マッサージピールで後悔してしまうケースとは?後悔しないためのポイントも紹介

「最近肌のハリがなくなってきた気がする」「くすみを改善して美白を目指したい」などの肌悩みを抱えている方には、マッサージピーリングがおすすめです。

マッサージピーリングは、専用のピーリング薬剤を肌に優しく押し込むようにマッサージしながら浸透させ、線維芽細胞を活性化させることによりコラーゲン増生を図る治療法ですが、気になるのは、施術を受けて後悔してしまうかどうかですよね。

そこで本記事では、マッサージピーリングで後悔してしまうケースについて詳しく紹介します。後悔しないためのポイントについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

マッサージピールで後悔してしまうケースとは?やりすぎにはご注意を

まずは、マッサージピールで後悔してしまうケースとマッサージピールの効果がないと言われている理由について紹介します。

マッサージピールで後悔してしまうケース

マッサージピールで後悔してしまうケースには、以下の例があります。

  • 想像以上に痛みを感じた
  • かさぶたや皮むけ・赤みが生じた
  • 肌が乾燥してしまった
  • 肌が炎症を起こしやすくなった
  • ビニール肌になってしまった

それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

マッサージピールで後悔してしまうケース①:想像以上に痛みを感じた

マッサージピールは、薬剤を塗布する際に、ピリピリとした痛みを感じることがあります。人によっては、火照ったような感じやチクチクした痛みを感じることがあるため、痛みがゼロというわけではありません。

痛みは自然に治まりますが、どうしても痛みが気になる方は、事前に医師に相談しておきましょう。相談しておくことで、薬剤の量や塗布時間を調整して、痛みを抑えてもらえます。

マッサージピールで後悔してしまうケース➁:かさぶたや皮むけ・赤みが生じた

マッサージピールは、稀にかさぶたや皮むけ、赤みが生じることがあります。とくに口元や目元などの皮膚が薄い部位では、マッサージピールによって赤みや皮むけが生じやすいです。

もし、赤みや皮むけが生じた際は、いつも以上に保湿を徹底し、紫外線対策を念入りに行いましょう。皮が剥けてしまった場合は、無理に剥がさないことをおすすめします。

マッサージピールで後悔してしまうケース③:肌が乾燥してしまった

マッサージピールを短期間で繰り返し受けすぎると、肌の新陳代謝が過度に促進されてしまうとともに、肌の水分を保持する層も取りすぎてしまい、水分の保持力が低下します。結果、肌が極度に乾燥してしまうことがあるため、短期間での受けすぎには注意しましょう。

マッサージピールで後悔してしまうケース④:肌が炎症を起こしやすくなった

マッサージピールをやりすぎた肌は、バリア機能が低下してしまうため、炎症を起こしやすくなります。また、バリア機能が低下した肌に紫外線を浴びると、シミができやすくなってしまうため、保湿と紫外線対策は必ず行うようにしましょう。

マッサージピールで後悔してしまうケース➄:ビニール肌になってしまった

ビニール肌もマッサージピールのやりすぎで起きてしまう可能性があります。

ビニール肌は、角質層がなくなって薄くなり、キメがなくなった状態です。一見、ツヤのある滑らかな肌に見えますが、実はピーリングのやりすぎで肌が薄くなりすぎて、必要な機能が低下しています。皮脂膜が失われているため水分も蒸発しやすく、刺激にも弱くなっているので、肌トラブルの原因にもなりやすいです。

マッサージピールの効果がないと言われている理由とは?アフターケアは十分に

マッサージピールの効果がないと言われている理由には、以下の3つが考えられます。

  • 施術の回数が足りていないこと
  • アフターケアが不十分であること
  • 痛みがなくて効いている感じがしないこと

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

マッサージピールの効果がないと言われている理由①:施術の回数が足りていないこと

マッサージピールは、ニキビ跡のクレーターから毛穴の開き・黒ずみの改善、ハリ・弾力のアップまで、気になる肌トラブルに効果が期待できる施術で、ハリ・弾力の改善やツヤ・透明感のアップなら、1回の施術でも効果を実感できます。しかし、それはあくまで一時的なもののため、効果を維持するには定期的な施術が必要です。

ニキビ跡のクレーターや毛穴の開きなどの場合は、1回で効果を得るのは難しいため、複数回の施術が必要です。施術回数が足りないと「思ったような効果が得られなかった」となってしまうため、マッサージピールを受ける際は、医師と最適な回数を話し合いましょう。

マッサージピールの効果がないと言われている理由➁:アフターケアが不十分であること

マッサージピールを受けた後の肌は、一時的にバリア機能が低下している状態のため、肌トラブルを回避するためにも、アフターケアは重要になります。具体的には、紫外線対策と保湿を徹底させることです。日焼け止めを塗るのはもちろん、日傘や帽子などで日差しから肌を守りましょう。また、施術後の肌はとても乾燥しやすいので、いつも以上にしっかり保湿を行いましょう。

肌への負担を軽減するために、日焼け止めや化粧水は、低刺激のアイテムを使用しましょう。

マッサージピールの効果がないと言われている理由③:痛みがなくて効いている感じがしないこと

痛みの感じ方には個人差がありますが、マッサージピールは、施術時の痛みがほとんどありません。そのため、「コレ、効いてるのかなぁ?」と思ってしまうことがありますが、効果はしっかりと期待できるので、心配する必要はないです。

マッサージピールで後悔しないためにも覚えておこう!適切な施術回数や頻度・副作用は?

