ダーマペンはニキビ跡に効果がある？実感できるまでにかかる期間や必要な回数を解説

「ニキビ跡の色素沈着を改善したい！」
「膨らみのあるニキビ跡を何とかしたい！」
など、ニキビ跡に悩んでいる方にはダーマペンがおすすめです。ダーマペンは、髪の毛よりも微細な針で肌に高密度に穴を開けて、肌が持つ自然治癒力の働きにより、コラーゲンやエラスチンの分泌を促す施術ですが、気になるのはニキビ跡に効果が期待できるかどうかですよね。

そこで本記事では、ダーマペンのニキビ跡に関する効果を詳しく紹介します。効果を実感できるまでにかかる期間や必要な回数についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

ダーマペンはニキビ跡に効果的？改善が期待できるニキビ跡の種類

「ダーマペンはどんなニキビ跡でも効果あるの？」と、気になりますよね。そんな方に向けて、まずはダーマペンで改善が期待できるニキビの種類について紹介します。

改善が期待できるニキビ跡の種類

ダーマペンで改善が期待できるニキビ跡の種類には、以下の3つがあります。

• 色素沈着のニキビ跡
• クレーター状のニキビ跡
• 膨らみのあるニキビ跡

それぞれのニキビ跡について詳しく見ていきましょう。

色素沈着のニキビ跡

色素沈着のニキビ跡は、ターンオーバーによってメラニンを排出し改善するため、ダーマペン治療が最適です。ただし、1回の施術では改善が難しいので、何度か繰り返すことをおすすめします。

クレーター状のニキビ跡

ニキビの炎症によってできてしまったクレーター状のニキビ跡も、ダーマペンが適しています。

クレーター状のニキビ跡や毛穴はダーマペンの針で傷をつけることにより、コラーゲンの生成が促されて、肌が真皮からふっくらと再生します。

膨らみのあるニキビ跡

膨らみのあるニキビ跡にも、ダーマペンを施すことでコラーゲン生成が過剰に行われた肌に生まれ変わらせることができます。ダーマペンは肌の再生力を高めるため、固く膨れたニキビ跡にも効果が期待できます。

ニキビができにくい肌を目指すことも可能

ニキビの原因は、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖ですが、ダーマペンで肌に小さな傷をつけて自然治癒を促すことにより、肌が生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが正常化します。ターンオーバーが正常化することにより、ニキビの原因である皮脂の過剰分泌が抑えられるとともに、皮脂の排出がスムーズになります。そのため、肌質そのものが改善され、ニキビができにくくなる以外にも毛穴を小さくすることも期待できます。

ダーマペンでニキビ跡の効果が実感できるまでにはどのくらい？改善までの必要回数や効果持続期間も

ここで、ダーマペンによるニキビ跡効果が実感できるまでにかかる期間や必要回数、効果持続期間などについて紹介します。

ダーマペンでニキビ跡の効果が実感できるまでにかかる期間

ダーマペンの効果が実感できるまでには、ニキビ跡や毛穴の状態、個々の肌の回復力の差などによって、個人差があります。

それぞれの肌の状態によって治療回数や期間は異なりますが、平均して3～5回程度施術を受けることで、効果が実感しやすくなります。

ダーマペンのニキビ跡改善までの必要回数

ダーマペンのニキビ跡改善までの必要回数を、種類ごとにまとめました。

肌は平均して29日周期で入れ替わるため、色素沈着のニキビ跡の場合は、3週間～1カ月に一度の施術がおすすめです。

クレーター状のニキビ跡は皮膚が陥没した状態にあるため、皮膚のコラーゲン生成を促し、再生を繰り返すことが大切になります。凹んだ肌が滑らかになるように改善するためには、ある程度の施術回数が必要となるので、最低5回の施術が推奨されています。膨らみのあるニキビ跡はコラーゲン生成が過剰に行われた状態なので、ターンオーバーの周期を整え、肌の状態とニキビ跡を改善するために、最低でも3回の施術がおすすめです。

ニキビ跡に対するダーマペンの効果持続期間

ダーマペンを受けた後、肌の回復を待って3～4週間程度間隔を空け、次回の施術を行うのが一般的です。

効果は永続的ではありませんが、間隔を空けたからといって施術前の状態に戻ってしまうわけではありません。効果を維持したいのであれば、6～8週間間隔でメンテナンスを行うようにしましょう。

【大手12院から厳選】ダーマペンのクリニック5選を大発表！ダーマペンならココ

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ダーマペンでニキビが悪化するって本当？重傷化の場合は症状を落ち着かせることを優先

ダーマペンは、「炎症を起こしているニキビ跡」「膿が溜まっているニキビ」に対して行うと、悪化してしまう恐れがあります。炎症を起こしているニキビ跡は、皮膚がダメージを受けて赤みや腫れのある状態のことを指し、敏感な状態にあるため、刺激を与えることで炎症がより悪化したり色素沈着を起こしたりする可能性があります。また、膿の溜まったニキビをダーマペンで潰すと、刺激によってニキビが悪化してしまう恐れがあります。さらに、針先に付着した細菌がほかの肌に広がり、炎症を起こすこともあるため、注意が必要です。

