セルフダーマペンはやらない方がいい?おすすめしない理由と失敗する原因を解説
「毛穴の開きを何とかしたい」
「ニキビができにくい肌を目指したい」
など、毛穴やニキビの悩みを抱えている方には、ダーマペンがおすすめです。ダーマペンは、ペン型の機器を使用して超極細の針を肌に刺し、一時的に極小の穴を開けて皮膚の自然治癒力を引き出す施術です。最近では、セルフダーマペンとして人気がありますが、気になるのは、「セルフダーマペン」が本当におすすめできるのかどうかですよね。
そこで本記事では、セルフダーマペンのおすすめしない理由や失敗する原因について詳しく紹介します。セルフダーマペンを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ダーマペンはセルフでやると危険?おすすめしない理由とは

まずは、セルフダーマペンをおすすめしない理由について紹介します。セルフダーマペンをおすすめしない理由には、以下の9つがあります。
- 失敗するリスクが高いこと
- 医師の適切なカウンセリングがないこと
- 適切に扱えないこと
- 効果的な施術ができないこと
- 感染症などのトラブルリスクがあること
- 痛みを軽減できないこと
- 類似品や模造品であること
- そもそも医療機関でしか購入できないこと
- 用意するものが多いこと
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
セルフダーマペンをおすすめしない理由①:失敗するリスクが高いこと
ダーマペンは、医師であっても研修を受けて経験を積むなどしなければ施術を行うことはありません。医師でさえも経験が必要な施術となるため、素人であれば当然失敗のリスクは高まります。プロではない限り失敗のリスクは大きいので、セルフダーマペンはおすすめできません。
セルフダーマペンをおすすめしない理由➁:医師の適切なカウンセリングがないこと

クリニックでダーマペンを行う際は、必ず施術の前にカウンセリングを実施します。カウンセリングを行うことで、症状に合わせた治療方法が提案されたり、他の施術方法を提案されたりします。しかし、セルフダーマペンは、当然ながら医師のカウンセリングがありません。そのため、本来ダーマペンでなくても改善を見込める症状であるにもかかわらず、自らリスクのあるダーマペンを使用して失敗してしまう恐れがあります。
セルフダーマペンをおすすめしない理由③:適切に扱えないこと
ダーマペンは、肌に合わせた針の刺し方や深さがあります。例えば、美白効果とニキビ跡などは適切な深さが異なります。クリニックの医師であれば適切な深さや刺し方を理解していますが、セルフダーマペンの場合は、これらの知識を持って行っている人はほとんどいないため、深く刺しすぎたり適切な角度で針を刺せなかったりして、肌トラブルを悪化させてしまう可能性があります。
セルフダーマペンをおすすめしない理由④:効果的な施術ができないこと

クリニックで行うダーマペンは、刺激を与えるだけではなく美容液や薬剤を組み合わせて治療効果を高めますが、セルフダーマペンの場合は、適切な薬剤を選定できないため、効果的な施術を行うことができません。クリニックでしか扱えない薬剤もあるので、治療効果を高めるためには、クリニックで施術を受けることをおすすめします。
セルフダーマペンをおすすめしない理由➄:感染症などのトラブルリスクがあること

