分な間隔を開けずに施術をした場合、炎症後色素沈着に照射した場合は、白斑化する可能性があるので注意しましょう。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例➄:傷跡が残ってしまった
qスイッチルビーレーザー後に傷跡が残ってしまった失敗例もよくあります。一般的に、qスイッチルビーレーザー照射後に傷が残ることはほとんどありませんが、照射後に患部を必要以上に触ったり、アフターケアが不十分だったりすると傷跡が残る可能性があります。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例⑥:施術後にシミが再発した
qスイッチルビーレーザーを受けたにもかかわらず、なぜかシミが再発したという失敗例もあります。一般的に、qスイッチルビーレーザーの施術の対象となるのは、現在あるメラニン色素ですそのため、潜在性にシミが存在している場合やアフターケアが万全ではなかった場合などはシミが再発してしまう可能性があります。
qスイッチルビーレーザーでよくある失敗例➆:ダウンタイムの見た目が気になった
qスイッチルビーレーザー後のダウンタイムの見た目が気になり、失敗したと感じる方もいます。qスイッチルビーレーザー後には、赤みや腫れ、水ぶくれのような症状が出ることがありますが、これらの症状は時間の経過とともに徐々に落ち着いてきます。
もし、症状が一向に改善しない、症状がひどいと感じた場合は、施術を受けたクリニックの医師に相談することをおすすめします。
qスイッチルビーレーザーで失敗してしまう理由とは?施術は適切に受けよう
ここで、qスイッチルビーレーザーで失敗してしまう理由について紹介します。qスイッチルビーレーザーで失敗してしまう理由には、以下の4つが考えられます。
- レーザー施術に適しているシミではなかった
- 肝斑のエリアにシミが混ざっていた
- 炎症後色素沈着が長引いている
- 1回ではシミが取り切れなかった
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗してしまう理由①:レーザー施術に適しているシミではなかった
シミには大きく分けて、「老人性色素斑」「そばかす」「肝斑」「炎症後色素沈着」の4つがありますが、qスイッチルビーレーザーの効果が期待できるのは、老人性色素斑とそばかすの2つです。
逆に、肝斑と炎症後色素沈着への効果は期待できないため、qスイッチルビーレーザーを受ける際は、医師にしっかりと診断をしてもらったうえで、qスイッチルビーレーザーで除去できるシミかを見極めてもらうようにしましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗してしまう理由➁:肝斑のエリアにシミが混ざっていた
qスイッチルビーレーザーは、シミに効果を発揮する施術ですが、シミの一種である肝斑には、逆効果となってしまいます。肝斑にqスイッチルビーレーザーレーザーを照射してしまうと、シミが濃くなったり、まだらになったりしてしまう恐れがあります。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにも、施術を受けたい部位に肝斑が混ざっていないかどうかは、しっかりと確認してもらいましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗してしまう理由③:炎症後色素沈着が長引いている
炎症後色素沈着は、レーザーによって肌がダメージを受けた際に強い炎症が起こり、シミのように色素が沈着してしまう炎症です。一見、シミが濃くなったように見えますが、炎症後色素沈着はシミではありません。個人差はありますが、施術から3〜6ヶ月経過したころに自然と消えるため、過度に心配する必要はないです。ただし、炎症後色素沈着の部位を強く擦ったり、紫外線に当たったりしてしまうと長引いてしまうリスクがあるので注意しましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗してしまう理由④:1回ではシミが取り切れなかった
qスイッチルビーレーザーは、1回の施術でシミが取れる効果が期待できますが、シミの濃さや大きさには個人差があるため、必ずしも1回で取り切れるとは限りません。とくに、アザのように深いところにあるシミの場合は、複数回の施術が必要となります。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにできること3選!予測される治療経過は要チェックを
ここで、qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにできることを紹介します。qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにできることは、以下の3つです。
- 経験豊富な医師の元で施術を受ける
- 予測される治療経過を事前に確認しておく
- アフターケアに留意する
それぞれのできることについて詳しく見ていきましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにできること①:経験豊富な医師の元で施術を受ける
シミの大きさや濃さなどは、施術を受ける患者によって異なるため、施術方法も患者に合わせる必要があります。
もし、間違った方法で施術をされるとシミが悪化する恐れがあるため、qスイッチルビーレーザーを受ける際は、シミの除去などの経験が豊富な医師に施術をお願いするようにしましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにできること➁:予測される治療経過を事前に確認しておく
qスイッチルビーレーザーを照射すると、照射直後に皮ふが熱をもち、かさぶたが形成されます。かさぶたは、10日間ほど剥がれた後、かさぶたの下にはきれいな皮ふが生成されます。
このように、qスイッチルビーレーザー照射後の予測される経過を知っていると、かさぶたができたときに冷静に対応できますし、自宅でのセフルケアも正しく行うことができます。