ダーマペンの施術後に白ニキビが発生する原因は？白ニキビが発生しやすい人・できたときの対処法を解説

ダーマペンを行った後に白ニキビが発生することがありますが、原因は何なのか、ここで詳しく紹介します。また、白ニキビが発生しやすい人やできた時の対処法についてもまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

ダーマペンの施術後に白ニキビが発生する原因

ダーマペン後に白ニキビができるのは、好転反応が原因です。好転反応とは、身体が回復する過程で一時的に不調が起こることを指します。ダーマペンは極細の針を肌に刺し、自然治癒力を促す治療法であり、ターンオーバーが促進される過程で一時的に周期が狂い、白ニキビを引き起こします。「白ニキビができたらどうしよう」と不安に思う方も少なくありませんが、白ニキビはダーマペンによって症状が悪化したため増えるわけではないので、その辺は安心して大丈夫です。

ダーマペンの施術後に白ニキビが発生しやすい人

以下に当てはまる方は、白ニキビが発生しやすいです。

• 炎症性ニキビが多い方
• ニキビができやすい体質の方
• 初めてダーマペン治療をした方

ダーマペン後の白ニキビは必ず現れる症状ではありませんが、肌のバリア機能が低下している方や、もともとニキビができやすい体質の方は、ダーマペン後に白ニキビが増えやすいです。また、初めてダーマペンを受ける方は、継続して施術を受けている方と比べてターンオーバーが乱れていることが多いため、白ニキビが発生しやすいです。

ダーマペンの施術後に白ニキビができた時の対処法

白ニキビは多くの場合、数日～2週間以内で落ち着いてきますが、症状をできるだけ早く落ち着かせるためにも、下記のことに注意しましょう。

• 炎症性ニキビが多い方
• ニキビができやすい体質の方
• 初めてダーマペン治療をした方

• 紫外線対策をする
• 丁寧なスキンケアを心がける
• 初めてダーマペン治療をした方

白ニキビは、通常のニキビを改善するのと同じように、肌に刺激を与えず清潔に保つことが大切になります。もし気になったとしても、極力触らないようにしましょう。

ダーマペンでニキビ治療を行うメリット・デメリット！気軽に受けられる魅力とは

ここで、ダーマペンでニキビ治療を行うメリット・デメリットについて紹介します。

ダーマペンでニキビ治療を行うメリット

ダーマペンでニキビ治療を行うメリットには、以下の3つがあります。

• 肌の深層から肌トラブルを改善できること
• 痛みが少なく傷が残りづらいこと
• ダウンタイムが短いこと

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

ダーマペンでニキビ治療を行うメリット①：肌の深層から肌トラブルを改善できること

ダーマペンは小さな針で肌に穴を開け、皮膚が再生する力を利用して肌悩みを改善する治療法です。皮膚が組織を修復する過程で、肌を健やかに保つターンオーバーが活性化するほか、コラーゲンやエラスチンといった美肌に欠かせない成分が作り出されるため、シワやたるみ、毛穴の開きなど、肌悩みの総合的な改善が期待できます。

ダーマペンでニキビ治療を行うメリット➁：痛みが少なく傷が残りづらいこと

ダーマペンには、治療中の痛みを軽減する「オートマティックバイブレーション機能」が搭載されているため、痛みの少ない治療が可能です。痛みを感じやすい箇所や深度に行うとき、痛みが苦手という方には、痛みを軽減するために麻酔を使うこともできます。また、ダーマペンで皮膚に開ける穴はとても小さなもののため、施術後のNG事項を避けるとともに適切なアフターケアを行えば、大きな傷跡が残ることもありません。

ダーマペンでニキビ治療を行うメリット③：ダウンタイムが短いこと

ダーマペンはメスを使う施術ではないため、ダウンタイムが短く、翌日にはメイクをしたり、お風呂に入ったりできます。長期間仕事の休みを取る必要もないので、日常生活への影響もありません。施術後は、赤みや腫れ、痛みといった副作用が起きることもありますが、針を刺す深度や部位によって異なるものの、数日～1週間程度で自然に落ち着くことが多いです。

ダーマペンでニキビ治療を行うデメリット

ダーマペンのデメリットには、以下の4つがあります。

• 複数回の施術が必要になること
• 副作用があること
• ダウンタイム中に制限があること
• 受けられない人がいること

それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

ダーマペンでニキビ治療を行うデメリット①：複数回の施術が必要になること

ダーマペンはさまざまな肌悩みに対応できますが、症状によって必要な施術回数が異なります。例えば、ニキビ跡や毛穴の引き締め、肌質の改善などは3～6回程度、深いニキビ跡や濃い色素沈着などは5～10回以上必要になることがあります。1回の施術で効果が実感できるケースもありますが、多くの場合、複数回の施術が必要です。施術の間隔は、3～4週間程度空けることが推奨されており、1年ほど通院することもあります。施術を受ける前にどれぐらいの回数と期間がかかるか、医師に確認しておくとスケジュールも組みやすくなります。