セルフダーマペンでは、感染症などのトラブルリスクがあります。クリニックでは施術前にしっかり消毒を行い、施術後もクーリングケアをしてくれますが、セルフダーマペンでは、すべて自分でケアしなければならないため、感染症のリスクが高まります。肌の感染症は小さな穴からも細菌が侵入するので、注意が必要です。
セルフダーマペンをおすすめしない理由⑥:痛みを軽減できないこと
ダーマペンによる痛みは、決して強くはありませんが、クリニックでは、痛みを軽減するために麻酔を使用するケースがあります。セルフダーマペンの場合は、当然麻酔を手に入れることができないため、痛みに弱い方でも痛みが苦手な方でも痛みを軽減することができません。
セルフダーマペンをおすすめしない理由➆:類似品や模造品であること
セルフダーマペンで使用する機器は、安いものだと1万円前後で購入できるため、手の届きやすい存在ではありますが、本来のダーマペン施術で使用される類似品や模造品であり、FDAの承認も受けていないもののため、効果や安全性が保障されていません。また、インターネットで購入できるダーマペンのほとんどは海外製品のため、付属される説明書が日本語で記載されていないケースがあります。日本語で記載されていないと、適切な扱い方が分からないので、さまざまなトラブルの原因にもなります。
セルフダーマペンをおすすめしない理由⑧:そもそも医療機関でしか購入できないこと
医療機関で扱っているダーマペンは、FDA認可を受けたものです。FDA認可のダーマペンは一般には販売されておらず、医療機関でしか購入することはできません。そのため、セルフダーマペンでは、医療機関と同等の施術を行うことはできないのです。
セルフダーマペンをおすすめしない理由➈:用意するものが多いこと
セルフダーマペンを行うためには、事前に以下のものを用意する必要があります。
- ダーマペン本体
- 替え針
- 美容液
- 麻酔クリーム
- 消毒液
- 精製水
- ラップ
- コットン
- 美容パック
- 保冷剤
- 鏡 など
上記のように、本体だけ買えばセルフダーマペンができるというわけではありません。本体の他にも購入するべきものが多くあるため、結局「クリニックで受けるよりも高くなってしまった」という事態にもなります。クリニックではオプション料金がかかってしまうことはありますが、必要なものは全て揃っています。
セルフダーマペンで失敗する原因4選!失敗すると起こる肌への影響とは

ここで、セルフダーマペンで失敗する原因と失敗によって起こる肌への影響について紹介します。
セルフダーマペンで失敗する原因
セルフダーマペンで失敗する原因には、以下の4つが考えられます。
- 正しい知識を持っていないこと
- 効果的な深さを知らないこと
- 衛生面の管理方法を知らないこと
- 使用する薬剤や美容液の安全性を知らないこと
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
セルフダーマペンで失敗する原因①:正しい知識を持っていないこと
クリニックでダーマペンを行う場合は、医師やカウンセラーのカウンセリングを経て、治療を行いますが、セルフダーマペンは自分で行うため、正しい知識や技術が不足しています。知識が乏しいまま行うと、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があるため、使用する際は、説明書の使用上の注意をよく読んでから行うようにしましょう。
セルフダーマペンで失敗する原因➁:効果的な深さを知らないこと
ダーマペンは本来、医師が患者ひとり一人の肌状態を見極めて、針の深さを調節して行う施術ですが、セルフダーマペンでは適切な針の深さが分からず、失敗してしまう可能性があります。針の深さが足りなければ思うような効果は出ません。逆に深すぎると、刺激が強すぎて肌トラブルの原因になってしまいます。また、針穴を広げないためには、針をまっすぐ刺すことも大切です。
セルフダーマペンで失敗する原因③:衛生面の管理方法を知らないこと
セルフダーマペンの場合、不衛生な状態で肌に針を刺してしまうと、感染症の恐れや症状悪化に繋がる危険性があります。細菌は小さな穴からも侵入するため、消毒・衛生管理は徹底しなければなりません。セルフダーマペンで用いる針は、本来使い捨てのものであるため、購入費用を抑えるために何度もくり返し使うようなことは絶対にやめましょう。
セルフダーマペンで失敗する原因④:使用する薬剤や美容液の安全性を知らないこと
ダーマペンの施術は、針による刺激で肌の自己再生力を高めるだけでなく、同時に使用する薬剤や美容液の組み合わせによって、さまざまな効果を生みだします。しかし、セルフダーマペンでは、使用できる薬剤や美容液が限られているため、思ったような効果を生み出すのは難しいです。医療機関でしか使用できない薬剤は、当然ながらセルフダーマペンでは使用できません。そのため、クリニックで受けるダーマペンと同等の効果は期待できないのです。
失敗すると起こる肌への影響
セルフダーマペンの失敗によって起こる肌への影響には、以下の症状があります。
- クレーターやニキビが悪化すること
- 色素沈着が起きること
- 肌に傷が残ること
- 肝斑を悪化させること
それぞれの症状について詳しく見ていきましょう。
失敗すると起こる肌への影響①:赤みや腫れが引かないこと
肌に刺激を与えるダーマペンは、適切な使用を守らないと、逆に肌へダメージを与えてしまいかねません。ダウンタイムが長引くと、いつまでも赤みや腫れが引かないといった症状につながってしまいます。
失敗すると起こる肌への影響➁:クレーターやニキビが悪化すること
セルフダーマペンでは、せっかくダーマペンを行ったのに効果が出ないばかりか、悪化してしまうこともありえます。自分で行う場合は、針を刺す行為自体に恐怖が強くなることもあり、しっかりと肌に針を刺せていないということが考えられます。また、針の深度調節に失敗したり、同じ箇所に何度も行ってしまったりすると、クレーターやニキビが悪化してしまいます。
失敗すると起こる肌への影響③:色素沈着が起きること
セルフダーマペンを行う場合、誤った針の深さで刺すと色素沈着を引き起こす可能性が高まります。色素沈着は、メラニン色素が表皮や真皮に沈着して黒ずみができる症状ですが、肌をキレイにしたいという考えから短い間隔で行ってしまうと、かえって逆効果になるため治療間隔には注意が必要です。また、過度な日焼けをした後にダーマペンを行うのも色素沈着の原因になります。
失敗すると起こる肌への影響④:肌に傷が残ること
ダーマペンは針で肌に小さな穴を空ける施術のため、自分で行うと針がまっすぐ刺さらなかったり、不必要に肌を傷つけてしまったりする可能性があります。一度ついた傷は消えずに残ってしまったり、回復するまでに時間がかかったりするため、使用する際は注意が必要です。
失敗すると起こる肌への影響➄:肝斑を悪化させること
セルフダーマペンでは、せっかくダーマペンを行ったのに効果が出ないばかりか、 悪化してしまうこともありえます。自分で行う場合は、針を刺す行為自体に恐怖が強くなることもあり、しっかりと肌に針を刺せていないということが考えられます。また、針の深度調節に失敗したり、同じ箇所に何度も行ってしまったりすると、クレーターやニキビが悪化してしまいます。
そもそもダーマペンとセルフダーマペンはどう違う?主な違いは2つ

