思春期ニキビと大人ニキビはどう違うの?それぞれの原因と対処法を徹底解説

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記事の監修者

看護師|雪さん

美容看護師歴2年。美容クリニックで勤務中。実際に、患者への美容施術やカウンセリングを行っている。患者の肌質によってレーザーのパワーを細かく調節すること、施術間隔のペースの提案、施術の組み合わせ方のアドバイスが得意。

思春期ニキビと大人ニキビの5つの違いとは?それぞれの原因と対処法を徹底解説

思春期ニキビと大人ニキビの5つの違いとは?それぞれの原因と対処法を徹底解説

「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」、聞いたことはあるけど具体的にどう違うの?
と思っている人は多いでしょう。また、今あるニキビはどちらなのか、どうすれば治るのかも気になりますよね。

思春期ニキビと大人ニキビは主に年代によって使い分けられますが、原因が違うため対処法も全く異なります。

当記事では、思春期ニキビと大人ニキビができる原因とそれぞれの対処法について徹底解説します!

一般的に、10代にできるニキビは「思春期ニキビ」、20代以降にできるニキビは「大人ニキビ」と呼ばれます。しかし、実は年代以外にも様々な違いがあるんです。ここでは、思春期ニキビと大人ニキビの主な違い5つをご紹介します。

今あるニキビの種類と正しい対処法を知って、美肌を目指したい人はぜひ参考にしてください♪

思春期ニキビと大人ニキビは発生する「原因」に違いあり!それぞれのニキビができる原因をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビは発生する「原因」に違いあり!それぞれのニキビができる原因をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビは根本的な原因が違います。それぞれが発生するメカニズムと原因を見てみましょう。

【思春期ニキビができる原因】ホルモン分泌の増加による過剰な皮脂の分泌

思春期とは、子どもが大人へと成長するための移行期間とされており、一般的には8~17・18歳頃までの期間を指します。

思春期には性ホルモンや成長ホルモンの分泌が活発になり、それらのホルモンが皮脂腺を刺激して皮脂が過剰に分泌されます。そしてその皮脂が毛穴を詰まらせたり、アクネ菌が繁殖しやすくなったりすることで「思春期ニキビ」が発生します。

【大人ニキビができる原因】生活習慣の乱れによるターンオーバーの乱れ

一方、大人ニキビは、ひと言でいうと「ターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)の乱れ」が原因でできます。ターンオーバーが乱れると古い角質が肌にたまり、毛穴をふさいで炎症を起こし、大人ニキビとなります。

ターンオーバーの乱れには以下のような要因があります。

不規則な食生活/ 寝不足/ 飲酒や喫煙/ ストレス/ 間違ったスキンケア/ ホルモンバランスの乱れ

上記は全て大人ニキビを誘発する原因になり得ます。そのため、大人ニキビを治療するにはできてしまったニキビの炎症を抑えると同時に、生活習慣や食生活を見直すことが大切です。

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「部位」に違いあり!それぞれのニキビができやすい部位をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「部位」に違いあり!それぞれのニキビができやすい部位をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビはできる部位も違うってご存じでしたか?それぞれのできやすい部位と原因について見てみましょう。

【思春期ニキビができやすい部位】おでこや鼻などのTゾーン

思春期ニキビは顔全体にできやすいですが、取りわけ皮脂の分泌量が多いTゾーン(おでこから鼻先or鼻周り)に発生します。

周囲の視線がひと際気になりやすい多感なお年頃のため、つい気になって触りたくなってしまうかもしれませんが、むやみに触ると悪化の原因になります。強く触ったり、つぶしたりするとニキビ跡が残る原因にもなるため、注意しましょう。

【大人ニキビができやすい部位】あごやフェイスラインなどのUゾーン

一方、大人ニキビは、顔の中でも皮脂の少ない、口の周辺やほほから顎にかけてのフェイスライン(Uゾーン)にできやすいです。そのため、乾燥肌の人でも大人ニキビができることはあります。また、顔以外、首やデコルテにもできやすいのが特徴です。

大人ニキビには様々な要因が影響しており、生活習慣の乱れや乾燥・ストレスに注意することが大切です。首やデコルテにできる大人ニキビは、衣服の素材やシャンプーや洗顔料のすすぎ残しが刺激となって、発生することもあります。

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「肌質」に違いあり!それぞれのニキビができやすい肌質をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「肌質」に違いあり!それぞれのニキビができやすい肌質をご紹介