ダーマペンでニキビ治療を行うデメリット➁：副作用があること

ダーマペンでは、副作用として以下の症状が現れることがあります。

• 皮むけ
• 赤み
• 痒み
• 腫れ
• ヒリヒリ感
• 熱感
• 内出血
• 痛み　など

皮むけは肌のターンオーバーによるもののため、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。赤みや腫れは針の刺激による炎症で、施術後すぐ現れ、2～3日ほどで落ち着きます。内出血は針が毛細血管を傷つけて起きるもので、1週間程度で改善することが多いです。気になるときや症状が長引くときは、施術を受けたクリニックに相談してみましょう。

ダーマペンでニキビ治療を行うデメリット③：ダウンタイム中に制限があること

ダウンタイム中の肌は炎症が起き、ダメージを受けやすい状態になっています。そのため、紫外線対策や保湿は徹底して行いましょう。紫外線を浴びると色素沈着が起きたり、ダウンタイムが延びたりする可能性があります。また、ダウンタイム中は肌が乾燥しやすくなっているので、新たな肌トラブルを引き起こさないためにも、保湿を徹底させましょう。

ダーマペンでニキビ治療を行うデメリット④：受けられない人がいること

以下の方は、ダーマペンを受けることができません。

• 妊娠中・授乳中の方
• 金属アレルギーの方
• アレルギー体質の方
• 日焼け後の色素沈着や炎症が強い方
• 重度の敏感肌の方　など

クリニックによっては、受けられない対象者が異なることもあるので、カウンセリング時に確認しておきましょう。

ダーマペンでニキビ跡を早く治すためのポイントは4つ！悪化させないための生活習慣は大事

ここで、ダーマペンでニキビ跡を早く治すためのポイントについて紹介します。ダーマペンでニキビ跡を早く治すためのポイントには、以下の4つがあります。

• 生活習慣を見直すこと
• 症状にあった薬剤を使用すること
• 適切なアフターケアを行うこと

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

ダーマペンでニキビ跡を早く治すためのポイント①：生活習慣の見直すこと

肌の状態は生活習慣や食生活により変化するため、食生活では、コラーゲンの生成のためにタンパク質やビタミンC、ビタミンAを意識して摂取するようにしましょう。例えば、緑黄色野菜やうなぎ、柑橘類やブロッコリーなどがおすすめです。食材からの摂取が難しい場合は、サプリメントを活用させるのも一つの方法です。また、適度な運動や良質な睡眠も肌にとっては欠かせないので、できるだけ体を動かしたり、夜更かしをしたりしないように、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。

ダーマペンでニキビ跡を早く治すためのポイント➁：症状に合った薬剤を使用すること

ダーマペンでニキビ跡を早く治すためにも症状にあった薬剤を使用するようにしましょう。症状にあった薬剤を使用することで、より美肌効果を実感できます。

ダーマペンでニキビ跡を早く治すためのポイント③：適切なアフターケアを行うこと

ダーマペンはニキビ跡や毛穴改善に効果がありますが、施術自体は肌に大きなダメージを与えるため、術後は日焼けをしないようにしっかりと日焼け止めを塗ったり、肌に刺激を与えないようにしたり、保湿をしっかりと行うなど、適切なアフターケアを行うようにしましょう。

ダーマペンでニキビ跡を早く治すためのポイント④：適切な回数や頻度を守ること

ダーマペンは、肌に刺激を与えて肌再生を促す施術のため、刺激を与えて肌が回復する前に施術を繰り返すと、肌トラブルの原因になります。そのため、短期間でのダーマペンや他の施術は避けるようにしましょう。短期間でダーマペンや他の施術を受けてしまうと、ニキビ跡だけではなく大きな色素沈着や皮膚疾患を患う可能性があります。

ダーマペンのニキビ治療に関する施術の流れを大発表！後悔しないためにもチェックを

ここで、ダーマペンのニキビ治療に関する施術の流れを紹介します。ダーマペンのニキビ治療は、以下の手順で進められます。

• ①診察・カウンセリング
• ➁麻酔クリームの塗布
• ③施術
• ④アフターケア

まずは医師が診察・カウンセリングを行って、肌の状態とニキビ跡の種類を確認します。ニキビ跡の種類によってはダーマペンができないこともあり、その場合は別の施術が勧められることもあります。施術ができることが決定したら、顔全体に麻酔クリームを塗って、麻酔が効くまで20分ほど待ちます。麻酔が効いていることが確認されたら、いよいよ施術開始となります。施術後は出血を伴う場合もあるため、アフターケアが行われ、しっかりとクーリングを行い問題がなければ帰宅できます。

ダーマペンでニキビ跡の悩みを解消しよう！

ダーマペンのニキビ跡に関する効果をはじめ、効果が実感できるまでにかかる期間や必要な回数について紹介しました。ダーマペンは、髪の毛よりも微細な針で肌に高密度に穴を開けて、肌が持つ自然治癒力の働きにより、コラーゲンやエラスチンの分泌を促し、ニキビ跡を改善する効果が期待できる施術です。必要な回数を受けることでニキビ跡を改善できるため、ニキビ跡で悩んでいる方は、ぜひダーマペンを検討してみてください。