とくに照射後の保湿や紫外線対策は念入りに行う必要があるため、事前カウンセリングで治療経過や自宅でのケア方法について確認しておきましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにできること③:アフターケアに留意する
qスイッチルビーレーザー照射後の肌は、とても敏感な状態になっています。そのため、普段以上の紫外線対策や保湿が必要になり、メイクや洗顔の際にも擦ったり、強い刺激を与えたりしないようにしましょう。もし、症状の悪化や皮ふの違和感を感じたらすぐに対処してもらえるよう、アフターケアが整えられているクリニックを選んでおくことで安心できます。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないためにはどう過ごすのが正解?半年ほどは再発防止を
ここで、qスイッチルビーレーザー後の過ごし方について紹介します。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないための過ごし方①:施術から2週間ほど
qスイッチルビーレーザーの術後は、2週間ほど肌が軽い火傷を負っている状態のため、かさぶたができている場合が多いです。そのため、自然に剥がれるのを待ちましょう。肌の状態やシミの濃さ、大きさなどによっては、保護テープを貼る場合と貼らない場合があります。
テープを貼っている場合
qスイッチルビーレーザー照射後に患部を保護するため、保護テープを貼ることがあります。保護テープは貼り変える必要はありません。術後から1〜2週間ほどは貼ったままにしておき、保護テープの上からであればメイクは可能ですが、保護テープが剥がれないように気を付けましょう。
また、保護テープは医師の指示があるまで剥がさないようにすることも大切です。剥がした後にかさぶたが肌に残っていても、無理やり剥がすのは控えるようにしましょう。
テープを貼っていない場合
保護テープを貼っていない場合は、1日朝晩の2回、軟膏を2週間塗布します。ただし、術後数日間は患部がまだ敏感でかさぶたになっていないため、洗顔やメイクなどは慎重に行うことをおすすめします。
術後から3~4日後にはかさぶたができ始めるので、メイクや洗顔は可能になりますが、かさぶたを剥がさないように注意が必要です。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないための過ごし方➁:施術から3~4ヶ月ほど
qスイッチルビーレーザー照射後から2〜4週間ほどが経過すると、炎症後色素沈着が起こることがあります。一見、シミが再発したように見えますが、炎症後色素沈着はレーザー施術の際の皮膚へのダメージによるもので、時間が経てば徐々に薄くなります。ただし、紫外線に当たったり、皮膚に過度に触れたりすると悪化する可能性があるので注意しましょう。
qスイッチルビーレーザーで失敗しないための過ごし方③:施術から半年ほど
qスイッチルビーレーザー後から半年ほど経過すると、炎症後色素沈着も落ち着いてきますが、半年ほどが経過したとしても患部に刺激は与えないようにしましょう。
術後から半年ほど経過していても、肌はまだ敏感な状態のため、強い刺激や紫外線などでシミが再発してしまう可能性があります。
再発やシミを予防するためにも、必要以上の刺激を与えず、日焼け止めや日傘などのグッズを利用して紫外線対策をしっかりと行い、肌の乾燥を防ぐためにも、保湿も徹底しましょう。
qスイッチルビーレーザーに関するよくある質問
ここで、qスイッチルビーレーザーに関するよくある質問と回答を紹介します。
qスイッチルビーレーザーは、痛みが少ないです。もし、痛みが苦手、痛みが心配という方には、麻酔クリームや麻酔シール、注射の麻酔をしてくれるので、カウンセリングで相談しておきましょう。
qスイッチルビーレーザー後にかさぶたが取れた後は、紫外線予防と保湿を徹底させましょう。
紫外線対策や保湿はスキンケアの基本です。また、患部に刺激を与えないことも重要です。刺激を与えてしまうと、微小な慢性炎症を起こし、炎症後色素沈着の原因になります。
qスイッチルビーレーザー後は、シールの上からメイクが可能です。
レーザー照射後は、肌の表面のバリア機能が失われた状態なので、それを補うためにシールを貼るのがベストです。シールは、かなり強い粘着力があるため簡単には剥がれませんが、なるべくシールが剥がれないように注意しながら慎重にメイクを行うようにしましょう。
qスイッチルビーレーザー後に水ぶくれができても大丈夫であることが多いです。
qスイッチルビーレーザーは比較的強い出力なので、シミの色調や設定した出力によっては、反応が強く出て水ぶくれが起きる可能性があるため、水ぶくれができた際は、なるべく刺激せず、破らないように扱う必要があります。
広範囲に水ぶくれができたり、赤みが長引く場合は、光線過敏などの原因で通常以上の炎症が起こっている可能性もあるため、早めにクリニックを受診することをおすすめします。
qスイッチルビーレーザーは、肝斑そのものに対する照射はあまり意味がありません。
肝斑にqスイッチルビーレーザーを照射すると、かさぶたになり、1週間ほどでかさぶたが剥がれ、ピンク色~赤みのあるお肌になります。
その後、炎症後色素沈着がでて、6ヶ月ほどで元の肝斑の状態に戻ることが多いですし、レーザーの反応が強すぎれば、白斑化の可能性もあります。白斑化すれば、その部位に関しては肝斑がなくなることもありますが、余計に目立つことが多いため、よい方法とは言えません。
qスイッチルビーレーザーは失敗するリスクも!クリニック選びは慎重に
qスイッチルビーレーザーの失敗例をはじめ、失敗してしまう理由や術後の過ごし方などについて紹介しました。
qスイッチルビーレーザーは、周辺組織を傷つけることなく、メラニン色素だけをピンポイントで破壊するレーザー治療ですが、失敗するリスクもあります。
失敗するリスクを少しでも軽減させるためにはクリニック選びが非常に重要になってくるので、qスイッチルビーレーザーを受ける際は、慎重にクリニックを選ぶようにしましょう。
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