柴田 滉平 先生 東岡崎美容クリニック

東岡崎美容クリニック 副院長

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プロフィール基本情報

東岡崎美容クリニック  柴田 滉平 先生

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略歴
国立浜松医科大学卒業後、品川美容外科 名古屋院にて勤務。アンチエイジングを専門領域として学び、注入治療・若返り治療を1日30~40件程度、年間7000件提供。その後、脂肪吸引の技術力も身につけながら、多くのご指名やリピーター様を獲得。現在はガーデンクリニック名古屋院と東岡崎美容クリニックを兼任。
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ドクター直撃インタビュー

東岡崎美容クリニック  柴田 滉平 先生

まずは美容医療をめざしたきっかけを教えてください。
柴田 滉平

もともとのきっかけは、自分自身が肌が弱かったことです。自然と皮膚の表面に興味を持ち、皮膚をきれいにすることへの魅力を感じるようになりました。

先輩ドクターから美容医療について「やりがいのある仕事」と聞いて、何度も見学に行っているうちに美容医療の良さを感じたことが本格的にスタートしたきっかけです。

美容医療はマイナスをプラスに持っていくハードルの高い領域ですし、訴訟リスクなどもある難しい分野というイメージが強かったんですが、実際に現場に入ってみると本当に悩んでいる患者さんは非常に多くいて、悩んでいた患者さんがきれいになることで心まで明るくなっていくことを実感できました。

今は患者さんが「自分で選んでここに来てくれた」ということが、私にとって一番やりがいを感じるポイントです。その思いにしっかり応えるために、毎回本気で向き合える。それが本当に楽しいですね。

東岡崎美容クリニックでのこだわりなどを教えてください。
柴田 滉平

美容医療って、適応さえ間違えなければ受ければしっかり効果がでる素晴らしい医療なんです。ただ、どうしても価格が高くて「1回は良かったけど続けられない」という方が多いことも現実です。

特に最近の美容医療は、昔のような「顔を変えるもの」というイメージから大きく変わってきています。若さを保つためのメンテナンス治療、いわゆるアンチエイジングが主流になっていますよね。

こうしたアンチエイジング治療は、一度で終わるものではなく、定期的に継続していくことがとても大切です。価格が高すぎたり、通いにくい場所にあったりすると、どうしても継続が現実的ではありません。

私たちは、美容医療も保険診療と同じように「かかりつけ医」のような存在として、患者さんと長くつながっていけるクリニックを目指しています。そのためにも、できるだけ通いやすい立地で、気軽に足を運んでもらえるような環境づくりを心がけています。

副院長は、品川美容外科でアンチエイジングや脂肪吸引を専門的に学ばれたと聞きました。特に脂肪吸引は症例数も豊富ですが、その点でご自身の強みなどは感じられますか?
柴田 滉平

私が強みとしているのは、脂肪吸引の中でも特に「お腹の脂肪吸引」です。

脂肪吸引って二の腕や脚などさまざまな部位がありますが、実は「お腹の脂肪吸引」ができるドクターは、日本でも本当に限られているんです。二の腕は対応できる先生がたくさんいらっしゃるのですが、お腹に関しては単純に難易度が高く、技術を継承できるドクターが減ってきたこともあり、対応できる人がごくわずかというのが現実です。

お腹の脂肪吸引が難しい理由はいくつかあります。まず、寝ている状態と立っている状態で見た目が大きく変わること。そして、皮膚のたるみや左右差が出やすいこと。たとえ手術中にうまくいったと思っても、起き上がったときに左右で凹凸が出てしまうことがあるんです。

そうした中で、私は“チューリップシリンジ”という特別な器具を使った技術を学んできました。この方法では、お腹を細かく12部位にブロック分けし、それぞれの吸引量を丁寧に測りながら行います。そのため、左右差が出にくく、自然で美しい仕上がりになることが特徴です。

また、陰圧(吸引の強さ)をあえて少し弱めに設定することで、身体への負担を最小限に抑え、出血リスクも軽減できるようなやり方をしています。こうした方法により、脂肪吸引でよくある「ボコつき」や「左右差」といったトラブルを未然に防ぐことができます。

施術を受けられた患者様で印象に残っているエピソードはありますか?
柴田 滉平

印象的なエピソードばかりですが、やはり脂肪吸引は施術の中でも特に感謝の重みを実感します。

脂肪吸引を受ける多くの方は、十年、二十年とご自身で頑張って来られた人たちです。そういう患者様がダウンタイムを乗り越えて、「先生のおかげでこの脂肪が取れた」と見せてくれるんですね。

当院での脂肪吸引の施術後は、モニター症例だけでなく、安全のためにも数ヶ月ごとに検診を実施していますが、患者様の方から足を運んで努力や変化を見せてくれることも多くあります。

自分がめざしている “かかりつけのクリニック” の姿になっていると思い、やりがいを感じる瞬間です。

最後に、美容医療を受けるかどうか悩んでいる方にメッセージをお願いします。
柴田 滉平

最近は美容医療に対する意識が高まる一方で、敷居が高く「私なんかが受けてもいいのかな」とか、「こんなこと相談していいのかな」と迷っている方が本当にたくさんいらっしゃいます。また、「何を受けたらいいのかわからない」「漠然と悩んでいるけど、自分が何に悩んでいるかもよく分からない」という方も非常に多く、そうなると美容クリニックに足を運ぶこと自体、ハードルが高く感じられるのも当然だと思います。

だからこそ、私たちはそうした気持ちをしっかり受け止めたうえで、患者さん一人ひとりと一緒に、その人にとって最適な美容医療の答えを見つけていくことを大切にしています。

医療者側から見ると「これがベスト」という提案があることも確かですが、患者さんにはそれぞれ事情があります。たとえば「ダウンタイムが取れない」「予算の都合がある」「そこまで大きく変わりたくない」といった、一人ひとり異なる希望や事情があるんです。

そうした背景を無視して、医療者側の「正解」を押しつけるのではなく、対話を通じて一緒に正解を見つける。私は、それが本当の意味でのカウンセリングだと思っています。

当院にはドクターが2名在籍しており、それぞれの患者さんにしっかり時間をかけて向き合える体制が整っています。ですので、「何を受ければいいか分からない」という方も、まずはおしゃべりしに来る感覚で、気軽に遊びに来ていただけたら嬉しいです。

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