ここで、ダーマペンとセルフダーマペンの違いについて紹介します。
ダーマペンとセルフダーマペンの違い①:針の深度の調整できる幅
例えば、ダーマペン4とセルフダーマペンを比較した場合は、ダーマペン4の深度は、0.2~3.0ミリまで調整が可能ですが、セルフダーマペンは0.25~2.0ミリまでしか調整することができません。セルフダーマペンは、力加減で刺す深さが変わる可能性もあるため、肌に過剰な刺激を与えかねないのです。
ダーマペンとセルフダーマペンの違い➁:針を刺すスピード
ダーマペン4は、16針の超極細針で毎秒1,920個の穴を空けられるのに対し、セルフダーマペンは12~36針とさまざまですが、針を刺すスピードはダーマペン4よりセルフダーマペンの方が遅いです。
ダーマペンを安全に行いたいならセルフよりもクリニックを!通う回数や術後のケア方法を紹介

ダーマペンを安全に行うためには、やはり「セルフよりクリニック」ということで、ここで、クリニックに通う頻度や術後のケア方法について紹介します。
クリニックに通う回数
ダーマペンは1回の施術である程度効果が実感できる方もいますが、効果を持続させるには一定期間の間隔を空けて繰り返し施術を受けることが推奨されています。目安として、クリニックでは、か月に1度、4~6回セットの治療メニューを用意しているところが多いです。
術後のケア方法
ダーマペン後のケア方法には、以下の2つがあります。
- 保湿を徹底する
- 紫外線対策を徹底する
それぞれのケア方法について詳しく見ていきましょう。
術後のケア方法①:保湿を徹底する
ダーマペンは極細針で肌に刺激を与えるため、施術後は肌が乾燥しやすくなっています。乾燥した状態を放置していると、新たな肌トラブルを引き起こす可能性があります。そのため、施術後は、保湿を徹底させましょう。