思春期ニキビができやすい人と大人ニキビができやすい人は、肌質が違います。それぞれができやすい人の肌質について解説します。

【思春期ニキビができやすい肌質】脂っぽい肌

思春期ニキビは「脂性肌」の人にできやすいです。思春期にあたる10代の頃は、ホルモンの変化によって皮脂腺から多くの皮脂が分泌されやすくなっており、ニキビや肌のテカリが発生しやすくなります。過剰な皮脂によって毛穴が詰まり、炎症を起こして思春期ニキビになるというメカニズムです。

【大人ニキビができやすい肌質】乾燥肌~脂性肌

一方、大人ニキビは肌質問わずできてしまいます。大人ニキビの原因はひと言でいうと「ターンオーバーの乱れ」です。ターンオーバーが滞ると古い角質が肌上に溜まり、毛穴をふさぐことで大人ニキビとなります。そのため、「皮脂分泌量に関わらずできる」のが特徴です。

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「年代」に違いあり!それぞれのニキビができやすい年代をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「年代」に違いあり!それぞれのニキビができやすい年代をご紹介

思春期ニキビができる年代と大人ニキビができる年代も異なります。一般的には思春期ニキビは「10代でできるニキビ」、大人ニキビは「20代以降でできるニキビ」と呼ばれますが、それぞれについてより詳しく見てみましょう。

【思春期ニキビができやすい年代】高校生をピークに10代全般で発生する

思春期ニキビは小学校の高学年から中学生の間にでき始め、高校生の頃にピークを迎えるパターンが多いです。成長期が終わった20歳前後になると、皮脂の分泌が落ち着いてきて自然とできなくなる(改善する)傾向がありますが、人によっては20代以降もニキビが長引くこともあります。

株式会社リクルート(ホットペッパービューティーアカデミー)が実施した10代の肌悩みに関するアンケート結果では、10代の女子・男子ともに「ニキビ」が上位にランクインしています。

引用:ホットペッパービューティー「性別・年代別の悩み」

【大人ニキビができやすい年代】成長期が終了した20代以降で発生する

一方、大人ニキビは20歳前後から発生し、一生における男性ホルモンの分泌量がピークを迎える25~26歳頃を境に、徐々に減少していくことが多いです。男性ホルモンの分泌量の減少に伴い、大人ニキビの出方も減って、30歳くらいまでには大半の人が落ち着く傾向があります。

しかし、人によっては20代を過ぎても大人ニキビが治らないこともあります。株式会社ファンケルが実施した「肌の悩みに関するアンケート」の回答結果を見てみましょう。

引用:株式会社ファンケル「肌の悩みに関するアンケート」

上記の図によると、20代以降も大人ニキビに悩んでいる女性が一定数存在するという結果が出ました。大人ニキビは一般的に「吹き出物」とも呼ばれ、世の女性の悩みの種になっています。

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「季節」に違いあり!それぞれのニキビができやすい季節をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビはニキビができやすい「季節」に違いあり!それぞれのニキビができやすい季節をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビはできやすい季節にも違いがあります。それぞれのできやすい季節と対処法を知って、新たなニキビの発生を防ぎましょう!

【思春期ニキビができやすい季節】春から夏にかけてニキビが多くなる

思春期ニキビができやすい季節は、新陳代謝とホルモン分泌が活発になる春から皮脂分泌が盛んになる夏までです。特に春は入学や進級、就職などで生活環境が変わりやすい時期のため、ストレスにより思春期ニキビができる場合もあります。

【大人ニキビができやすい季節】季節を問わず1年中ニキビができる

一方、大人ニキビは「ターンオーバーの乱れ」が原因のため、季節を問わず年中できやすい、という特徴があります。しかし、最もできやすいのは乾燥する「冬」です。

角質層の水分量が足りなくなると、肌を守るためのバリア機能が大幅に低下し、ニキビの初期段階である角栓発生が起こりやすくなるからです。皮脂膜が張られにくいUゾーンのニキビが多発する傾向にあるため、頬や口周りのニキビに悩んでいる人は、真冬の保湿ケアを重視しましょう。

思春期ニキビと大人ニキビの特徴のまとめ

思春期ニキビ 大人ニキビ
原因 過剰な皮脂 ターンオーバーの乱れ(肌の乾燥、ストレス、生理周期、角化などによる)
部位 顔全体orTゾーン(おでこから鼻先/鼻周り) Uゾーン(頬/口のまわり/顎)or首・デコルテ
肌質 脂性肌 乾燥肌・普通肌・脂性肌
年代 10代全般(小学校高学年~高校生) 20代以降
季節 春・夏 1年中