ここで、マッサージピールの適切な施術回数や頻度、副作用などについて詳しく紹介します。

マッサージピールの適切な施術回数

マッサージピールの施術回数は、5回ほど繰り返し受けることが推奨されています。回数が少なすぎると効果を実感できませんし、回数が多すぎるとビニール肌になって、さらなる肌トラブルを招きかねないので、適切な施術回数で受けるようにしましょう。

マッサージピールの適切な頻度

マッサージピールの最適な頻度は、最初は2~3週間おきに1回のペースで5回繰り返し、その後は肌の状態を維持するために1~2ヶ月に1回のペースで受けることが推奨されています。

マッサージピールの副作用

マッサージピールの副作用には、術後の軽い赤みや腫れ、乾燥、かぶれなどがあります。これらの症状は、個人差はありますが、通常数時間から1〜2日内で自然に治まります。また、過剰に刺激を受けた肌では、皮むけやヒリヒリ感を感じることもあります。

マッサージピールで後悔しないためのポイントとは?ダーマペンとの併用で更なる効果も期待大!

ここで、マッサージピールで後悔しないためのポイントについて紹介します。

マッサージピールで後悔しないためのポイント3選

マッサージピールで後悔しないためには、以下3つのポイントがあります。

  • セルフで行わないこと
  • エステサロンではなく美容クリニックを選ぶこと
  • 実績が豊富な美容クリニックを選ぶこと

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

マッサージピールで後悔しないためのポイント①:セルフで行わないこと

マッサージピールをセルフで行うと、やりすぎてしまったり、安全性の確保ができていなかったりするため、おすすめできません。適切なマッサージピールの方法を理解していない状態でセルフで行うと、薬剤を塗布しすぎたり、マッサージをやりすぎたりして、炎症を起こしてしまう恐れがあります。

また、個人輸入で入手した薬剤が、偽物だったり、適切な環境で保存されていなかったりなど、安全面においても危険性を伴います。

マッサージピールで後悔しないためのポイント➁:エステサロンではなく美容クリニックを選ぶこと

マッサージピールで使用する薬剤の「PRX-T33」は、真皮にまで達する強い薬効があることから、医療機関でのみ取り扱いが許可されています。エステサロンで「ピーリング」と謳っていても、PRX-T33ではない薬剤を使用している場合が多いため、思ったほどの効果が現れず、過度な回数マッサージピールをやりすぎてしまって、逆に肌にダメージを与えてしまう恐れがあります。

また、マッサージピール効果は、施術者のマッサージ技術にも左右されるので、強くマッサージをやりすぎても、逆に弱すぎても効果が出ません。マッサージピールの効果を適切に得るためには、美容クリニックで受けることをおすすめします。

マッサージピールで後悔しないためのポイント③:実績が豊富な美容クリニックを選ぶこと

マッサージピールで後悔しないためにも、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。美容医療は、どのようなクリニックを選ぶかによって満足度が大きく異なるため、実績があるクリニックを選ぶことで安心して施術に挑めます。

ダーマペンとの併用でより効果を実感できる

ダーマペン4で皮膚に微細な穴をあけ、そこにマッサージピールの「PRX-T33」を浸透させることで、毛穴の開きやニキビの改善に効果のあるダーマペン4の作用に加え、ハリ、ツヤ、小じわ、美肌、くすみ、たるみに効果のあるマッサージピールの効果を単体施術よりも早く実感することができます。

併用させることでマッサージピールの効果をより実感できるので、興味のある方は、ぜひ両方を受けてみてください。

マッサージピールに関するよくある質問

ここで、マッサージピールに関するよくある質問と回答を紹介します。

マッサージピールに関するよくある質問①:施術を受けられない人はいますか?

以下の方は、マッサージピールを受けることはできません。

  • 薬剤アレルギーの方
  • その他アレルギー体質の方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • アトピー・脂漏性皮膚炎の方
  • 皮膚疾患の方
  • 重度の敏感肌の方

マッサージピールは比較的肌に優しい施術ではありますが、上記に当てはまる方は、施術を断られる可能性があります。施術の対象となる方はクリニックによって異なるので、カウンセリングで確認しておきましょう。

マッサージピールに関するよくある質問➁:肝斑でもできますか?

マッサージピールの薬剤「PRX-T33」に含まれるコウジ酸は、メラニンの生成に関わる酵素や情報伝達物質の働きを抑制する作用があるため、肝斑にも効果が期待できるとされています。

しかし、肝斑は摩擦や刺激で増える特性があるため、肝斑のある部位に対しては特別丁寧に施術することが求められます。強いマッサージをやりすぎると、肝斑を悪化させてしまう可能性もあるため、マッサージピールの経験が豊富な医師のもとで施術を受けるようにしましょう。

マッサージピールに関するよくある質問③:メイクはいつからできますか?

マッサージピールは、施術直後からメイクが可能です。ただし、マッサージピールと他の施術を同時に受けた場合は、その施術に準じます。

また、アルコールやスクラブ、レチノイン酸ハイドロキノンなどは、マッサージピール後の肌には刺激が強いため、術後2週間は控えることをおすすめします。

マッサージピールに関するよくある質問④:何回で効果が実感できますか?

マッサージピールの効果が現れるタイミングは、早い方で施術当日に効果を感じることがありますが、多くの方は施術から数日以内に効果を実感します。施術後数日が経過すると、コラーゲンの活性化により、美肌効果がより感じられるようになりますが、個人差があることは覚えておきましょう。

マッサージピールで後悔しないためにもクリニック選びは大事

マッサージピーリングで後悔してしまうケースをはじめ、後悔しないためのポイントなどについて紹介しました。

マッサージピーリングは、専用のピーリング薬剤を肌に優しく押し込むようにマッサージしながら浸透させ、線維芽細胞を活性化させることによりコラーゲン増生を図る治療法です。

後悔しないためにはクリニック選びが重要になるので、マッサージピーリングを受ける際は、慎重にクリニックを選ぶようにしましょう。

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