術後のケア方法➁:紫外線対策を徹底する
ダーマペンは、肌に刺激を与える施術のため、施術後は肌が敏感な状態になっています。敏感になっている肌状態のまま紫外線に当たると色素沈着が起こりやすくなるので、しっかりと日焼け対策を行うようにしましょう。日焼け止めや日傘、帽子などで紫外線対策をしっかり行うことで、ダーマペンの効果が最大限に発揮されます。
【大手12院から厳選】ダーマペンのクリニック5選を大発表!ダーマペンならココ

今回、Medimee編集部ではダーマペンで高い効果を得られると話題のクリニック12院を厳選し、その中からさらに「店舗数」と「値段」をもとにオススメのクリニックを5選ピックアップしました!

調査の結果、編集部によって選ばれたダーマペンのおすすめクリニックBEST5を大発表します!
![]() 品川美容外科 | ![]() エミナルクリニック | ![]() エトワールレジーナクリニック | ![]() 共立美容外科 | ![]() TCB東京中央美容外科 | |
総合評価 | 4.8点/5点 | 4.7点/5点 | 4.5点/5点 | 4.2点/5点 | 4.1点/5点 |
店舗数 | 全国37院 | 全国59院 | 全国2院 表参道院、新宿院 | 全国26院 | 全国110院 |
店舗の特徴 | 全国39院展開する大手美容クリニック | 女性専用の良心的な価格の美容クリニック | 皮膚画像解析システムを採用しオーダーメイドの施術を提供するクリニック | 全国26院展開する大手総合美容外科 | 全国に110院展開する大手美容クリニック |
ダーマペン | 最新機種 ダーマペン4 | 最新機種 ダーマペン4 | 最新機種 ダーマペン4 | 最新機種 ダーマペン4 | 最新機種 ダーマペン4 |
全顔/1回(税込) | 17,270円 | 19,000円 (鎮静パック・美容液無料) | 33,000円 | 21,780円 | 19,800円 |
麻酔クリーム | 3,300円 (会員は2,640円) | 無料 | 無料 | 5,500円 | 無料 |
初回体験 | ー | ー | 13,200円 肌診断・麻酔クリーム・炎症止め無料 | ー | ー |
美容薬剤 | ヴェルベット スキン | ヴェルベット スキン/ハイラ アクティブ/ウーバーピール/その他多数 | ヴェルベット スキン | ヴェルベットスキン/ヴァンパイアフェイシャル/その他多数 | ヴェルベットスキン |
公式サイト |
※公式サイトからの仮予約確定後に、予約確定の連絡(電話、メール、LINE)をもって予約確定となります。予約後にクリニックからの連絡をお待ちください。
※予約後の無断キャンセルはクリニックへの迷惑となりますのでお控えください。無断キャンセルの場合にはキャンセル料が発生する場合がございます。
セルフダーマペンをやるなら正しいやり方で!刺激はできるだけ与えないように

ここで、セルフダーマペンの正しいやり方について紹介します。セルフダーマペンは、以下の手順で行います。
- ①洗顔をして肌を清潔な状態にする
- ➁手指を消毒する
- ③麻酔クリームを塗布して、ラップをし、30~60分ほど待つ
- ④ラップを外して、精製水を含ませたコットンで麻酔クリームを拭き取る
- ➄顔に美容液を塗布する
- ⑥ダーマペンで肌に針をあてる
- ➆精製水を含ませたコットンで出血部分を拭き取る
- ⑧フェイスパックをして、保冷剤で肌を冷やす
セルフダーマペン後の肌は敏感な状態なので、肌を強く擦るなどの刺激は避けるようにしましょう。また、当日は日焼け止めやメイクは控えた方がよいです。
ダーマペンはセルフではなくクリニックで受ける方が断然おすすめ!

セルフダーマペンをおすすめしない理由や失敗する原因について紹介しました。セルフダーマペンは、正しい知識や効果的な針の深さを知らなければ、失敗するリスクが高まります。クリニックでは、正しい知識と高い技術を持つ医師が在籍しているため、失敗するリスクが軽減できます。せっかくダーマペンをやるのであれば効果がある方が断然よいので、ダーマペンはセルフではなく、クリニックで受けるようにしましょう。
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