思春期ニキビと大人ニキビはどうやって治せばいいの?それぞれのおすすめの対処法をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビはどうやって治せばいいの?それぞれのおすすめの対処法をご紹介

思春期ニキビと大人ニキビは原因が違うため、治し方も異なります。それぞれのニキビのベストな対処法をご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね♪

【思春期ニキビの治し方①】こまめな洗顔で肌を清潔に保つ

皮脂が肌に長時間ついたままだと、酸化して思春期ニキビを引き起こすきっかけになります。朝晩2回の洗顔で余分な皮脂汚れを取り除き、ニキビを予防しましょう。部活の後や体育の後で皮脂や汗を流す時にはぬるま湯だけでもOKです。洗い過ぎて必要な皮脂まで取り去ってしまうと、皮脂がさらに分泌されて悪循環となるため、洗顔料を使用するのは朝晩2回までがおすすめです。

【思春期ニキビの治し方②】脂っぽい食品を避け、ビタミンを多く含む食品をとる

肌をつくる元となる「たんぱく質」や、皮脂の量を抑える「ビタミンB2」、ニキビの炎症を防ぐ「ビタミンC、ビタミンE」を積極的に摂りましょう。糖質や脂質をたくさん摂ると皮脂が分泌されてニキビができやすくなるため、食べ過ぎないよう注意が必要です。

思春期は成長期の時期なので、ニキビ対策だけではなく、身体の成長や健康を考えて栄養バランスのよい食事を摂ることが大切です。

【思春期ニキビの治し方③】皮膚科で外用薬の「ディフェリンゲル」と「べピオゲル」を処方してもらう

思春期ニキビは皮膚科で治療することも可能です。保険適用で処方してもらえる薬もあるため、早期にかつ確実に治したいなら皮膚科での治療を検討してみましょう。

ディフェリンゲルは、思春期のニキビの80%以上に効果が期待できる塗り薬です。目に見えない極めて小さい毛穴の詰まりや面ぽう(白ニキビ・黒ニキビ)、さらに進行し炎症をおこした赤ニキビまで、ほとんどのニキビを減らす効果が期待できます。

ベピオゲルは、「過酸化ベンゾイル」を有効成分とするニキビ治療薬です。抗菌作用とピーリング作用の2つの作用で、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑制し、角質を剝がれやすくする効果も期待できます。思春期ニキビから大人ニキビまで、年代問わず使えるのも特徴です。

思春期ニキビを治すならココ!おすすめのクリニックを紹介

「ディフェリンゲル」と「べピオゲル」の効果を高めるためには、クリニック選びも非常に重要です。クリニックを選ぶ際には「初診料・カウンセリング料が無料」・「トライアルプラン・モニター制度の有無」・「アフターフォローの充実度」に注目して選びましょう!

上記のポイントをおさえ、さらにニキビ治療の症例数が豊富な「アクネクリニック」「フェミークリニック」「品川美容外科」は特におすすめですよ♪

オラクル美容皮膚科

(0件)・5院
世界基準のサービスを日本でも提供するクリニック
コース内容についてもっと詳しく

品川スキンクリニック

(0件)・24院
豊富な経験と高い技術でキレイをサポートする老舗クリニック
コース内容についてもっと詳しく

フェミークリニック

(0件)・7院
オーダーメイドで治療のプランを組み立てるクリニック
コース内容についてもっと詳しく

「ディフェリンゲル」と「べピオゲル」を処方してくれるクリニックを選ぶなら、上記のクリニックのように初診料・カウンセリング料が無料、トライアルプランありでお得に受けられたり、アフターフォローが充実していたりするところを選んでみてください。
どこにしたらいいか迷ったら、まずは上記3つのクリニックのカウンセリングを予約するのがおすすめです!

【大人ニキビの治し方①】洗顔と保湿で肌の乾燥対策をする

大人ニキビを予防・改善するためには、肌状態を整えるスキンケアの見直しが必要です。正しいクレンジング&洗顔、保湿ケアの仕方をおさらいしましょう。

正しいクレンジング&洗顔の仕方

クレンジングと洗顔の際は、肌を「擦って」汚れを落とさないよう注意しましょう。ニキビがあると肌の凹凸が気になり、つい滑らかになるよう力を入れて洗いがちですが、肌へ負担をかけると症状が悪化する可能性があります。

肌に摩擦を与えないよう、クレンジングは40~50秒を目安にやさしく馴染ませます。洗顔時も指が肌に直接触れないように洗顔料をしっかりと泡立て、メレンゲ状の泡で20~30秒を目安に包み込むように洗います。

洗顔後はタオルを押し当てるように水分を拭き取り、最後まで肌を擦らないように徹底しましょう。

正しい保湿ケアの仕方

洗顔後は、肌表面が皮脂で覆われていないため、肌の乾燥が進みやすい状態となっています。すぐに保湿して、肌に潤いを与えましょう。

ポイントは、ニキビを刺激しないようコットンではなく手で化粧品を浸透させることです。手のひらに化粧水をとって、顔全体を包むようにハンドプレスすることで、摩擦感の無い保湿ケアができます。化粧水で肌を潤わせた後は、乳液や美容液でさらにしっかりと保湿します。油分のあるクリームやオイルはニキビがある部分への使用を避け、乾燥している部分だけに使いましょう。

【大人ニキビの治し方②】栄養バランスのいい食事を1日3回とる

大人ニキビを予防・改善するには食事の内容を見直すことも大切です。糖分や脂質を控え、タンパク質や野菜を意識して摂りましょう。外食が多かったり、偏食だったりでどうしても栄養が偏りがちな人は、サプリメントを活用してもOK!脂質代謝を促すビタミンB2・ビタミンB6や、美肌作用のあるビタミンC・ビタミンEのサプリメントなどがおすすめです。

>夜中や寝る2時間前に食事をしないように気をつけて、睡眠の質を下げない

【大人ニキビの治し方③】美容クリニックでの「ケミカルピーリング」や「フォトフェイシャル」で根本的な肌改善をする

繰り返すニキビや悪化したニキビを治療するには、美容クリニックでの施術が有効です。

ケミカルピーリングとは、一般的に「フルーツ酸」と呼ばれる薬剤を肌に塗り、その作用によって角層の一部を取り除く治療方法です。皮膚の再生を促し、ニキビ以外にも美白、シミ、シワ改善の効果が期待できます。

フォトフェイシャルは、赤みや色素沈着などのニキビ跡に効果が期待できる施術です。周波数の異なる複数の特殊な光を肌に照射することで、ニキビやニキビ跡だけでなく、毛穴の開き・赤ら顔・シミ・くすみ・たるみ・しわ・そばかす・肝斑など、気になる複数の肌悩みに同時にアプローチできます。

大人ニキビを治すならココ!おすすめのクリニックを紹介

「ケミカルピーリング」や「フォトフェイシャル」の効果を高めるためには、クリニック選びも非常に重要です。クリニックを選ぶ際には「初診料・カウンセリング料が無料」・「トライアルプラン・モニター制度の有無」・「アフターフォローの充実度」に注目して選びましょう!

上記のポイントをおさえ、さらにニキビ治療の症例数が豊富な「アクネクリニック」「フェミークリニック」「品川美容外科」は特におすすめですよ♪

オラクル美容皮膚科

(0件)・5院
世界基準のサービスを日本でも提供するクリニック
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品川スキンクリニック

(0件)・24院
豊富な経験と高い技術でキレイをサポートする老舗クリニック
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フェミークリニック

(0件)・7院
オーダーメイドで治療のプランを組み立てるクリニック
コース内容についてもっと詳しく

「ケミカルピーリング」や「フォトフェイシャル」を受けるクリニックを選ぶなら、上記のクリニックのように初診料・カウンセリング料が無料、トライアルプランありでお得に受けられたり、アフターフォローが充実していたりするところを選んでみてください。
どこにしたらいいか迷ったら、まずは上記3つのクリニックのカウンセリングを予約するのがおすすめです!

【まとめ】思春期ニキビと大人ニキビはさまざまな違いあり!それぞれの原因にあった対処法でニキビがないきれいな肌を目指そう!

【まとめ】思春期ニキビと大人ニキビはさまざまな違いあり!それぞれの原因にあった対処法でニキビがないきれいな肌を目指そう!

思春期ニキビと大人ニキビはどちらも「毛穴の詰まり」が原因で発生しますが、毛穴の詰まりを引き起こすメカニズムが異なります。

思春期ニキビはどうしても皮脂分泌が多くなりがちな10代の頃にできやすいものの、成長期が終わった20歳前後には落ち着く傾向があります。ただし、正しいスキンケアや生活習慣を心がけないと、引き続き今度は大人ニキビに悩む可能性も。どの年代においても、ニキビを出させないライフスタイルを心がけることが大切です。

また、思春期ニキビも大人ニキビも皮膚科または美容クリニックでの治療が可能です。信頼できる医療機関での治療は、自己流で行うよりも早くまた確実な効果が期待できます。気になるニキビをすぐに治したいと思ったら、当記事でご紹介した治療法をぜひ検討してみてくださいね♪

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